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沖縄のブランド牛肉がすごい!

牛肉

沖縄と言えば豚肉のイメージが強いのですが、アメリカ統治時代の影響もあり、肉食文化が根付いています。亜熱帯性気候の沖縄は寒さとは無縁なので、牛の生育にも適しています。沖縄のおいしいブランド牛肉をご紹介します!

石垣牛

石垣牛

石垣牛は、石垣市及び八重山郡の竹富町、与那国町で生産・育成された黒毛和種です。生後おおむね20ケ月以上飼育されています。石垣牛はなんと言っても、2000年の沖縄サミットの晩餐会のメインディッシュとして使用されたことで有名になりました。

ちょっと話がそれますが、フランス料理では、牛肉よりも羊肉を最高としています。中でもフランス沿岸の塩分をたっぷり含んだ牧草を食べて育った羊肉を”プレサレ”(塩の近く)と呼んで珍重しています。

牛にとっても沖縄のミネラル豊富な牧草が肉質にいい影響を与えているのかもしれませんね。

生産者と消費者の距離が近いことも魅力のひとつで、石垣牛は石垣島ではもちろん食べる事ができますし、沖縄本島なら、ステーキハウス88やレッドロブスター国際通り店などでも食べる事ができます。

宮古牛

元来、宮古島での畜産は日本全国のブランド牛の元になる仔牛の生産が中心でした。全国的に有名な和牛も宮古島生まれということもあるのですね。牛肉として食べられるようになったのは最近で、ほとんど県内で消費されるため、幻の和牛とも呼ばれています。

宮古牛の寝床にはサトウキビの搾りかすも使われていて、この床は堆肥となって農家で使われるという循環も宮古島ならではです。

柔らかく、脂の甘みも感じられるのにあっさりした食感の宮古牛はホテルシギラミラージュなどで味わえます。

伊江牛

沖縄本島の本部港(もとぶこう)からフェリーで30分のところにある伊江島で育てられる伊江牛です。

こちらも全国各地の黒毛和牛の仔牛を育てるのが中心なので、幻の牛肉とも呼ばれています。

赤身が中心のしっかりした肉質が特徴です。いつの間にか、牛肉の脂ばかりが絶賛されるのを残念に思っている私なので、赤身中心の牛肉と言うのは応援したくなります。伊江牛は、農業生産法人株式会社伊江牛の直営店で味わえます。

もとぶ牛

沖縄本島中部、本部町(もとぶちょう)で育ったもとぶ牛は、なんと地元のオリオンビール工場から排出されるビール粕を利用した発酵飼料も食べています。となると、オリオンビールともとぶ牛との相性も良さ そうですね(笑)

1つのゲージに入れる牛は5頭、スタッフ1人あたりの飼育する牛の数も考慮するなど、牛にとって心地よい環境づくりにも気を配っています。牛舎から出る堆肥は農家に出荷され、循環型農業を行うことで環境に配慮しています。

もとぶ牛は沖縄本島に2店舗ある焼肉もとぶ牧場で食べられます。

山城牛(やましろぎゅう)

沖縄本島中部、うるま市の郊外にある山城畜産で育てられる山城牛は沖縄県産牛肉の中でも超一級と呼ばれる黒毛和牛です。

エサはもちろん、良質な水にもこだわって、地下水を汲み上げて与えています。赤身と脂身のバランスが良く、やわらかでクセのない味わいで多くのファンをとりこにしているブランドです。

山城牛は那覇市にある炭火焼肉Bistoro山城牛で味わえます。ちょっとお値段は張りますが、病みつきになるおいしさです。

沖縄では、牛肉は家庭料理より、外食として食べられることが多いようです。ステーキ、焼肉、ハンバーグ、コロッケ、牛汁などなど。今日はどこの牛肉をいただきましょうか?

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