ゆっこ
沖縄は電車が通っておらず、モノレールがごく一部を走っているだけなので、移動にはレンタカーを使う方が多いでしょう。しかし、那覇空港でのレンタカーの配車や返却は認められておらず、那覇空港に隣接するレンタカー会社もありません。待ち時間が長いと評判が悪いのですが、待ち時間を解消する方法があります！
那覇空港でレンタカーを借りるには
那覇空港でのレンタカーの配車、返却は出来ませんので、ターミナルビルから外に出て、横断歩道を渡り、レンタカー会社の送迎バスで営業所へ移動してから手続きをする必要があります。
那覇空港は自衛隊の基地が隣接していて軍民共用の空港なので、近隣に建物が建てられないからだと思われます。トップシーズンは送迎バスに乗るのも順番待ち、営業所での手続きも時間がかかって、2時間も3時間も待ち時間がかかることもあります。暑い季節だと熱中症の恐れもありますし、お腹も空いてきます。小さいお子さんや高齢者が一緒だとさらに大変なことになりますね。
せっかく、朝早い便で那覇に到着しても、観光に出発できるまでに時間がかかってしまっては、もったいない…そこでレンタカー手続きの待ち時間を解消する方法をご紹介しましょう。
初日はレンタカーを使わない
初日が那覇ステイなら、いっそのことレンタカーを使わない方法が一番良いと思います。国際通りや牧志公設市場、壺屋やちむん通りは、徒歩の方がまわりやすいので、むしろ車がない方がいいのです。
モノレールで「県庁前駅」で下車して、コインロッカーに荷物を預けてもいいし、泊まるホテルに立ち寄ってフロントに荷物を預けてもいいでしょう。手ぶらですぐに、おいしいお店や人気のお店に繰り出せます。首里城や金城町石畳道、識名園は路線バスでも行けます。首里城は駐車場が混雑するのでバスの方が快適です。
初日が那覇泊なら、那覇の夜も楽しめますね。民謡ライブのお店、センベロ、こだわりのディナーのお店もたくさんあります。
那覇市内のホテルはレンタカーでも駐車場を利用すると1,500円くらいの駐車料金が宿泊料金と別にかかります。これも抑えることが出来ますね。
おもろまち駅直結のTギャラリアで借りる
那覇空港近くのレンタカー会社に利用者が集中してしまうので、手続き待ちの時間が生じるわけです。ですから、モノレールで「おもろまち駅」に移動し、駅直結の「Tギャラリア」で手続きをするのがお勧めです。
Tギャラリアの1Fには、たくさんのレンタカー会社があって、探し回る必要がありません。多少待つことになっても、室内でイスもトイレも近くにあるので苦になりません。
沖縄は車社会なので、いつでも道路が渋滞していることが多いのですが、特に混雑する空港～新都心のエリアを通らないので、渋滞に巻き込まれることもありません。那覇空港近くのレンタカー会社で手続きするより、早く観光スポットへ出発できますよ。
もちろん、初日に那覇のホテルに宿泊して、2日目以降にレンタカーを借りたい場合にも便利に使えます。ネット予約がお勧めです。
バスを利用する
宿泊地がリゾートエリアの場合、バスで移動する方法もあります。
- 空港リムジンバス
- 沖縄エアポートシャトル
路線バスと違って乗り継ぎもなく、迷うこともありません。安くて速く、座席定員制なので、絶対座れるのもいいところです。宿泊するホテルとルートを確認し、事前に予約することをお勧めします。
送迎付きプランを利用する
ホテルのプランによっては、空港までの送迎がついているプランもあります。以下は送迎プランのあるホテルの一例です。
予約方法がホテルによって異なります。事前に待ち合わせ場所をしっかり確認してください。
レンタカー付プランを利用する
あらかじめ飛行機＋ホテルにレンタカーが組み込まれたプランも販売されています。ホテルと提携しているレンタカー会社を利用します。ホテルまで配車してもらえるものや那覇空港での個別送迎が付いているものもあります。プランによって内容が異なりますので、事前にきちんと確認してください。
レンタカーの返却は余裕をもって
最終日ギリギリまでレンタカーを利用して、レンタカーで空港に向かうと渋滞に巻き込まれてしまい、最悪の場合、飛行機に乗り遅れてしまうこともあるので、返却は余裕をもって早めに行ってください。
早めに返却して、空港近くのスポットに立ち寄り、モノレールやバス、タクシーで空港に向かってもいいでしょう。「ウミカジテラス」はタクシーでも行けますし、ウミカジテラスから空港までのシャトルバスもあります。
アウトレットモールの「あしびなー」も空港から近いので、最終日に立ち寄ってもいいでしょう。
誰でも慌てたり疲れると失敗しやすくなります。レンタカーの待ち時間を減らして、チャイルドシートやカーナビなどの手続き漏れ、慌ててしまって、交通違反や事故に繋がらないようにしましょう。
