沖縄には離島がたくさんあります。本島とはまた違った景色やグルメ、文化があって興味深いのですが行くのが大変だと思っている方も多いかと思いますが…ちょっと待ってください!車で簡単に行ける離島もたくさんあるので、ご紹介したいと思います。
奥武島(おうじま)
南城市にある奥武島は、本島と短い橋でつながっています。周囲2キロの小さな島は豊かな漁場に面したウミンチュの島です。
奥武島の名物はなんといっても、天ぷらです。沖縄の天ぷらは衣が分厚いのが特徴です。衣に味が付いているので、しょう油などを付けなくてもそのまま食べられます。1個60円くらいなので、気軽に食べられるおやつとして人々に愛されています。のんびりと海を眺めながら天ぷらを食べるのがオススメです。
もうひとつのオススメはグラスボートです。船の底がガラス張りになっているので、服を着たまま美しいサンゴや魚たちを眺めることができます。ニモ(カクレクマノミ)も見られますよ!
- 沖縄県南城市玉城奥武19−1
- 那覇市内から車で約40分
瀬長島
那覇空港から一番近い離島です。瀬長島にある「ウミカジテラス」はリゾート感溢れる島で、グルメとショッピングの楽しめるスポットして人気が高まっています。ほかにも沖縄では珍しい温泉のある「琉球温泉 瀬長島ホテル」や絶景の見られるイタリアンレストランの「POSILLIPO」があります。
空港から近いので飛行機を間近に見ることができるのも魅力です。海と飛行機を見ながら沖縄グルメを味わうのがオススメです。
- 沖縄県豊見城市瀬長174-6
- 那覇空港から車で約15分(周辺が渋滞していることが多いです)
浜比嘉島(はまひがじま)
那覇市内からは「海中道路」などを通り、橋を渡って行ける浜比嘉島は今でも昔ながらの町並みの残る島です。
浜比嘉島は「神様の住む島」として大切に守られてきた島です。パワースポットとして人気もありますが、訪れる際には神様に挨拶するつもりで、心静かにおまいりしましょう。
浜比嘉島には「シルミチュー」と「アマミチューの墓」があります。「シルミチュー」はその昔琉球をつくったとされる、男の神様のシネリキヨ(シルミチュー)と女の神様「アマミキヨ」(アマミチュー)の2人の神様が住んでいたとされる場所で、ここで2人の神様が子供を授かったと言い伝えられていて、子宝のご利益のあるパワースポットとしてお参りする人がたくさんいます。
「アマミチューの墓」はシルミチューとアマミチューの2人の神様をまつっています。島の人々が豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願している聖域です。
- 沖縄県うるま市勝連比嘉
- 那覇市内から約70分
伊計島(いけいじま)
那覇市内からは「海中道路」などを通り、のんびりした風景を見ながらドライブすると真っ赤な橋とシーサーが出迎えてくれます。
伊計島は整備されたビーチがあり、海水浴やマリンスポーツを楽しむことができます。
また、隠れたスポットして「イチの里 仲原遺跡(なかばるいせき)」があります。ここでは沖縄県内で最大級の縄文時代後期ごろの村落跡が発見された場所で、「竪穴式住居」が復元されて展示されています。復元された住居以外にも23棟の住居が見つかり、他にも土器などが見つかったそうで、ずっと以前から人々の暮らしがあったことが想像されます。
- 沖縄県うるま市与那城伊計
- 那覇市内から約90分
古宇利島(こうりじま)
古宇利大橋を渡って行ける古宇利島は、沖縄版「アダムとイブ」のような言い伝えが残っていること、古宇利島の語源が恋島(くいじま)と言われることから「恋の島」や「神の島」と言われていて、全国からカップルが多く訪れています。
古宇利大橋からの眺めは本当に素晴らしく、ドライブに最適と言えます。ハート型に見えるハートロックで有名になった美しいビーチもありますし、カフェもあります。オーシャンタワーには3つの展望フロアがあります。
どこでシャッターを切ってもインスタ映えする写真が撮れること間違いなしです。オススメはオーシャンタワー内のカフェで絶景を見ながらスイーツやピザを楽しむことです。
- 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
- 那覇市内から約2時間、美ら海水族館から約25分
瀬底島
美ら海水族館があることで知られている本部町(もとぶちょう)にある瀬底島は瀬底大橋で本島とつながっています。
瀬底島はなんといってもビーチが素晴らしいです。白い砂浜と透明度の高い海は、絵はがきのようです。
また、夕日が美しいので、カフェでまったりしながら夕日を眺めるとロマンティックな気分に浸れます。
- 沖縄県国頭郡本部町瀬底
- 那覇市内から約2時間、美ら海水族館から約10分
沖縄本島から行くことのできる離島はそれぞれ特徴があり、楽しみ方も千差万別!是非離島へドライブしてみてはいかがでしょうか。