宮古島では誰もが知っている警察官型人形「宮古島まもる君」。住民の安全のために島の至る所に立つ彼には「まる子ちゃん」という妹がいます。あまり表に出てこないまる子ちゃんの姿と宮古島まもる君の秘密をちょっとだけ紹介します。

宮古島まもる君の基本情報

宮古島まもる君は、1991（平成3）年8月5日生まれで、平成31年時点で27歳になります。誕生日はまもる君の出身地である「ミ（3）ヤ（8）コ（5）」が関係しているといわれています。

この写真は宮古島警察署入口でたたずんでいた彼の姿を撮ったものです。どちらかというとキモ・不気味系の顔をしていますが、島人らしい太い眉毛はヘルメットの下からでもしっかり見えます。

身長は180cmで、体重は55㎏。

もっとも彼の足元には50㎏の重りがつけられているので、正しくは「体重5㎏」ということになります。

ちなみにこの黄色の台がまもる君を支える重り台。これがないと身長180㎝体重5㎏のまもる君は、海から吹き付ける強い潮風にあおられてすぐどこかに飛んで行ってしまいます。

宮古島の「まる子ちゃん」登場！

宮古島まもる君には、妹がいます。名前は「まる子」。宮古島まる子ちゃんです。

ただアニメの「まる子ちゃん」とは違い、宮古島の「まる子ちゃん」は目力スゴ！島の強い紫外線にも負けない「まる子㊙美容法」を駆使したのであろうその見事な美白肌は、真っ赤な制服をより一層引き立てています。

公開されているまる子ちゃん情報は非常に少ないのですが、ここに数少ないまる子ちゃん情報があります。

宮古島まる子ちゃん

平成5年3月3日生まれ。

特別住民票の「生年月日」から察すると、宮古島まる子ちゃんはまもる君の2歳年下の妹ということになります。平成31年時点で年齢を計算するとなんと25歳！「まる子ちゃん」ではなく「まる子さん」だったというわけなのですね。

ちなみに、宮古島まもる君の特別住民票もあります。それがこちら！

住所が二人とも同じだということは、「宮古島を守る」という職に就いた今も2人は家族と共に一緒に暮らしているということなのでしょうか…。

宮古島まもる君のきょうだいは20人いるらしい

宮古島まもる君の姿は、島の至る所で見られます。基本的に彼らは全て「まもる君」と呼ばれているのですが、本当は違います。

現在島でまもる君の姿が確認されているのは19か所。主に宮古島島内で目撃されるのですが、現在では多良間島・多良間空港で目撃されています。（「多良間まもる君」と呼ばれているそうですが、実はもともと宮古島島内で職務にあたっていた「宮古島まもる君」と同一人物。「人事異動」により多良間島空港へやってきたらしいです。）

この19か所で目撃されている宮古島まもる君は、実はすべて別人！つまり19か所で「まもる君」と呼ばれていたのはまもる君ではなく、別の人物だったのです。

ただこれは詐欺ではありません。19人の中にはまもる君本人もちゃんといますし、そのほかの18人はまもる君の兄弟なのです。

どの場所にいるのが誰なのかはわかりませんが、現在兄弟全員の名前はわかっています。

宮古島まもる君の兄弟・合計18名の名前

「すすむ君」「いさお君」「たかや君」「こうじ君」「りょうぞう君」「まさお君」「かずき君」「たくま君」「ひとし君」「あつし君」「きよし君」「いずる君」「まさかつ君」「てつや君」「じゅんき君」「としお君」「いたる君」「つよし君」

もちろんまもる君本人は1人しかいませんし、そのほかすべてはまもる君の兄弟です。だから宮古島島内で見かける通称「まもる君」たちは、すべて顔が違います。歳が上の兄弟は伝統のキモ・不気味系キャラですが、歳が若くになると美形キャラも登場。ただ、まもる君の美形兄弟に出会うのはなかなか難しいです。

さらにまもる君には、美白命の美らかーぎー（※「美人」という意味）の「まる子ちゃん」という妹もいます。

ということは宮古島まもる君のきょうだいは全部で…20人！

…いろいろな意味でまもる君はすごい人でした。

宮古島まもる君・まる子ちゃんに会えるスポット

まもる君とまる子ちゃんの特別住民票も見ることが出来ます。