現在県外に住んでいる沖縄出身者が悩むものといえば、沖縄で買うお土産ではないでしょうか?私は沖縄に移住して長いのですが、毎回悩むのが実家へのお土産。そこで今のお土産事情と合わせて調査しました!
紅イモタルトは2回目以降のお土産にはできない
紅イモタルトといえば沖縄銘菓の代表です。たしかに味は美味しいです。でも紅イモタルトってあまりにもメジャーすぎるので、初めて沖縄のお土産をもらったという場合でないとあまり反応が良くない…。
しかも全国の大型ショッピングセンターに行くと、大抵沖縄の商品を扱った専門店があります。私の実家がある県でも大型ショッピングセンターには沖縄の専門店がありますし、店頭にはもちろん堂々と紅イモタルトが販売されています。
それに子供が修学旅行で沖縄に行くと、大抵そのお土産の中に紅イモタルトが入っています。だから初めて沖縄のお土産を買って帰る時にはものすごく反応が良いのですが、2回目となると反応がほぼゼロ…。そりゃあそうですよね?本当に食べたければ地元のショッピングセンターでも手に入るのですから、「初めての沖縄土産」という特別感がなければ反応する側としても困ってしまうはずですよね。
ちんすこうはバラマキ用としてもあまり人気がない
ちんすこうも手ごろな値段で買うことが出来る定番のお土産なのですが、やはりこちらも反応としてはいまいちです。
そもそも沖縄旅行は国内旅行で人気があるわけですから、休暇を利用して沖縄旅行を楽しむ人だって職場の人の中にはいるはずです。しかも個別包装されているうえに1000円で50個入りなんてものもザラにありますから、バラマキ用のお土産としてはとっても便利です。
ただコスパ的にも最強のちんすこうは、お土産にしてもあまりいい反応が返ってこないのがデメリットです。特別感のあるちんすこうであればまだ反応が期待できるものもありますが、それでもせいぜい1~2回までが限度です。こうして考えると、沖縄定番のお土産は選んでも反応があまり良くないことが分かっているだけに選ぶのが難しいんですよね?
黒糖ドーナツ棒もすでにメジャーになってしまった!
少し前までは私が実家に黒糖ドーナツを持って帰ると「なにこれ!珍しいお土産ね!」と言って喜んで食べてくれたものですが、さすがにこれもすでにメジャーの域に到達…。紅イモタルトやちんすこうよりはまだ反応がありますが、それでも2度目となるとさすがに反応は期待できません。
SPAMの沖縄限定バージョンがなぜかウケた!
SPAMをお土産に買うのも定番ではあるのですが、実はパッケージが沖縄にしかないものもあります。最近はdiyブームもあって、空き缶をリメイクしてガーデニング用品にしたりちょっとした小物入れにするのが人気!
特にパッケージに日本語表示が一切ないタイプはなかなか本土では手に入らないそうです。そんなことも知らずたまたまオール英語表示のSPAMをお土産で数種類買っていったところ、予想していた以上に喜んでくれたのでこちらが逆にびっくり!ほかにもキャンベルスープの完全輸入商品をお土産にしてみたところ、こちらも同じ反応が返ってきました。
沖縄にいると気が付かないのですが、定番のお土産でもパッケージが違うだけでお土産としての反応が一気にアップするようです。だからお土産に困ったらパッケージが珍しいものを探してみると、意外と喜んでくれるお土産が見つかるかもしれませんよ!
沖縄の風景写真の絵ハガキセットはまだまだいける!
沖縄の美しい景色が映っている絵ハガキセットは、お土産に困った時におすすめ!実際に私が実家のお土産選びで困った時、定番のお菓子だけでは物足りないので絵ハガキセットと一緒に手渡してみました。
その時に一緒に持っていったのは黒糖ドーナツ棒だったのですが、絵ハガキセットにしたことで思いもよらない好反応!「こんなにキレイな写真の絵ハガキをありがとう!」と喜んでくれました。黒糖ドーナツ棒の方もお茶うけとして便利なお菓子なので、絵葉書を見ながら「おいしいね!」と言ってパクパク食べてくれました。
困った時には定番のお土産にプラスαがおすすめ
沖縄のお土産も日々進化しています。だから探せばまだまだ買ったことがない沖縄のお菓子も見つかるはずです。
でも「時間がない」「探すのが面倒」という時には、定番の沖縄土産にプラスαする方法がおすすめ!とにかく定番とは別に特別なお土産が付いていれば、過去に同じものを買ったことがあるお土産であってもいつもとは違った反応をしてくれます。
ちなみに沖縄に年2回帰省する友人の姉は、過去に買ったお土産をリストにしています。「同じ商品であっても前回購入から時間があけば新鮮味がある」という自論があるようです。確かにこれは一理あります。年に数回は沖縄に行くというのであれば、ある程度はお土産対策をしておくことも大事ですよ!