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陰性証明書はPCR検査専門・沖縄臨床検査センターでとれる

PCR検査

緊急事態宣言も解除され、県外への旅行やイベントへの参加を計画する人も増えていますが、県外ではワクチン接種証明書や陰性証明書の提示を求められる施設やイベントが多いです。そこで予約なしでも検査ができ、陰性証明書も発行してもらえる施設をご紹介します。

県外への旅行に陰性証明書は持参した方がいい?

緊急事態宣言が解除されたことで、飲食店の営業時間などが大幅に改善されています。11月からは全国で本格的な行動制限の緩和となる予定ですが、すべてが以前と同じ状態に戻ったわけではありません。なお11月の本格解除に向け政府が実施した実証実験では、飲食店やコンサートホール・ライブハウスなどでワクチン2回接種済み証明書やPCR検査陰性証明書の提示を求める内容が含まれていました。

ワクチンパスポートの提示を求められるシーンは今後増えそう

ワクチン2回接種済み証明書とは、「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証(臨時)」のことです。ワクチン接種をすると、「いつ・どこで・どんな種類のワクチンを接種したのか」がワクチン接種券と同封されている「新型コロナウイルスワクチン予防接種証(臨時)」に記入されます。1枚で2回分のワクチン接種証になっています。

実証実験期間中も実験に参加している自治体では提示を求められるシーンがあったので、「原本を持ち歩いている」「コピーを持ち歩いている」など、いつでも提示ができるように携帯している人が都心部では目立ちます。なお政府はワクチン接種の有無を証明するデジタル証明書「ワクチンパスポート」の交付を予定しており、今後はワクチンパスポートの提示が必要になるシーンも増えそうです。

PCR検査陰性証明書を持っていないとどうなる?

緊急事態宣言および蔓延防止重点措置の解除と行動制限の段階的緩和によって、11月には本格的な行動緩和になる予定ですが、11月以降も実証実験で行われていたワクチン2回接種証明書やPCR検査陰性証明書の提示は継続される見通しです。

また実証実験段階では対象となる地域・店舗・施設が限定されていましたが、本格的な緩和となれば、提示を求められるシーンは拡大されることでしょう。気になるのは「2回接種済み証明書および陰性証明書を持っていない場合の対応」です。

あくまでも対応については事業所や運営側の判断に基づくようですが、「証明書を持っている人と持っていない人では利用エリアを分ける」ということも検討されています。

もちろん証明書がなくても、入店やイベントの参加を拒否されるということはないようですが、「再び自粛を求められる生活に戻るのは嫌だ」という国民が大半です。そのため提示を求められる施設やシーンが増える可能性は大いにあります。ですからワクチン2回接種が終わっていない場合は、PCR検査を受け陰性証明書を発行してもらってから県外へ旅行に出かけるのがおすすめです。

那覇空港の近くで陰性証明書を発行してもらえるPCR検査場

PCR検査には「無料で受けられる検査」と「有料で受けられる検査」があります。無料の検査はいわゆる行政が実施するもので、感染が疑われる場合や感染者の濃厚接触者に認定された場合が対象です。

ただしこの検査で陰性だったとしても、陰性証明書はもらえません。都心部では早い段階で民間が運営するPCR検査場が作られましたし、陰性証明書の発行も行われてきました。沖縄県内でも民間が運営する検査場はありましたが、数が少ない上に、検査が終わっても陰性証明書の発行をしないことが多かったです。

そんな沖縄ですが那覇市内にある「沖縄臨床検査センター」では、検査だけでなく陰性証明書の発行もしてくれます。しかも那覇空港の近くに検査場があるので、県外に出かける前に立ち寄れば陰性証明書を持って旅行に出かけることが可能です。

どんな検査方法なの?

陰性証明書を発行してくれる沖縄臨床検査センターは、PCR検査専門の検査場です。現在那覇市内に3ヶ所の採取所がある沖縄臨床検査センターですが、行政検査や医療機関での検査なども行ってきたため実績は十分にあります。

そんな沖縄臨床検査センターでは、リアルタイムPCR検査法を採用しています。検査場によってさまざまな検査方法がありますが、リアルタイムPCR検査法はその中でも最も精度が高い検査法なので精度が高いです。なおリアルタイムPCR検査法では、唾液を摂取して検査をします。そのため沖縄臨床検査センターの検査場は「〇〇採取所」という名称がついています。

予約なしで利用できるのは2ヵ所

予約なしでも利用ができるのは、旧運転試験場跡地にある「西町採取所」と国際通りにある「松尾採取所」の2ヵ所です。西町採取所はドライブスルー方式を導入しているので、車から出ることなく検査をすることができます。

松尾採取所は国際通りにあり、パレット久茂地や沖縄県庁に近いです。ゆいレール県庁前駅から徒歩5分の位置にあるので、車がなくても気軽に利用ができます。ただし松尾採取所はドライブスルー方式ではないので、ドライブスルー方式が良い場合は西町採取所をご利用ください。なお採取所は年中無休で、9時~17時の受け付けとなっています。

西町採取所
住所:沖縄県那覇市西3-7
松尾採取所
住所:沖縄県那覇市松尾1-3-7

検査料金と陰性証明書発行料金は?

沖縄臨床検査センターでは、リアルタイムPCR検査法のほかにも各種検査法に対応しています。検査方法によって料金が異なりますが、最も信頼度が高いリアルタイムPCR検査法も、特別料金で対応しているのでおすすめです。

検査料は1人税込み2000円~となります。なお陰性証明書の発行料金は税込み1000円です。

県外へ出かける際は陰性証明書の持参がおすすめ

沖縄県内の対応はまだわかりませんが、少なくとも県外に出かける際はワクチン2回接種済み証明書または陰性証明書を持参するのがおすすめです。

金額もお手頃な価格ですし、県外の都心部では11月以降証明書の提示を求められるシーンが増えそうなので、県外に行く前に検査・発行をしておいた方がよいでしょう。

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すいか親方
国際通りのど真ん中に住んでいるため、ウチナンチュを見かけるよりも、観光客や修学旅行生と出会うことの方がはるかに多い毎日を過ごしている「すいか親方」です。
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