沖縄へ家族で引っ越しする際、本土から離れた場所なので引っ越しに必要な書類などに漏れがあると後々面倒なことになります。ですので最初のうちで必要なもをしっかりとチェックしておきましょう!
役所での手続き
3月4月は引越しをされる方が多いので、役所は混み合います。時間に余裕をもって行くようにします。
- 転出届
転出の14日前から当日までに旧住居の役所で、転出届を提出します。この時に発行される転出届は次の項目で説明する転入届の手続きで必要になりますので、失くさないように十分注意してください。
- 転入届
新しい住所の役所で転居から14日以内に行う必要があります。何度も役所へ足を運ぶのは面倒なので、なるべく一度に済ませましょう。
必要なもの- 転出届
- 身分証明書
- 印鑑
- マイナンバーカード
- 銀行の通帳
この時、必要であれば以下の手続きも同時に行いましょう。
- 印鑑登録
- 国民健康保険
- 国民年金
- 児童手当
- 住民票の取得
引っ越し先の新しい住民票は色々な手続きでなにかと必要になる事があるので2~3通くらいとっておくと役立ちます。
児童手当について
児童手当は15歳以下の子供を育てる親に支給されます。振込先の銀行は、本土で使っていたところでも指定できるのですが、コンビニなどで引き出しが出来ても、通帳記入ができないのです。
これって地味に面倒です。そこで、提案したいのが郵便局の口座を指定することです。郵便局は地域に密着しているので、小さな離島にもあります。郵便局でゆうちょカードでの引き出しには時間外手数料がかからないこと、1,000円未満の小銭もATMで引き出せます。引越し前に本土でゆうちょの口座を開設して、いくらか貯金をうつしておくと便利です。
児童手当の手続きが遅れると支給が受けられないこともあるので、速やかに行います。
学校の転校手続き
子供の転校手続きは最優先で行います。転居が決まったら、通っている学校の担任の先生に報告し、必要書類を揃えて貰います。
学校から発行されるもの- 在学証明書
- 教科書給付証明書
- 転入学通知書
- 新しい住民票
上記の書類を持って新しい学校へ行って手続きをします。この時には子供も一緒に行って学校の中を見せてもらい、上履きや体操着、学用品など、準備するものを確認します。体操着は販売しているお店が少ないので、あわせて確認しましょう。
給食費などの引き落としのために、親の銀行口座を届けます。指定がなくても、本土の銀行より沖縄の銀行の方が使い勝手がいいので、琉球銀行、沖縄銀行、海邦銀行などに口座を開設します。親の給料の振込先と比較して都合のいいところを選びます。
水道・ガス・電気の手続き
旧住所の水道、ガス、電気の停止の連絡をして、精算をします。停止作業の時に、支払いをする場合と、振り込み用紙が送付される場合があります。
新居の水道、ガス、電気の開始手続きをします。不動産屋が代行してくれることもありますが、ガスの開栓は立ち合いが必要です。その後、口座振替の手続きをします。
運転免許証・ナンバープレートの変更
本土から沖縄に引越した当日に旧住所のままでレンタカーを借りることは可能ですが、運転免許証は身分証明書でもあるので、なるべく早めに住所変更の手続きをします。
運転免許証の住所変更に必要なもの- 運転免許証
- 印鑑
- 写真
- 新しい住民票
手続きは警察署もしくは運転免許センターで行いましょう。
運転免許証だけ住所変更をして、ナンバープレートはそのままになっているのを時々見かけますが、トラブル防止のためにも変更しておきましょう。
ナンバープレートの変更に必要なもの- 車検証
- 車庫証明
- 印鑑
- 新しい住民票
手続きは地方運輸局もしくは運輸支局で行いましょう。
郵便局の転送サービス
郵便局に転送届を提出しておくと、1年間は新住所に郵便物を転送してくれます。ネットでも手続きが出来ます。世帯全部でも一部でも転送可能です。
例えば、おじいちゃん、おばあちゃんあての郵便物はそのままで、子供世帯のみ沖縄に転送することも可能です。
その他に住所変更が必要な手続き
実はまだまだ住所変更が必要なものがあります。
- 銀行
- クレジットカード
- 保険
- 携帯電話
- Amazonや楽天市場などのネット通販
ネット上で変更が出来るものや郵便でしか変更できないものなどがありますので事前に確認するようにしましょう。
チェックリストを作って、パパとママの役割分担を決めておき、手続きを終えたら、日付を書き込んでおくと漏れがなくて良いでしょう。手続きは手際よく済ませて、沖縄観光に出発しましょう!