沖縄本島北部のデカ盛り食堂といえば、国頭村にある波止場食堂。どれだけデカ盛りなのか、直接行って食べてきました。
波止場食堂
美ら海水族館から、さらに北上すること30分。国頭村役場の裏手にある海沿いに、沖縄本島最北部にあるデカ盛りの聖地【波止場食堂】があります。
この食堂は、昔から何を頼んでもデカ盛りメニューになるという、伝説のデカ盛り食堂。
オープン直後の午前11時。この日は朝食を食べず、決戦に挑むことにしました。
波止場食堂にいざ出陣!
小さな店内には食堂価格としては、中の上程度のお値段がつけられたメニューが、壁一面にびっしりと貼られています。メニューに埋もれるように張られた一枚の紙には、『波止場食堂おすすめメニュー』が紹介されていて、その中に、お目当てのポークたまごがありました。
お値段、650円。手頃な設定なので、安心して頼むことが出来ました。
この日の気温は、すでに30℃越え!外にある、年季の入ったベンチで、料理を待つことにしました。
これが、波止場食堂おすすめのポークたまごだ!
待つこと10分。お店の窓から、外のベンチに座る私のところへ、ついに“ポークたまご”が到着。
受け取るその腕に、ずっしりと重さが加わります。そしてそのまま、伝説のポークたまごとご対面!
波止場食堂のポークたまごを分析してみよう
ポークたまごを注文したことを忘れるほど、様々な料理がてんこ盛りだったため、少し整理しながら解説してみます。
主役のポークとたまご
肉色に皿一面が彩られている、波止場食堂のポークたまご。メインであるポークたまごは、卵の黄色がなければ、気が付かないかもしれません。
すでに主役級のソーセージとベーコンそれにとんかつ、さらに…
すでにこれだけでも、十分にお腹が満たされる気がします。見えているだけでも、大量のソーセージにベーコンがあり、さらに、その山の上には、これまた波止場食堂の名物であるとんかつが乗っかっています。
でも、このベーコンの下には、写真では全く見えませんが、ハンバーグが1枚隠れています。断っておきますが、このメニューは、あくまでも「ポークたまご」です。
定番の沖縄料理がずらり
お母さんの愛情たっぷりの沖縄料理が、皿の至る所に見られます。
右上の白っぽいのが、宮廷料理としても有名なミミガー。緑の野菜は、ニガナの白和えです。
さらに、皿の上には、これまた定番の沖縄の煮つけ。しっかりと味のしみた昆布に、優しい味付けのごぼうと揚げ豆腐が、これもしっかりとした大きさのものが乗せられています。
そして、ソーセージに埋もれて存在が隠れてしまっている「千切りだいこん」の煮つけを発見!
これだけでも、十分沖縄の家庭料理が楽しめるのですが、そこに、エノキと豚肉を煮つけたものが加わり、これで、沖縄料理だけで5品がプラスです。
食堂の定番“そばスープ”
もちろん、食道の定食メニューには定番のそばスープもしっかりとついています。
出汁が効いたスープに、地元の島ネギがドバっと入っています。
波止場食堂のポークたまごは正真正銘のデカ盛りだった
ポークたまごを頼んだだけでも、料理の品数が10種類を超える波止場食堂。
新鮮な野菜と、お母さんの愛情たっぷりの料理に、お腹だけでなく心まで満たされる、まさに『沖縄の食堂』が堪能できる1食でした。
波止場食堂- 住所:沖縄県国頭郡国頭村辺土名186
- 電話:0980-41-2551
- 定休日:火曜日