那覇市内からも気軽に行ける離島である「瀬長島」には、リゾート感満載の「ウミカジテラス」があります。どんなところかご紹介していきたいと思います。
ウミカジテラスとは
ウミカジテラスは瀬長島(せながじま)にあります。瀬長島は海上道路で本島とつながっているので車で行ける周囲1.8kmの小さな離島です。
瀬長島西海岸に隣接した傾斜地に作られた商業施設で、地中海を思わせるような白で統一された建物には、沖縄ならではのメニューや沖縄の食材を使ったグルメやスイーツ、雑貨のお店があります。
瀬長島の近くには那覇空港がある為、瀬長島では上空を飛行している飛行機を間近に見ることが出来るので飛行機好きにはたまりません。海・空・風を感じられるアイランドリゾートです。
2015年夏にOPENした比較的新しい施設ですが、地元の人も、旅行者も、海外からの旅行者も訪れる人気のスポットになっています。
どんなお店があるの?
ウミカジテラスには48のお店があります。飲食物販のお店が38店、体験、マッサージのお店が4店です。
- 氾濫バーガー チムフガス
「チムフガス」は沖縄の言葉で「びっくりさせる」で、おいしさ、大きさで人々をびっくりさせています。大人気のハンバーガーショップです。
- KAME ANDAGI
サーターアンダギーの専門店です。サーターアンダギーに、いろいろトッピングできるのが人気のポイントです。
- 親父のまぐろ
漁師の親父の釣り上げたまぐろを息子夫婦が調理している”まぐろ丼”のお店です。
- 幸せのパンケーキ
本土にもある幸せのパンケーキはメディアで取り上げられることも多くて、長蛇の列でした。
- にふぇ~堂
「三線体験」を通して三線の魅力を伝えるお店です。
- Happy Lemon
世界中に出店している人気の台湾茶のお店です。沖縄で2店舗目になります。茶葉やタピオカは台湾から直送している本格派です。
- カプリシャス食堂
餃子と関西出汁風の沖縄そばが味わえるお店です。生めんタイプの沖縄そばと関西風の出汁を組み合わせたオリジナルの沖縄そばが楽しめます。ここにしかない味です。
- olu olu
ハワイアンと南国スタイルの洋服や雑貨、水着と小物のお店です。おしゃれな水着を売っているお店はなかなかないので、とても貴重です。おしゃれでかわいいアイテムが揃うので、自分用のお土産にぴったりです。
- Agnes' Portuguese Bake Shop
こちらはハワイで50年続いたマラサダドーナツが人気のお店でしたが、オーナーの体調不良により、2018年1月に惜しまれつつ閉店してしまいました。日本の1号店は2016年にオープンした大阪店でしたが、ハワイ本店の閉店をきっかけに、オーナーが日本で一番好きな場所である沖縄に出店を決意し、大阪店も閉店して、こちらに移転オープンしました。つまり、本店がウミカジテラス店ということです。オーナーの体調もマサラダドーナツの味も気になるところですね。
HAMMOCK CAFE LA ISLA(ハンモックカフェライスラ)に入ってみた
ハンモックに揺られて海を見ながらグルメやスイーツの味わえる「HAMMOCK CAFE LA ISLA(ハンモックカフェライスラ)」で休憩をすることにしました。憧れのハンモック!なので、見つけた瞬間、「ここにしよう!」と思いました。
「イスラ」とはスペイン語で「島」の意味で、トルティーヤ、ソフトドリンク、パフェ、とアルコール等を販売しているお店です。まずは向かい店舗で注文し、お会計を済ませます。
テラス席を希望するとスタッフの方が案内してくれますので、ハンモックでゆらゆらしながらオーダーしたものが届くのを待ちましょう。
マンゴーパフェ(1,000円)とオレンジジュース(450円)マンゴーパフェはチュロスが2本刺してあり、アイスや角切りマンゴーなどボリューム満点でした。甘すぎないアイスが冷たくて良い感じで、マンゴーはとてもフレッシュで甘くておいしかったです。オレンジジュースも果実の新鮮さがわかるようなフレッシュさ。海を見ながら、おいしいスイーツを食べるのって幸せを感じます♪
ウミカジテラスは西向きに作られているので、サンセットも美しいそうです。サンセットを見ながらお酒を飲んだら、さぞ、おいしいでしょうね。やってみたいなー。ただ、夕日を見ながらテラス席でお酒が飲めるってことは、デートスポットだと思われます。人選をミスると悲しいことになりそうですね・・・。
瀬長島の楽しみ方いろいろ
瀬長島はウミカジテラスだけではありませんでした。他にも見どころがいっぱいです。子宝岩
国道331号線から瀬長島に続く橋を渡ってすぐのところに「子宝岩」があります。ずっと前からあったものではなくて、戦前まであった岩を再現したものだそうです。
説明看板には、「波打ち際にそびえ立つ岩は、戦前までは存在していた「子宝岩」を再現したものです。言い伝えでは、その子宝岩には上下二つの穴が開いており、いつのことから村内外から人々がここを訪れ「子宝に恵まれますように」と祈り、男の子が欲しければ「上の穴」、女の子が欲しければ「下の穴」へ小石を投げ入れて願かけをする習わしがあったとされています。」とありました。
すでに穴にはたくさんの小石が詰まっていました。どこの地域でも子宝祈願は切実ですね。
瀬長島ホテル・POSILLIPO(ポジリポ)
那覇空港から車で15分程の瀬長島ホテルはアイランドリゾートホテルです。夕日の見えるオーシャンビューの天然温泉が自慢です。
- 住所:〒901-0233 沖縄県豊見城市瀬長174−5
- TEL:098-851-7077
ホテルの隣りには、イタリアンレストラン「POSILLIPO(ポジリポ)」 もあります。
ウィンドサーフィン&SUP
海辺では子供がカニを捕まえたり、服のまま足を浸している人やウィンドサーフィンやSUPを楽しんでいる人もいました。風に吹かれて気持ちよさそうです。こちらではウィンドサーフィンやSUPの体験コースもあります。
BLAHAV151- 住所:〒901-0233 沖縄県豊見城市瀬長173番地 ブラハヴ151
- TEL:090-3794-3704
- 営業時間:10:00~20:00
- 定休日:火曜日
GRANCAMPING SENAGAJIMA
名称がISLAND MAGIC SENAGAJIMAからGRANCAMPING SENAGAJIMAに変わりました。
手ぶらでBBQが楽しめたり、プールなどのアクティビティも出来て、キャンピングトレーラーでゆったり過ごせるなど、メニューもコースも豊富なので、ひと味違ったアウトドア体験が楽しめます。
- 住所:〒901-0233 沖縄県豊見城市瀬長173
- TEL:098-851-5525
ウミカジテラスへ行く時の注意点
- お店で注文して、テラス席で食べるスタイルのお店が多く、小さいお店が多いので、大人数で行くと座れない可能性が高いです。
- 階段が多いので、ベビーカーは不向きだと思います。また、白で統一された建物なので、直射日光があたってまぶしくなり、段の境界線がわかりにくくなります。階段を踏み外さないように注意してください。
- テラス席のお店が多く、日陰が少ないので、訪れる日を選んだ方が良さそうです。悪天候の場合はクローズしてしまうお店もあるでしょうし、階段も滑りそうです。夏は直射日光の上に照り返しがプラスされます。沖縄は四季を問わずいつでも晴れると日焼けしますが、真夏は特に日焼け対策を十分に行う必要があります。
ウミカジテラスへのアクセス
2019年7月31日まで無料で運行していた『瀬長島ウミカジテラスシャトルバス』は終了しました。2019年8月1日以降は有料の路線バスを利用してウミカジテラスへ行きましょう。
路線バスの料金は以下の通りです。
- 【瀬長島ホテル前⇔赤嶺駅前 間】 片道 大人200円 小人100円
- 【瀬長島ホテル前⇔那覇空港 間】 片道 大人300円 小人150円
ウミカジテラスへ那覇空港から車で行く場合は15分くらいで行く事ができます。タクシーだと1,600円ほどです。駐車場はたくさんあって、無料なのがうれしいですね。
- 住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6
- TEL:098-851-7446
- 営業時間:10:00 - 21:00(店舗により異なる)