いよいよ小学校も夏休み。たくさんの宿題の中に紛れていた自由研究を何とか片付けるべく、沖縄でシーサー作りに挑戦してきました。
沖縄のシーサー、小学生でも作れるかな?
今回挑戦するのは、粘土細工のようにして作る手作りシーサー。乾燥させて焼き上げると、こんな風になるというシーサーに、小学生の娘が挑戦!
うまくシーサーの顔になればいいけれど、さて、どうなることやら…。
早速、沖縄のシーサー作りに挑戦!
今回は、小学生の子どもでもOKのシーサー作り体験だったため、シーサー作りといっても、シーサーの顔だけを作っていきます。
あらかじめ準備された土台に、パーツづくり用に練られた土と、パーツを付ける時に使うヘラ、水溶き粘土(接着剤の代わり)を渡され、いざシーサー作りに挑戦です。
まずは、4つの眉毛づくり
特徴のある眉毛を付ける前に、おでこの中心部分に、小さなポッチをつけます。
このポッチの両サイドに、シーサーの眉毛を付けていくそうです。
さて、シーサーの眉毛やひげですが、この形が沖縄のシーサーの特徴でもあります。どれも、渦巻き模様をしています。そのため、細長く伸ばした土を、くるくると丸め、渦巻きの形にしたものを、左右2つずつ付けます。
あれ?孫悟空の頭みたいになってるぞ?
シーサーの目を作ります
このシーサーの作者は、大胆な作風が持ち味のようです。ぎょろっとした目を、顔の真ん中にドドーンと…!
さらに、ヘラを使って、シーサーの目に、魂を入れます!
凄い迫力だ!
シーサーの鼻を付けると、なんとなく顔に見えてきた
目のサイズが大きすぎたので、先生に、「このままじゃ口がなくなっちゃうよ」といわれ、鼻のサイズを気持ち小さめに作ることにした作者。
お!なんとなく、顔になってきた!
でも、これって、シーサーというよりも、「うりひゃあでぇじなとん!」と叫んでいる人の顔にしか見えない…。次、いこ!
シーサーの口と牙を付けてみる
いよいよ、口を付けていきます。
口の輪郭を付けると、今度は、「アハハ!」って笑っている人に見える!そこは、作者である娘には言わず、とりあえず、制作過程を見守ることにしました。
上下2つずつ牙を付け、前歯を3本足してみます。
お、おお。とてもリアルです。
シーサーのひげと耳を付けてみます
いよいよ、シーサー作りもラストスパートです。顎の部分に、眉毛と同じような渦巻きのひげを、左右に3つずつ付け…
耳を付けてみます。
夏休み自由研究のシーサーが完成!
夏休みの自由研究として、小学生の娘が取り組むこと、1時間30分。ついに、シーサーが完成しました!
見本と比べると、ずいぶんと印象が違うような気もしますが、娘の顔によく似たシーサーが完成!シーサーって、一体ずつ顔が違うといわれていますが、ナルホド、その真意がわかったような気がしました!
本島南部のシーサー作り体験ができるお店
本島南部では、有名な観光スポットの周辺を探すと、今回のようなシーサー作り体験ができるお店がいっぱいあります。なんと!子供たちが夏休みの宿題に取り組んでいる間に、大人だけでのんびり観光ができるおまけつきです♪
国際通りでできる!那覇市伝統工芸館
壺屋焼きで有名な那覇市では、国際通りにある那覇市伝統工芸館で、壺屋焼きシーサー作り体験が出来ます。
那覇市伝統工芸館- 住所:那覇市牧志3-2-10 てんぷす那覇
- 所要時間:約120分
わずか10分でできる!おきなわワールド
おきなわワールド文化王国玉泉洞にある陶器工房では、なんと、たった10分でシーサーの壁掛けを作ることが出来ます。
「さっさと宿題を終わらせて、その分、たくさん遊びたい!」という人には、とっておきの場所ですよ!
おきなわワールド文化王国玉泉洞 陶器工房- 住所:南城市玉城字前川1336番地
- 所要時間:約10分
絶景カフェでできる!カフェ ナチュラ
絶景の海が見えるカフェでのんびりとリラックスしながら、シーサー作りが出来るのが、南城市にあるカフェ ナチュラです。
ちなみに、こちらの体験コースは、陶芸療法士が行う陶芸体験!陶芸セラピーやヨガを取り入れているので、子供と一緒に取り組んでみるのも楽しいですよ!
カフェ ナチュラ- 住所:南城市知念久手堅405-5
- 所要時間:約90分