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宮古島の「宮古食堂」はコスパ最強デカ盛りメニューだった

宮古島にある「宮古食堂」。店の外観を見てもいたって普通の食堂のようにしか見えない宮古食堂ですが、地元では「コスパ最強デカ盛りの店」としても人気がある店です。昼になると多くの地元客が押し寄せてくる宮古食堂。実際に行ってみると、デカ盛り以外にも驚くことがたくさんありました。

地元に愛される食堂「宮古食堂」

宮古食堂

宮古島の食堂といえば、カツカレーそばが名物の食堂「福屋」や、ステーキそばを提供してくれる食堂「ういづ」など名物食堂がたくさんあります。たしかに宮古島に来なければ食べることが出来ないメニューがある食堂は観光客にとっては魅力があるのですが、スタンダードメニューをコスパ重視で提供してくれる食堂は地元客にとっては嬉しい存在。

そんな地元客が愛するコスパ重視のスタンダードメニューが揃っている食堂なのが、「宮古食堂」。だから昼時になると地元客が続々と押し寄せてきます。

店内

とにかく安いです!

メニュー

宮古食堂のメニューは、とてもシンプルです。「そば」というのは宮古そばのことで、沖縄本島の沖縄そばとは違い、「麺は細くちぢれのない平麺でスープはあっさり系」というのが大きな特徴。盛り付けにも特徴があり、三枚肉やかまぼこなどの具は麺の中に隠し、刻みネギだけを麺の上に盛り付けるのが宮古そば独特の盛り付け方法です。

私自身も最初に宮古そばを食べた時、「なにこれ?ただのかけそばじゃない?」とがっかりした記憶があります。ただ食べ進めていくうちに色んな具が麺の中から出て来るため、ものすごく得した気分を味わうことが出来るのが宮古そば。

ただし宮古食堂のそばはただでさえデカ盛りなので、隠したつもりの具が飛び出してしまっているような気がします。

そば

宮古そばの伝統的な盛り付けを意識しているのは、なんとなくわかります。でも見えている…。そばの中からあまりの麺の量に居場所を失い押し出された具が、思いっきり見えている!そしてなんじゃこりゃな量!

ちなみにこれでそば(大)400円!

普通サイズの沖縄そばだったとしても、この値段で食べられる食堂はまずありません。もう一度言っておきますが、これでそば大サイズです。女性の場合は、そば(小)250円でもかなりお腹がいっぱいです。

デカ盛りかつ丼はとんでもない登場の仕方をする!

比較的よく注文されているかつ丼を頼んでみると、もっと驚く光景が待っていました。

「はい、かつ丼!」

デカ盛りかつ丼

いや待て。これは一体どうなっている?明らかにかつ丼がどんぶりによって隠されているのはわかるけれど、なんでこの状態で登場?

もちろんその疑問はこのどんぶりを外してみればわかるのである!

デカ盛りかつ丼

マジか!これは凄すぎる!斬新すぎるぞ!こんもりと盛り上がった部分は、カツの卵とじというよりはすでに野菜炒めの卵とじ状態!これはいわゆる「沖縄のちゃんぽん」というやつなのでは?いやいやそんなはずはない!上からカツを確認してみよう!

デカ盛りかつ丼

か、隠れてる!けど思いっきり存在を主張している!ちゃんといます、カツが!沢庵によって飛び出てしまいそうになった姿を隠してもらいながら、しっかりと中央部分に鎮座しています!これは伝統的な宮古そばの盛り付けを大いに意識した、宮古島スタイルのかつ丼!

恐ろしいのは、とんかつと卵のシンプルなデカ盛りというだけではなく、しっかりと野菜もとれるように沖縄ちゃんぽんの要素も含まれているところ!厨房のお母さんのあふれる愛情を感じます。

ちなみにこのかつ丼のお値段は…『400円』⁈コスパ最強すぎるメニューでした。

宮古食堂
  • 住所:宮古島市平良東仲宗根850-26 砂川アパート1F
  • 営業時間:10:30~17:00
  • 定休日:不定休
  • 電話:0980-72-1631

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すいか親方
国際通りのど真ん中に住んでいるため、ウチナンチュを見かけるよりも、観光客や修学旅行生と出会うことの方がはるかに多い毎日を過ごしている「すいか親方」です。
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