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今すぐ沖縄に行きたい!元気が出る沖縄を舞台にしたドラマ・映画

小浜島

沖縄に行きたくても行けないなら沖縄を舞台にした映画やドラマを見てみませんか。沖縄の美しい風景がちりばめられたドラマを見れば自分の沖縄にいる気分になれます。今回は2000年から2005年放映された元気が出る沖縄を舞台にしたドラマのご紹介です。

2001年「ちゅらさん」 小浜島で育った「えりぃ」の成長物語

ちゅらさん 完全版 DVD-BOX 全13枚セット

2001年度にNHKの朝の連続テレビ小説で放映されたドラマです。沖縄県小浜島が舞台です。主人公は小浜島で育った「えりぃ」こと古波蔵恵里(国仲涼子)。主人公の成長、初恋、就職、様々な人との出会いを描ています。

主人公の祖母役とナレーションを兼任した平良とみさんをはじめ、「ガレッジセール」のゴリさん、川田広樹さんなど沖縄出身の俳優が出演するなど、個性的で親しみやすい登場人物が多数登場し、主人公たち以外のエピソードも盛りだくさん。

全体的に常に明るい陽気なムードで「朝から見ていると元気がもらえる」と好評で、2001年の地上波の初回放送時における平均視聴率は22.2%、最高視聴率は29.3%を記録しました。ドラマが終わってからも「ちゅらさん2」「ちゅらん3」が製作されました。

小浜島は八重山諸島の中でもあまり観光地化されていない方で手つかずの自然がダイバーたちの熱い視線を集めています。左右にサトウキビ畑が広がる一本道である「シュガーロード」を有名にしました。ドラマの中で使用された風情たっぷりの古波蔵家は今も残っており、実際に住んでいる人がいるようです。DVDボックスも販売されていますので、心が疲れた夜に見れば元気で明るい登場人物たちの姿に「なんくるないさ~」と癒されることでしょう。

2003年「Dr.コトー診療所」 日本最西端の与那国島で活躍する名医

Dr.コトー診療所 スペシャル・エディション DVD-BOX

2003年放映された与那国島を舞台にしたヒューマンドラマです。

いつもはのんびりして、自分のことにはだらしのない医師の五島健助(吉岡秀隆)は東京から医師がいない志木那島へやってきました。離島の豊かな自然環境は素晴らしいのですが、設備が整っていない過酷な環境の中での治療は大変。

さらに代々島に来た医師に対して良い印象を持っていなかった島民たちからは温かく迎えられることはなく、治療を拒否される始末。不十分な設備の中、四苦八苦しながらも温かい人柄と確かな医術で次々にやってくる患者たちを治していくうちに、島民からの信頼を少しずつ得ていきます。

毎回、最初はのんびりした始まり方ですが中盤からあわただしくなり、ちょっとハラハラする展開もあり、最後はコトー先生のゴッドハンドで無事解決。普段はのんびりしているコトー先生が患者を目にすると人が変わり、「絶対あきらめない!」と過酷な環境の中で常に最善を尽くすコトー先生の姿勢に胸を打たれ、自分も頑張ろう!とやる気がわいてきます。

困難を乗り越えた後で見る沖縄の海の美しさはまた格別。海沿いに建つ志木那島診療所のセットは有料で公開されています。

2005年「瑠璃の島」 鳩間島を舞台に傷ついた心が癒されていく過程を丁寧に描く

瑠璃の島 DVD-BOX

2005年土曜ドラマで放映されました。石垣島も含む八重山諸島の様々な場所で撮影されており、舞台は「鳩海島」とされていますが、鳩間島がモデルになっています。

母親から養育を拒否されたため施設で育ち、人間不信に陥っていた藤沢瑠璃(成海璃子)が、過疎化により廃校の危機に直面している小学校の存続のために鳩海島に里子としてやってきます。最初は荒んでいた瑠璃は痛々しいほどですが、世話役の仲間勇造(緒方拳)や高原信(竹野内豊)ら島の住民との出会いを通し、少しずつ行ったり来たりを繰り返しながら成長していく様子が鳩間島の自然を背景に描かれます。

海岸に沿ったメインストリートはまるで時が止まったよう。主人公が住んでいた家の前の道は前方に紺碧の海が輝き「うらやましい~」と思ってしまいます。前乃浜など美しいビーチで撮影されていますが主人公はそんな美しい景色はお構いなし。でも物語の最後は鳩間島の海のように輝く表情が見られます。人の再生が丁寧に描かれているドラマです。コブクロが鳩間島に実際に来て作ったという主題歌「ここにしかない花」がいつまでも耳の奥に残り、沖縄気分に浸れます。


今回ご紹介したドラマはいずれも評価が高いものばかりでDVDボックスが発売されています。気軽にレンタルできますので是非見てみてくださいね。

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