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コーレーグース!地元ではこんな意外な使い方をする!

コーレーグース

沖縄の食堂や沖縄そば屋では必ず見かける沖縄独特の調味料・コーレーグース。もちろん定番は沖縄そばへのトッピングなのですが、地元ではもっといろいろなものにコーレーグースを使います。

コーレーグースってどんな調味料?

沖縄では定番中の定番であるコーレーグースですが、本州ではほとんど見ることがありません。だから沖縄旅行のお土産にコーレーグースを貰ったことがきっかけでハマってしまったという人もたくさんいます。沖縄を感じる独特の調味料・コーレーグースですが、そもそもコーレーグースってどんな調味料なのでしょう?

コーレーグースは沖縄で定番の激辛調味料

島とうがらし

沖縄のコーレーグースの材料は、泡盛と島とうがらしの2つという、いたってシンプルな調味料です。味の決め手となる島とうがらしは、沖縄では昔から香辛料としてだけでなく薬用としても使われてきました。そんな島とうがらしを泡盛に10日ほど漬けて作るのがコーレーグース。だからコーレーグースは、沖縄では定番の激辛調味料として有名なのです。

沖縄では自分でコーレーグースを作る人も多い

沖縄の家庭料理に欠かすことが出来ないコーレーグースは、自分で作ることもできます。特に島とうがらしは、プランターで簡単に育てることが出来る上に1回で収穫することが出来る量も多い植物です。そのため沖縄の家庭では、Myコーレーグース作りのためにベランダで島とうがらしを育てている人もいます。

さらにコーレーグースに必要な泡盛は、沖縄の地酒です。お酒として飲むだけでなく仏壇のお供え物としても必ずつかうため、沖縄ではどの家庭でも必ず置いてあるお酒です。そのため島とうがらしが収穫出来たら、空きビンに陰干しした島とうがらしと泡盛を入れて自家製コーレーグースを作ります。

コーレーグース初心者はまず少しの量で辛さを実感してから!

昔からコーレーグースに慣れ親しんでいる沖縄県民は、沖縄そばにも躊躇なく大量のコーレーグースを入れます。でもコーレーグース初心者がこれを真似すると、あまりの辛さと泡盛のパンチ力のある刺激にノックアウトしてしまいます。

コーレーグースは、思っている以上に激辛調味料です。地元では七味唐辛子と同じような感覚で使っていますが、とうがらしの辛味だけでなく泡盛のアルコールの刺激もプラスされているのがコーレーグースです。だからただ辛いだけの激辛調味料ではありません。

だからこそコーレーグース初体験の場合は、まずは少量のコーレーグースからチャレンジしてください。そして「お!これイケる!」と感じたら、徐々に量を増やしていきましょう。これがコーレーグースを楽しむための第一歩です。

液体の激辛調味料だからこそ入れ過ぎに注意!

コーレーグースは液体の調味料です。そのためいろいろな料理の隠し味として使うことが出来るのですが、液体の調味料であるために入れる時は慎重に量を見ながら使うのが重要です。

一度入れてしまうとすぐに料理全体にコーレーグースが溶け込んでいきますので、食べてみた時に「入れ過ぎた!」と思っても後の祭りです。それだけにコーレーグースだけは、料理にいれる瞬間が最も重要だということをお忘れなく!

コーレーグースマスターになろう!

極める

ここまでコーレーグースについて色々と説明してきましたが、ここからは様々な角度からコーレーグースをより引き立てる方法をご紹介!

コーレーグースの使い方【基本編】

コーレーグース初心者の場合は、まずは沖縄そばから始めるのが一番です。島とうがらしの辛み成分が溶けだした泡盛の調味料がコーレーグースなので、匂いにも泡盛独特の香りがします。そのため温かい汁物の料理でアルコール臭を飛ばしコーレーグースの辛味だけを楽しむ食べ方の方が、初心者にとっては食べやすいですよ。

コーレーグースの使い方【初級編】

沖縄そばでコーレーグースの魅力にハマってしまった人は、次の初級編へ移りましょう。ただこの段階ではまだコーレーグースの初心者ですので、やはり無難に温かい料理に入れて使うのがおすすめです。

一番簡単な使い方としては、普段のみそ汁にコーレーグースを数滴たらして食べる方法ですね。これなら普段のみそ汁であっても、コーレーグースの独特の風味で沖縄らしいみそ汁に変身します。カップラーメンなどに入れて食べるのも、意外とおすすめです。

コーレーグースの使い方【アレンジ編】

コーレーグースをもっと普段の料理に使ってみたいと思うのなら、次に野菜炒めに挑戦してみてください。沖縄では野菜炒め料理を「チャンプルー料理」といい、中に入れる材料によって「ゴーヤーチャンプルー」といったり「豆腐チャンプルー」といったりするのですが、メニュー名に違いはあっても基本的には野菜炒めと同じです。

なので野菜料理の仕上げに少量のコーレーグースを鍋肌に回し入れるだけで、いつもの野菜炒めが一気に沖縄のチャンプルー料理に変身しますよ!

コーレーグースの使い方【チョイ足し編】

コーレーグース上級者は、さらにいろいろなものにコーレーグースを入れて使います。例えば刺身を食べる時の醤油に、ワサビの代わりにコーレーグースを入れる人もいます。沖縄では刺身を食べる時に「醤油+酢」の組み合わせの方がメジャーなので、「醤油+コーレーグース」で美味しそうに食べて見せると「この人、かなりのコーレーグース好きだな」と思われます。

コーレーグースの使い方【無限編】

もちろんコーレーグースの魅力に取りつかれた沖縄県民の中には、和食・沖縄食の枠を飛び越えいろいろな料理にコーレーグースを使います。

例えば私の友人の場合。彼は日頃からMyコーレーグースを持ち歩いているほどのコーレーグース好きなのですが、中でもラーメン屋でラー油代わりコーレーグースを使うのが定番です。もちろんラーメンに入れるのは当然なのですが、彼の場合は餃子のたれにも入れて食べています。また最近パスタにハマっている別の友人の場合は、自家製トマトソースを作る時に隠し味にコーレーグースを入れています。

このようにコーレーグース上級者になると、使い方も無限にあります。料理の隠し味に入れる人もいれば万能の激辛調味料として使う人もいます。あなたもコーレーグース上級者になれば、地元の人もびっくりするようなレシピを思いつくかもしれませんよ。

コーレーグース 120ml

島唐辛子の辛味と、泡盛の香りが料理を引き立てるコーレーグース。

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