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現状、沖縄でコロナ感染した際の完治までの流れ

体温計

徹底してコロナ感染予防をしてきたはずの我が家ですが、ついに旦那さんがコロナ陽性者になってしまいました。運よく私と娘は自宅以外の場所で隔離生活ができたものの、旦那さんの治療および完治まではとても大変でした。そこで実体験から見えてきた沖縄・自宅療養の現実をご紹介します。

「感染した?」の瞬間から始まる自宅療養の難しさ

旦那さんに「コロナかも?」という疑いの症状が出たのは、夜中のことだったようです。たまたま娘が夏休みに入ったばかりだったため、私と娘は自宅近くのホテルでプチ旅行に出たばかりでした。

前日、出かける少し前に旦那さんと会話をしたときには特別な症状もなく、いたって普通の状態だったのですが、翌朝電話で話をすると高熱でうなされている状態…。さすがにその状況ですぐにコロナ感染を疑い、沖縄県の発熱相談コールセンターに電話をします。

ところが24時間対応なのに、何度電話しても一切繋がりません。旦那さんは電話口でも朦朧としている状態だったのでひとまず私が電話で検査ができる医療機関を調べようと電話をかけますが、1時間かけまくっても電話は繋がりません。

午前9時前後はどこに電話をかけても無駄

熱が出たと旦那さんから連絡があったのは朝6時。それから旦那さんへの電話連絡をはさみながら発熱相談コールセンターに電話をかけ続けたものの、電話がつながったのは当日の朝10時過ぎでした。

8時半を過ぎたあたりから関係機関への電話はまったくつながらなくなり、コールが聞こえるようになったのが9時半過ぎ。その間も県指定の発熱外来医療機関に電話を掛けますが、こちらもまったく繋がりません。

診療開始時間の9時を待って電話をかけても常に話し中の状態でしたし、ようやくつながった医療機関では「当院に通院していますか?」とたずねられ、通院していないと答えると「初診は受け付けていません」と即電話が切れてしまいました。

かかりつけの病院もあるのですが発熱外来医療機関の指定ではないため仕方なく電話したのに、ようやくつながった先が「初診拒否」「電話・即切り」の対応で、すでにこの時点で気力はゼロどころかマイナスレベルに達していました。

内科以外の医療機関が狙い目だった

発熱相談コールセンターは繋がらない、発熱外来指定病院も初診は断られる、と検査を受ける前から困難な状況だったのですが、検査・診察を受け入れてくれたのは意外にも耳鼻科の発熱外来指定病院でした。

すぐに診察を受けに来てよいとの返事があり、旦那さんに電話で連絡をし、車で病院まで移動。検査の結果陽性とわかったわけです。

ちなみに私は病院内には入らず車内を消毒しながら県の発熱相談コールセンターに電話をしていたのですが、旦那さんのコロナ陽性結果が出る直前にようやく電話がつながったため、結果として何の意味もありませんでした。

「薬ってこれだけ?」とびっくりした現実

検査で陽性が分かってすぐに処方された解熱剤を飲んだ旦那さんは、しばらくすると熱も落ち着いたようですが、今度は病院からなかなか出てきません。

なにしろ当時は1日5000人近い新規感染者が発生した時期で、受診した病院には旦那さん同様ほかの指定医療機関で断られた人も多く、とんでもない数の人が院内にいたようです。ようやく病院から出てきたのは昼をとっくに過ぎた頃…。ただそれよりももっと驚いたのが、持たされた薬の内容でした。

解熱剤と痛み止めのみで本当に大丈夫なのかと不安に…

病院で処方された薬は解熱剤と痛み止めの2種類で、いわゆる風邪の時に処方されるものでした。「コロナなのにコロナの薬はないの?」とたずねたのですが、もらった薬は2種類だけで、コロナ専用の薬はありません。

とはいえ長く接触していれば、たまたまとはいえ離れて過ごしている娘にも感染してしまうため、自宅に送り届けるとすぐに家を離れ、宿泊先でLINEを使ってやり取りをしていました。

それだけにもらった薬が解熱剤と痛み止めだけという点ではかなり不安が大きく、日中は3時間おき、夜中は1時間おきにLINEで症状を確認していました。

熱は2日、その後症状に変化がでた

高熱でうなされた状態だったのは陽性が分かってから丸2日でした。初日はかなりの高熱でしたが、2日目には38℃以上になることもなく、3日目にはほぼ平熱です。ところが2日目から咳が出始め、話す際に喉に強い痛みを訴えていました。

熱が平熱になったころから咳が増え、タンが絡むようになりました。鼻水は幸いにも出なかったようですが、喉とタンの症状は陽性判明から1週間ほど続きました。

5日目頃からは精神的に不安定に

症状がほぼ落ち着いてきた5日目頃から、何となく精神的な落ち込みが見えるようになります。

毎日差し入れをしていたので食料品・飲み物などで「〇〇が欲しい」「〇〇が足りない」はなかったのですが、とにかく1日中家に一人でいるうえに外に出ることができませんから、ストレスからかかなり怒りっぽくなりました。かと思うと「コロナになってごめんな」と落ち込んで電話をしてきます。特に一家の大黒柱として仕事を休むことに大きな不安があったようで、「お金はどうしよう」「早く仕事に出ないと生活ができなくなる」など金銭に関する不安を口にすることが多かったです。

「お金はあるから大丈夫」の一言は大事

金銭的な不安は誰にでもありますが、一人で時間を過ごさなければならないとどうしてもネガティブな感情や思考が強くなるようです。

我が家では「うちはいざという時のために別預金があるから大丈夫」と話したことが旦那さんにとって安心につながったようで、それからはネガティブな感情や怒りっぽくなることもなく、ただ淡々と自宅療養終了期間が終わるのを待っていられるようになりました。

自宅療養期間終了も特に連絡や検査などはなし

自宅療養中はメールで保健所とのやり取りを行っていた旦那さんですが、療養期間終了日も特別変わったことはありませんでした。療養終了の電話も保健所からありませんでしたし、完治を確認するための検査もなかったです。療養証明書も特に必要なかったので、メールで通知された療養期間が終わればすぐに通常の生活に戻る、というのが旦那さんのコロナ自宅療養最終日の様子でした。

かかりつけ医が発熱外来指定医療機関でないといざという時に大変

病院

家族がコロナ陽性者になって本当につらかったのは、「かかりつけ医がいても発熱外来指定病院でなければ熱が出ても診察してもらえない」という点でした。

旦那さんも含め我が家では家族全員かかりつけ医がいますが、残念ながら全員発熱外来指定医療機関にかかりつけ医がいません。

もしもどの医療機関も受診ができなければ、大きな総合病院を受診しなければならなかったでしょう。それだけに今からでもかかりつけ医が発熱外来指定医療機関か確認しておいた方が、いざという時に安心です。

また、もしもかかりつけ医で診察ができない場合は、熱やコロナの症状が出た時に診察・検査ができる医療機関がどこにあるかを事前に調べておくのが、今の沖縄でできる数少ない対策だと思います。

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すいか親方
国際通りのど真ん中に住んでいるため、ウチナンチュを見かけるよりも、観光客や修学旅行生と出会うことの方がはるかに多い毎日を過ごしている「すいか親方」です。
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