沖縄が好きな人も沖縄に住んでいる人にも、楽しんでもらえるようなクイズを考えてみました。ヒマつぶしになったら、嬉しいです。
問題1:ウチカビ
沖縄の旧盆の時にウチカビを燃やしますが、ウチカビとはなんでしょう?
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ウチカビはあの世のお金です。漢字で書くと「打紙」です。
燃やすことで、あの世に送金します。旧盆だけでなく、清明(シーミー)の時にも燃やします。
黄色で表面に模様が刻印されていることから、ペーパーナプキンと間違えてサーターアンダギー包んじゃった移住者がいるとかいないとか。スーパーやコンビニ、通販でも購入できます。
問題2:石敢當
問:沖縄の街角でよく見かける「石敢當(いしがんとう)」は、何の目的で設置されているでしょうか?
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魔除けです。
すっかり有名になったと思っていましたが、今でも「これなんですか?」と聞かれることがあります。表札でも定礎でもないです。
沖縄ではマジムン(悪霊とか災いをもたらすもの)は直進する性質を持っていると言われており、T字路や突き当りにぶつかると家に入って来てしまうと信じられています。
そこでT字路や突き当りには石敢當を設置して、マジムンの侵入を防ぎます。マジムンは石敢當に当たると砕け散るとされています。
石敢當の名前の由来については「武将の名前が由来」とか「力士の名前が由来」など諸説あるようです。
問題3:シーサー
シーサーのルーツはなんであると言われているでしょうか?
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エジプトのスフィンクスと言われています。
シーサーに関することも諸説あって、断言できないのですが、古代オリエント時代には王様の権威を示すためにライオンの像が王宮に設置されていました。それがシルクロードを通って世界各地に獅子文化として広まります。沖縄には中国から伝わりました。
村落の入口にあるシーサーを村落獅子と言い、これが各家庭の屋根や門柱の上にあるシーサーのルーツと言われています。
石敢當は建物にくっついて設置されていますが、シーサーは空間を守る意味合いがあるので、建物にあるとは限りません。
問題4:三線
沖縄で親しまれている楽器、三線は本土に渡ってどんな楽器になったでしょうか?
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三味線です。
中国の三弦(さんげん)が沖縄に伝わって三線になり、本土に渡って三味線になりました。
三線と三味線では大きさも皮もバチも変わりましたが、三線の方が先輩?になるわけですね。
問題5:葉っぱ
沖縄の街中でも見かけるこの葉っぱはなんでしょう?
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クワズイモです。
トトロのかさのような大きな葉っぱですが、名前のとおり食べられないどころか、触るとかぶれることもあるので、手折ることなくそのまま葉っぱの下に入って、なりきり写真を撮ってください。
問題6:チョウチョ
沖縄周辺にしか生息していない日本でもっとも大きいチョウチョの名前はなに?
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オオゴマダラです。
喜界島(きかいじま)以南の南西諸島にしか生息していないチョウチョで、白と黒の模様が美しく12~15cmくらいのものもいます。
那覇では地域で育てているところもあるので、街中でも見られます。久茂地の琉球新報の1Fロビーにはオオゴマダラを飼育している温室があり、平日なら誰でも見られます。平和祈念公園でも見る事ができます。
問題8:沖縄そば
沖縄そばの原料はなんでしょう?
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小麦粉です。
沖縄そばと言う名前ですが、そば粉は使われていません。そのため表記の許可がなかなか下りず大変だったそうです。
問題9:那覇大綱挽
那覇の三大祭りの一つと言われている那覇大綱挽の掛け声はなんでしょう?
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「ハーイヤ、ハーイヤ」です。
那覇大綱挽は100mずつの大きな綱を棒で繋いで引き合います。東京では綱引きの掛け声は「オーエス」だったので沖縄の掛け声「ハーイヤ ハーイヤ」はとても驚きました。
問題10:国際通り
通常、観光名所には当たり前のようにある2つのものが国際通りにはありません。2つのものとはなんでしょう?
ヒント:一つ目はあるとその周辺をキレイに保つ事ができ、もう一つは無いと焦る事があります。ちなみにこの二つには関連性はありません。
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ゴミ箱と公衆トイレです。
通常、観光施設では公共のものが用意されていますが、国際通りにはありません。
ゴミ箱は他からゴミを持ち込まれてしまうこと、分別の問題があるからだと思われます。公衆トイレは防犯面が理由なのかもしれません。
ゴミは持ち帰る、トイレはお店を利用した時に借りるなどして誰もが気持ちよく過ごせると良いですね。
如何でしたか?沖縄にはまだまだ面白い文化が沢山あります。是非さがしてみて下さいね♪