オーシャンビューや、オーシャンフロントで海を眺めながらの食事っていいですよね。でも、オンザビーチで食事てどうですか??BBQでも海の家でもなく、なんとネパール料理!!今回は、潮風を感じながら食べられるネパール料理屋さん、かりかにいってみました!
新原ビーチ?ってどこにある?どう読むの?
場所は、新原ビーチです。シンハラではないですよ"(-""-)"
新原と書いてミーバルと読みます。
よくガイドブックに出てくるニライカナイ橋や、斎場御嶽、おきなわワールド、垣花樋川にも近いため、南部観光のランチに立ち寄るのもおすすめです。
沖縄県南部には海カフェが数多くありますが、食堂かりかは、なんといっても、海との近さが群を抜いています。オーシャンビューならぬ、オーシャンフロント。しかも、窓などで遮られることもなく、ビーチの砂浜に作られたテーブルでのお食事です!!ビーチバーベキューをする感覚で美味しいカレーが食べられる。それが食堂かりかです。
食堂かりかに到着!
さぁ、到着です。ビーチ一番奥の駐車場がかりか専用になっていますので、そこに停めましょう。(他のところだと、有料になってしまいます)
駐車場から、すぐの入り口を向けるとすぐに目の前に広がるビーチにとりあえず感動してしまいます。
店舗?は調理場と注文をとるスベースだけが、外から見える程度。基本、客席にあたる部分は、すべて砂浜の上にあります。なので、看板もこんな感じ。
こんな感じで、カウンター越しに注文します。壁面全体を貝殻で飾り付けていて、これが更にリゾートチック!!
外から、中で料理を作っている様子が少しだけのぞけます。笑顔のカワイイ、ネパール人シェフのお兄ちゃんが、はにかみながら、料理をしています。壁面全体に張り付けられた貝殻がまた、いちいちリゾート感を煽ってくれます。
メニューは、カレーはシンプルなものは、900円~。魚介類や、マトンなどは1200円程度。ごはん込みの値段です。そのほかにも、モモや、サモサ、プーリーなど、アラカルトも充実しています。ドリンクなども含めるとすると、一人2000円程度が予算という感じです。
辛いのに優しいかりかのカレー
注文して待つこと15分。カレーでてきましたぁーーーー!!
一言でいうと、スパイシー!でも、辛い。だけではないです。たくさんの野菜が溶けているのか、舌にふれると、いろいろな味がします。
沖縄のカレー屋さんって、アメリカ人が多い影響か、インド料理などでも、比較的、味のしっかりしたカレーが多いですが、かりかに関しては素材の味が溶け合っていて、どちらかというと野菜のスープをベースに様々なスパイスが加わっていて、野菜の優しさと、スパイスの個性がうまく調和しているのがわかります。
ただ、お子様には、かなり辛く感じてしまうかもしれないので、ラッシーなどの甘いドリンクを一緒に頼むといいかもしれませんね。
あ、ちなみに、写真を撮影した日の気温は15度。雪国出身の友達は半袖ですが、だいぶ、海風が寒く感じるので、ウィンドブレーカーのような風を通さないアウターを用意することをお勧めします。
かりかで感じる異国と故郷
グラス越しに見える青がとんでもなく綺麗です。スパイスの香りが潮の匂いと混ざり合いなんとも不思議な感じ。
波ごとに岩肌に当たってしぶきに変わる音が違っていたり、岩に吹き付ける風の音、そして、その隙間を絶え間なく縫って流れる、波の音。風が吹けば、ビーチの砂が一般道や民家に流れ飛ぶ。そんな距離感で生まれる生活を肌で感じることのできる昔からのビーチで食べるかりかのカレーは異国の味なのに、なんだか懐かしい気すらしてきます。
もしかすると、ネパールのシェフの方も、景色は全然違うのかもしれないけれど、この海やそこにある生活をを見て、何か故郷を思い出す何かを感じながらこのカレーを作ったのかな。そんなふうに感じてしまうカレーでした。
みなさんも、ぜひ、晴れた日の南部ドライブの際には、食堂かりかに足を運んでみてくださいね!