TVでも取り上げられて、反響が大きくなっている「サンライズマーケット」に「デリカテッセン ヌチブタ」が出店されていました。その時は既に売り切れだったのでフライヤーだけいただいて、後日お店の方に伺うことにしました。
命豚(ヌチブタ)とは?
沖縄本島の北部の国頭村(くにがみそん。沖縄の言葉でくんじゃん)の山で育ったイノシシと西洋種の豚を掛け合わせて生まれたイノブタを「くんじゃん命豚(ヌチブタ)」と名付けました。
イノブタは普通の豚の3倍の飼育時間がかかり、その間に旨みが作られます。放牧飼育にこだわって、ホルモン剤や抗生物質を使用せずにのびのびと育てているので、イノブタにストレスがかかりません。
そんなイノブタのお肉を加工してハムやソーセージ、ベーコンなどに加工して販売しています。生産量が少ないので、味わえるお店は限られていて、直営店は「デリカテッセン ヌチブタ」(那覇市)と「デリカテッセン まちなと一丁目店」の2店舗で、私が伺ったのは「デリカテッセン ヌチブタ」です。
デリカテッセン ヌチブタのお店の様子
外観はビルの1Fですが、山小屋風なイメージの外観です。
三段ほど階段を昇って左側にテラス席、右側に店舗があります。
ドアを開けて左側にハムやソーセージのショーケース、右側には自家製酵母のパンが並んでいます。
その奥にテーブル席が3つとカウンター席があります。
メニュー私はハムやパンの販売がメインで、その一角にイートインコーナーがあるのだと思い込んでいました。実際は、ヌチブタ料理を味わえるレストランで、ぐっと本格的だったので少し戸惑いました。
するとシェフから、ホットドックやサンドイッチもあると伺いました。言われてから厨房の上の黒板に気がつきました。
私たちはホットドックとサンドイッチをお願いしました。
ホットドックとサンドイッチのレビュー
まず運ばれてきたのは、コーラとオレンジジュースです。
オーダーしてから10分ほどで注文の品が運ばれてきました。パンなのに時間かかり過ぎ?いやいや、それだけ本格的だったってことなんです!
ホットドックふわふわのパンをほんのりと焼いて、ハーブソーセージを2本はさんでいます。味付けはソーセージの味を邪魔しない為にケチャップが控えめに使われています。
ソーセージのパキッとした歯ごたえがたまりません。ハーブも強すぎないので、お肉の味がよくわかります。ボリュームも満点!
トーストサンドパンはかりっとトーストされていて、具材はハム、トマト、玉ねぎ、チーズです。
サンドイッチが紙で包まれているのは、そのままハンバーガーのように食べられて、具材がバラバラにならないための工夫です。気づかいが素晴らしいですね。
ハムがたっぷり入っていて、ソースが少しかけてあります。肉料理の中にはソースをたっぷり使って、ソースで食べさせるようなものもありますが、ここのは違います。真正面からお肉の味で勝負している、お肉を食べさせるサンドイッチなのです!
野菜もしゃきしゃきだし、チーズとの相性も抜群です。これはおいしいなぁ。ボリュームも満点なのに、450円ってコスパもGoodです。
添えられているのはピクルスと卵サラダです。ピクルスも自家製だと思われます。お酢がきつくない、いい感じに漬かっているピクルスで、お酒のおつまみにしたいと思いました。卵サラダもとても丁寧になめらかに作ってありました。サンドイッチにしても良さそうです。
また、テーブルの上にカトラリーが置いてあって、フォークなどでも食べられます。
お箸と箸置きもセットになっていて、シェフは細やかな方なんだろうなと思いました。
様々なシーンで利用できます
私がお店にいたのは30分くらいですが、お土産にソーセージを買い求める方や、1人でふらっと食事をしに立ち寄る方もいらっしゃいました。テラス席もあってテーブル席が3つとカウンター席もあります。
ランチメニューもありますし、夜はコロッケやソーセージなどを食べながら、ビールやワインを楽しむことも出来ます。サンドイッチ類は持ち帰りもできます。仲間同士でも家族でも利用しやすいと思います。
デリカテッセン ヌチブタへのアクセス
国際通りから海邦銀行のある松尾交差点を58号線向けに曲がります。ステーキ屋さんの手前を左に曲がって、ラーメン屋さんの角を右に曲がると左側にあります。
- 住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目16−19 エステート久茂地 1F
- TEL:098-867-6080
- 営業時間:11:00~22:00
- 定休日:日曜日
※日曜日はイベントに出店されることが多いです。その場合、翌日の月曜日がお休みになりますので、Facebookをチェックしてください。