シーサーといえば、沖縄独特の守り神。そのため、家の入口や屋根などには、様々な種類のシーサーの姿を見ることが出来ます。でも、このシーサーも、よく見てみるといろんな姿があります。
壺屋やちむん通りにこっそり隠れているシーサー
那覇市にある壺屋やちむん通りといえば、焼き物店や陶芸家の作業所などがひしめく場所。そこで見かけるシーサーには、ちょっと個性的なものがたくさんあります。
たとえば、ちょっと怖いけど、体格がいいこちらのシーサーや
一見するとなんだかよくわからないこちらのシーサー
横から見ると…
埋まってる…!
こちらは、小さいくせに威厳があるシーサー。
横から見ると怖いんだけど‼
やちむん通りから少し歩くと、今度は足元にシーサーがいました。
さらに少し歩くと、何やらひっそりと隠れているつもりのシーサーが…
あの…姿見えてますけど…?
恐っ!!
ガチャポンにもシーサー
今や外国人に大人気のガチャポン。昔は、ワンコインで楽しめる子供のおもちゃだったのに、最近では、手頃なお土産としてガチャポンにチャレンジしている人も、よく見かけます。そんなガチャポンにも、シーサーは登場します。
コンプリートすると、こうなるようです。
シーサーもすごいけど、真ん中にいるあの人たちって…
やっぱり、BEGINでした!!
子どもたちが集まるにぎわい広場のシーサー
牧志公設市場のすぐ近くにあるのが、夕方になると、たくさんの地元の小学生たちがあつまる「にぎわい広場」です。ここには、祝日以外の午前10時から夕方6時まで開館している、那覇市久茂地児童館や…
だれでも利用が出来るトイレ
立派なガジュマルなどがあります。
そんな、子どもたちの憩いの広場の安全を見守っているシーサーがコチラ↓
子供をはるかに超える身長。なんとなくリアルな腕。そして、かわいいんだか、怖いんだかわからない表情。
夜中にこのシーサーが突然現れたら、子どもでなくても確実に泣きます。でも、にぎわい広場の守り神なんだよね?
町に隠れているシーサー
シーサーは、目につかないところにも隠れている場合があります。
たとえば、観光客で連日にぎわう国際通りのど真ん中。チーズタルトの専門店「PABLO」の入り口の屋根には、名物「チーズタルト」に前足を乗せたシーサーがいます。
同じく、那覇市観光協会の前にあるハピナハ1階にあるポケモンセンター
こちらにも、ガチャポンがあります。
よく見てみると…
ピカチューとコラボしてます。
他にも、個性的なのに憎めないシーサーが見たいなら…
MITSUOシーサー美術館!
館内に入る前から、アートな感じです。芸術はパッションなのですが、一般的な凡人にはよくわからない世界。でも、こちらは素直にかわいいです!
他にも、子供に大人気のアイスクリーム店の壁には、こんなかわいいシーサーもいます。
県立美術館博物館のシーサーは乗れそうです
新都心エリアには、県立美術館博物館があります。建物の外には、昔ながらの古い家が展示されています。
こちらにも、ちゃんとシーサーはいます。
さすが、守り神。
でも、こちらには、ウチナンチュも驚くこんなシーサーがいます。
後ろに回ってみると、こんな感じです。
ウエスト、細っ!!これ、ひょっとして座れるんじゃ?
実は、こちらのシーサーは、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会で、沖縄館の正面に実際に設置されていたシーサーなんだそうです。いろんなシーサー見てきたけど、このシーサーはめちゃくちゃ珍しいです。
職人の数だけ違う種類のシーサーがいる
家を建てるとき、ウチナンチュは自分好みのシーサーを探しに行く人も多いといいます。だから、家の主人とシーサーって、どこか似ているところがあるんだとか?町の中で見かけるシーサーの顔を、一つひとつ見ていると、まだまだ知らないシーサーを見つけることが出来るかもしれませんよ!