オリオンビールといえば、沖縄のビール。こちらのデザインは、現在のものですが、時代とともに、このデザインも変化しています。懐かしいオリオンビールのデザイン、どこまでみんなはわかるかな?
オリオンビールは、缶のデザインが面白い
本土復帰する前の沖縄では、「まちぐわー」と呼ばれる街の商店でも、酒類を扱うことが出来ました。そのこともあって、地元のビールであるオリオンビールは、比較的早い時期から沖縄県民になじみのある飲み物でした。
そんなオリオンビール初代の缶ビールデザインが、こちら!
これって、今のオリオンビールのデザインを彷彿させますね。ただしこれは、スチール缶を使っているため、重いうえに、冷えにくいという欠点がありました。
海洋博記念デザインはかなりポップだ!
オリオンビール初の記念ビールとなったのが、1975年に発売された「沖縄海洋博記念缶」です。完全体に、カラフルな写真を多数掲載し、1缶で、沖縄のことがすべてわかるようなデザインが面白いところです。
初代のデザインと並べてみると、こんなに違いがはっきりとしています。
うん!派手だ!
ライトビールと第二弾記念缶
今では定番のライト感覚のビールも、オリオンビールで初登場するのは、1981年のことでした。アルコール度数が低いオリオンライトビールは、1984年まで発売されました。
ちなみに、右側にあるのが、創立25周年を記念した記念缶。沖縄海洋博記念缶に続き、第二弾となる記念缶です。
オリオンビールに初めて首里城が登場した記念缶
1992年に、本土復帰20周年を記念した記念缶が発売されます。
この時初めて、オリオンビールの缶のデザインに、那覇市にある首里城がメインとして起用されています。
本土出身の私は、「このデザインのオリオンビールが今でも発売されていれば、確実にお土産に購入するのに…」と思ってしまいます。なんといっても、首里城は、今では世界遺産に登録されていますからね!
オリオンビールのケースも、今とは全然違う
オリオンビールのデザインは、梱包用の段ボールデザインにも違いがあります。
今のオリオンビールのダンボールとは違う、こんなレトロなデザイン。見覚えのある人には、いま、画面を近づけて興奮しているはずですよね!
デザインは時代とともに少しずつ変化しているオリオンビール。それでも、沖縄県民に愛される地元のビールだということは、これからも変わらないようです。