沖縄県内には地元に愛される人気店がたくさんありますが、地元の人にも、観光客にも人気なのが「番所亭」です。麺にはウコンを練り込んだ自家製麺と、化学調味料不使用であっさりとしたかつお風味のスープがこだわりのお店です。
番所亭(ばんじゅてい)とは
「番所亭」という名称は「道の駅」喜名番所のそば(隣)のそば屋ということで番所そばと名付けたそうです。
ブーゲンビレアでかこまれた入り口が印象的です。
番所亭の店内へ
注文方法は、テーブルにある用紙に記入してレジで前払いになります。
店内は昔ながらの懐かし食堂といった感じです。気取らない雰囲気が居心地のよさを感じます。お昼時間に行くと満席で入れないこともあるので、平日の13:30頃に行ってきました。
壁には県内外の有名人のサインが飾られています。現在も活躍されている方や往年のスターも来店しているようです。
カウンターもあるので一人での食事でも入りやすいです。
番所亭のメニュー
フェーレーすば(ソーキ・テビチ・三枚肉)920円
フワフワやわらかなテビチ、やわらかくしっかり味のしみこんだソーキ、三枚肉は贅沢で絶品です。
フェーレーすばを選んだ理由は豚肉三点セットが贅沢に入っていたからでもありますが、メニューの最初のページに「フェーレー」に関するちょっとした物語をよんで食べたくなりました。物語をイメージして食べるのも楽しめますよ。
フェーレーすばの「フェーレー」とは?
ここの場所から数キロ先に行った所に多幸山という山にフェーレーという山賊が出没して道行く人々から金品を奪ったという伝説があります。その荒々しい大男のフェーレーが食したであろうと想像したボリュームたっぷりのそばをフェーレーすばと名付けたようです。
Bセット(ソーキ丼小・小すば)750円
ソーキ丼の味噌だれのソーキはお箸でほぐせるぐらいやわらかです。こちらのセットは小さめなので、女性やお子様でも完食出来ますよ。
番所亭の営業時間- 営業時間:11:00~20:30(L・O)(火曜日15:30閉店)
- 定休日:水曜日(水曜が祝日の場合は11:00~16:30 L・O )
- 休憩時間:平日15:00~17:00
- 駐車場:あり(無料)
食事のあと道の駅喜名番所に寄ってみた
番所亭から歩いて数分の所に「道の駅」喜名番所があります。今まで道の駅とは知らず入ったことがなかったので今回初めて入ってみました。。
「道の駅」喜名番所とは
1908年に存在していた当時の役場を忠実に再現した建物です。
一見するとどういう施設か分かりづらいので入るには戸惑うかもしれません。
お土産や食べ物などは販売していませんが、休憩所として利用出来ます。
最初は観光案内所として整備されていたこともあり、施設内では読谷村の歴史の資料や観光スポットを教えてくれるガイドさんが親切に対応してくれます。
私もガイドさんから読谷村の歴史や喜名番所の歴史を説明してもらいましたが、初めて知ることが多く読谷村に来る機会があれば、番所亭でソバを食べて喜名番所で読谷村の歴史に触れて村内を観光してはいかがでしょうか。
道の駅喜名番所のアクセス- 住所:〒904-0302 沖縄県中頭郡読谷村字喜名1−2
- TEL:098-958-2944