沖縄はパスポートもいらない国内旅行ですが、リゾート気分が味わえるので、人気の旅行先になっています。せっかく訪れるなら天気の良い時がいいと考える方が多いでしょう。沖縄の梅雨明けはいつごろでしょうか？調べてみました。

気象庁のデータで梅雨明けを比較

気象庁のHPからのデータを見ると、最近の梅雨入りと梅雨明け、降水量の平年との比較した数値は下記のとおりです。

データを見て頂くとわかるのですが、だいたいGW明けに梅雨入りとなり、6月23日の慰霊の日頃が梅雨明けとなります。沖縄旅行を計画されている方は参考にしてください。

沖縄の梅雨は本土の梅雨と違って、じとじとと、一日中ずっと雨が降っていることはあまりありません。ざーっと降ることが多く、梅雨の時期でも晴れ間が多いです。

ただ気になるのが、降水量を平年と比較した数値です。近年は100を下回っていることが多いということで、梅雨なのに降水量が少ない傾向にあることがわかります。それだけ晴れの日が多いということです。晴れの日が多いとレジャーにはいいのですが、大きな川のない沖縄県なので、ダムの水は雨に頼っています。特に離島は雨が降らないと水不足になりやすいです。雨は多すぎても少なすぎても困るというのは、人間の身勝手かもしれませんが、災害の起こらない程度に雨が降って欲しいと思います。

梅雨明け後の沖縄の様子

梅雨の時期でも晴れれば、まぶしいくらいの日差しですが、梅雨が明ければ本格的な夏の到来となります。湿度は少し下がる程度で、日差しがハンパなく降り注ぎます。

旅行は歩き回ることが多くなりますので、日焼け対策、熱中症対策のために、日焼け止め、帽子、サングラス、水筒、塩味の飴などを持ち歩くことをオススメします。特に日焼け止めは必須で、SPF50以上のものを選ばないと効果がありません。沖縄についてからの購入では、お店に着くまでに日焼けしてしまうので、家から持って来てください。

外は暑いですが、飛行機の中、ホテルの中、レストランなどは冷房がききすぎていることもあります。しわになりにくいカーディガンなどをバックに入れて、調節してください。

梅雨明け直後の時期が沖縄旅行のねらい目です

梅雨明け直後の時期は以下の理由から沖縄旅行に最適なシーズンであると私はオススメします。

ツアー料金が安い

旅行会社によって料金設定は様々ですが、夏休み時期と比べて6月下旬から7月初旬までは料金が安い設定になっているところが多いです。ほんの数日ずれるだけで、ツアー料金が跳ね上がるなんてこともありますね。もし、夏休みの時期を設定できるのであれば、夏休み時期や海の日周辺からずらすことをオススメします。

観光スポットが混雑していない

夏休み時期になれば、沖縄県民もレジャーに行きます。そのため、夏休み前であれば、観光スポットもピーク時ほど混雑していません。

台風の接近数が少なめ

沖縄に接近する台風は5月～10月に多く、特に7月～9月が多いです。 台風が沖縄に接近すると飛行機が飛ばなくなって帰れなくなったり、バスもモノレールも止まってしまい、ホテルから出ないように言われたり、観光スポットはもちろん、飲食店まで閉まるので食事する場所がなくなってしまうこともあります。

梅雨明けから7月上旬は台風の接近数も7月～9月に比べると少ないので、計画は立てやすいと思います。

ビーチを満喫できる

沖縄の海開きは4月から、早いところは3月の下旬です。4月は晴れていても水温が低いですが、6月下旬ともなれば、水温もあがってきます。海水浴、シュノーケル、バナナボートなどのマリンレジャーに最適です。夏休み前なら比較的空いているので、ゆったり楽しむことが出来ますよ。

梅雨入りと梅雨明けを見定めて楽しい沖縄旅行を！

沖縄の梅雨入りはGW明けごろ、梅雨明けは6月23日ごろです。梅雨明け直後はツアー料金も安く、比較的混雑していないので、沖縄旅行にオススメの時期です。

もちろん、梅雨が明けたら雨が降らないワケではないので、晴れの日のスケジュールと雨の日のスケジュールを立てておくと、慌てずにすむと思います。