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沖縄そば屋【根夢(ごん)】は駐車場待ちをしてでも食べたくなる

行列に並ぶのが苦手といわれる沖縄の地元客が、駐車場待ちをしてでも足を運ぶ沖縄そばの名店「根夢(ごん)」。沖縄のローカルテレビ局が企画した「第3回 あなたが選ぶ沖縄そば王決定戦‼」で見事王座を射止めたこともあり、カップ麺化もされ全国のファミリーマート各店で並んだこともある有名店です。

根夢伊佐店は大通り沿いではなくあえて裏通りに店を構えているに、平日だろうが休日だろうが食事時になるといつ行っても駐車場待ちになっています。そのため私も過去に何度この駐車場待ちに耐えきれず、涙をのんで店を後にしました。

でも今回は小学生の娘が、「今日のお昼はどうしてもママのおすすめの沖縄そばが食べたい!」なんてかわいいことを言ってくれたので、いつもよりも1時間も早い開店直後に根夢に出かけることにしました!

女子2人でも居心地の良い店内

沖縄そばの屋根夢のカウンター席

普段の私は仕事の合間で時間が空いた時にだけ店を訪れるため、座る時は必ずカウンター席。でもこの日は開店直後でそれほど混雑もしておらず、テーブル席にもまだ余裕があったため店員さんに勧められて厨房近くのテーブル席へ…。

沖縄そばの屋根夢の店内

この写真の右奥がちょうど厨房の入口になっているのですが、ランチタイムに突入する直前の厨房と思えないほど落ち着いた雰囲気が漂っています。店の内装もどこか懐かしい感じがする和風テイスト。テーブルに座った途端、小学生の娘が「ママ、ここいいお店だね!」なんて大人のコメントをよこしてきました。

メニューの解説がとってもわかりやすい

沖縄そば屋根夢のメニュ

地元客だけでなく県外からの観光客や外国人の姿も多い根夢伊佐店のメニューは、とにかく誰が見てもわかりやすいところがおすすめ!表記も日本語だけでなくきちんと英語もかかれています。

さらにメニューはそばのトッピングが一目でわかるようにとられた写真付きです。普段から沖縄そばを食べなれている地元であっても沖縄そば屋によって同じメニュー名でもトッピングの内容や味付け、サイズの設定などが違うため、上から全体が見えるようにして撮られた写真はとってもありがたいのです。

しかもソーキそばに「軟骨ソーキ」と「本ソーキ」の2つがあり、どちらのソーキそばにどのタイプのソーキ肉が使われているのかがきちんと書かれているところがおすすめ!ソーキそばに慣れていない観光客の方だと、「軟骨?本ソーキ?」と疑問だらけになっているかもしれません。

でも沖縄県民にとってソーキ肉は軟骨ソーキと本ソーキの2種類あることは常識であり、それぞれに好みが別れます。そのため場所によっては「軟骨ソーキそば」と「本ソーキそば」の2つのメニューを置いている店もあるほどです。

そうはいってもソーキを食べたことがない人にはイメージがわかないものですよね?そんな時にはぜひ根夢の「ソーキそば」を頼んでください。根夢のソーキそばは、本ソーキと軟骨ソーキの2つが入っていますから、一杯で「軟骨ソーキそば」と「本ソーキそば」を同時に味わうことが出来ますよ!

女子グループなら小サイズがおすすめ

根夢では、どのメニューも大中小の3つから選べます。一般的には中サイズで十分なのですが、女子グループだと食後のデザートも食べたくなりますよね?当然この日も娘は食後のデザートをお気に入りのカフェで食べることをひそかに計画していたようで、普段は中サイズでもぺろりと食べてしまうのですがこの日は何も言わずに小サイズをチョイス。

私はお腹がいっぱいになるとすぐに眠くなってしまうため、同じくこの日は小サイズを注文します。

ちなみに沖縄そばの好みは、たとえ母娘であっても全然違います。肉系の沖縄そばの場合、私は三枚肉そばが好きなのですが、娘は絶対にソーキそば。そのためこの日も娘はソーキそばの小を頼み、私は三枚肉そばの小を頼みます。

根夢は注文してからほとんど待つことなく品物が到着します。子連れだと食事を注文してから料理が出来るまで長く待たされると子どもがぐずったりして大変なのですが、根夢は雑誌に目を通したり話をしているうちにすぐ料理ができます。

さてこれが、娘が頼んだソーキそばの小(ネギ抜きバージョン)

ソーキそばの小

そしてこちらが、私が頼んだ三枚肉そばの小です。

三枚肉そばの小

ちなみに根夢の沖縄そばには、最初から紅ショウガが乗っかっているタイプではありません。沖縄そばには欠かせない紅ショウガなのですが、小さい子供や紅ショウガが苦手な人もいるため、こちらの店ではテーブルにお好みで後から追加するようになっています。

私は「沖縄そばには紅ショウガがないとダメな派」なので、料理が到着した直後にたっぷりと紅しょうがをトッピングします。

沖縄そばに紅ショウガ

これこれ!これぞ私の理想の沖縄そばです。とにかく私はたっぷりのネギと紅ショウガさえ入っていれば「本物の沖縄そば」と言い切ってしまうほど紅ショウガがないとだめなのです。私のこだわりは紅ショウガたっぷりの沖縄そばなのですが、人によっては泡盛に島唐辛子を付けて作った「コーレーグース」と呼ばれる調味料がないと絶対にダメという人もいます。

とにかく沖縄そばの食べ方は、人それぞれ好みやこだわりが違います。そんなところも全部理解しながら美味しくそばを食べさせてくれる根夢。さすが地元で人気の沖縄そば屋です。

根夢 伊佐店
  • 住所:宜野湾市伊佐4-2-14
  • 営業時間:11:00~20:00
  • 駐車場:あり
  • 電話:098-890-7523

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すいか親方
国際通りのど真ん中に住んでいるため、ウチナンチュを見かけるよりも、観光客や修学旅行生と出会うことの方がはるかに多い毎日を過ごしている「すいか親方」です。
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