沖縄に引っ越すことが決まって、片づけや荷造りに追われる方も多いでしょう。そして、ふと気が付くのです。「自動車はどうやって沖縄まで運んだらいいのだろう?」と。今回はそんな疑問を調べてみました!
自動車はフェリーで運べます
今、乗っている自動車がある場合、フェリーで沖縄まで運んだ方がいいです。その理由は、2つあります。
- 沖縄では車を買うなら中古車がほとんどですが、意外と高く今乗っている車を運んだ方が安いからです。
- 引っ越しは意外とストレスです。新しい住居、環境、職場、家電となにもかも新しくなってしまうと、それに慣れようと努力が必要です。車は車種によって運転感覚も異なりますので、乗り慣れた車の方がストレスが少ないです。車検や走行距離の問題など、買い替えのタイミングとあわせて判断してください。
複数の業者から見積もりを取ろう
自動車を沖縄まで運んでくれる業者に見積もりを依頼しましょう。業者によって、本土の港~那覇新港までしか運んでもらえないところと、有料オプションで本土の家から沖縄の新居まで運んでくれるところがあります。
なんでも自分でやろうとすると体力も気力も持ちませんので、自分のスケジュールやライフスタイルに合わせて、輸送方法を選んでください。
各社の輸送料金を見てみたところ、軽自動車を東京→那覇新港へ輸送する場合の価格はだいたい48,000円(WEB限定価格・税込)が最安値で各社大きな差はなく、普通自動車の場合は業者によって結構差があり、最安値で53,000円(WEB限定価格・税込)といった感じです。
もちろん安ければ良いという訳でもないかと思いますので、サービス内容や保証などをしっかり確認して依頼するようにしましょう。
自動車をフェリーに乗せる前にやっておくこと
本土から沖縄まで自動車を運ぶ業者が決まったら、フェリーに乗せる前にやっておかなくてはいけないことがあります。
- 車のキズやへこみなどの点検
- もし、輸送中に車にキズやへこみが生じてしまった場合は、保険が適用となりますが、もともとあったキズやへこみは対象外です。もともとあったキズやへこみなのか、後からついたものなのかでトラブルにならないように、きちんと確認しておきます。
- バッテリーとガソリンをチェック
- 那覇新港に到着したものの、車が動かないのでは困ったことになってしまいます。最悪の場合、レッカー移動となってしまい、レッカー代も請求されてしまいます。レッカー代は思いのほか高いので、きちんとチェックしておきましょう。
- 車内の荷物は保障対象外
- 引っ越し代を節約するため、車に荷物を詰め込んで運ぶ人もいますが、もし、荷物に盗難や紛失があった場合、荷物は保障の対象外となる事が殆どなので、注意が必要です。高価な家電や貴重品はもちろん、アルバムなどの2度と手に入らないもの、ガラス製品などの割れ物を詰め込まないほうが得策と言えます。車のトランクを有効活用するなら、季節外れの服を入れる程度が良いでしょう。
自動車が沖縄に到着してからやること
車が沖縄に到着して終わりではありません。やることがまだあります。
- 塩害対策
- 舗装された道路だけ走っていていも、砂粒や小石を巻き上げてしまいます。その砂粒や小石が車のボディにあたって、細かいキズができます。そのキズに雨水などが入るとサビます。四方を海に囲まれた沖縄は海のすぐそばに住んでいなくても、風に塩分が含まれているので、とてもサビやすいのです。サビ止め塗装をして、マメに洗車することをオススメします。
- ナンバープレートの変更
- 県外のナンバープレートまま、走っている車をよく見かけますが、ナンバーを沖縄にすると保険料が安くなります。申請場所は各管轄区域の運輸支局または陸運局です。ナンバー変更の対象となる車を持ち込んで手続きをします。
面倒な車の移動が終われば後は沖縄をドライブして楽しみましょう!おいしいグルメ、美しい風景が待ってますよ♪