沖縄はウォーターサーバーを利用している世帯が多いです。蛇口に浄水器を取り付ける世帯もあるのですが、定期的なメンテンナンスが必要な浄水器よりもウォーターサーバーの方が人気はあります。そこで沖縄で人気のウォーターサーバーを調査してみました。
どうして沖縄でウォーターサーバーが人気なの?
飲料水の確保といえば「蛇口に浄水器をセットして飲料水にする」というお手軽な方法がありますが、沖縄では浄水器よりもウォーターサーバーの方が人気です。そもそも沖縄の水は硬水であることはよく知られていますが、水の硬度は地域差があります。
県庁所在地がある那覇市は沖縄本島の中でも硬度が高く、ウォーターサーバー利用者も多いです。これに対して那覇市から離れるほど硬度は低くなり、ウォーターサーバー利用率も那覇市と比べると少ない傾向があります。
硬水に慣れていれば水道水でも気にならないという人もいますが、他県からの移住者からは「沖縄の硬水が飲みにくい」という声をよく耳にします。そのため飲み心地の良いウォーターサーバーは、移住者にも人気です。
地元企業が展開しているウォーターサーバーが多い
ウォーターサーバーは全国的にも人気が高いアイテムですが、知名度の高い大手ブランドのウォーターサーバーは沖縄で利用ができないものもあります。いわゆる「ウォーターサーバー主要7ブラン」ドといわれるウォーターサーバーブランドの多くは、沖縄で利用ができません。
沖縄で利用できるブランドであっても、本体料金とは別に送料がかかることが多いです。しかも水は重量がありますから、高額な送料を請求されることもよくあります。水の配送は定期的に依頼するものですから、送料が高いとそれだけ経済的に負担がかかります。そのため沖縄県内では、送料無料でいつでも配達が可能な地元企業のウォーターサーバーブランドが人気です。
沖縄でおすすめのウォーターサーバー
沖縄県内でウォーターサーバーを利用するなら、高コスパの県内ブランドを利用するのがおすすめです。
麦飯石の水
全国展開している有名ブランドの半額以下で利用できる高コスパなウォーターサーバーです。沖縄県内に21店舗を展開している地域密着型ブランドなので、知名度も高く人気があります。
ウォーターサーバーボトルは19リットルボトルと12リットルボトルの2種類から選べます。ボトルの配達も行っていますが、店頭での受け取りも可能です。なお店頭受け取りの場合は配達利用時よりも安くなります。ちなみに「麦飯石の水」サーバーは、フロアタイプと卓上タイプがあります。
ちゅらウォーター
ちゅらウォーターは、西原町にある県内企業が展開するウォーターサーバーブランドです。ちゅらウォーターのサーバーもフロアタイプと卓上タイプがありますが、サーバーレンタル料金はありません。
しかも配送料・メンテナンス料も無料なので、実質かかるのは「ボトル(水)代のみ」です。ボトルは19リットルボトルと11リットルボトルの2種類で、どちらもまとめ買いをした方が単品で購入するよりも安くなります。なお店舗でまとめ買いした場合は、配達希望でまとめ買いをするよりもさらに安いのでお得です。
直結型浄水サーバーもある
ちゅらウォーターには、ボトルが不要の直結型浄水サーバーもあります。直結型浄水サーバーはボトルの差し替えがいりませんから、水がなくなるたびに注文をする手間がかかりません。もちろんボトルタイプのウォーターサーバーと同じように冷水・温水の切り替えが可能です。サーバーはフロアタイプのみですが、おしゃれなデザインなのでインテリアとしても楽しめます。
そもそも何を目的にウォーターサーバーを利用する?
沖縄県の水はPFOSなどが問題視されて危機感を持った方がウォーターサーバーなら安心と思い購入を決める方も多いと思います。
そもそも沖縄県のウォーターサーバーの多くはろ過方法に違いはありますが、沖縄県の水を原水としているものがほとんどです。
ちゅらウォーターはRO水なので高い除去率だと思われます。麦飯石の水については麦飯石によるPFOSの除去率がどの程度なのか情報が無いので不明です。
ウォーターサーバーは様々な基準をクリアしていると言われても、そもそも水道水自体が様々な基準をクリアしています。
筆者は結局スーパーなどで天然水を購入して利用しています。そのほうがコスパも良く安心安全な水ですので。
もちろんウォーターサーバーは基準をクリアしているので安心だと思いますが、どこまで許容できるのかは人それぞれだと思います。