沖縄は観光地ですから、一年中旅行者の姿を見ます。よく見るのがスーツケースを転がしたまま、観光地を歩いている姿。那覇に到着したものの、ホテルのチェックインまで時間がある時や飛行機の搭乗前にちょっと観光したい時もあるでしょう。そんな時に便利なコインロッカーや荷物の配送サービスをご紹介!
航空会社の荷物配送サービスを利用する
出発前に宅配便を利用して荷物を自宅から沖縄まで送ってもいいのですが、通常、東京や大阪から那覇に到着するまでに3日かかります。天候によっては遅れることもあるので、余裕をもって発送する必要があります。仕事をしながら出発の4,5日前に荷物を準備して発送するのは現実的ではありませんね。
そこで、出発する空港で荷物を預ける時に宅配便で沖縄のホテルに届けてもらう方法です。これなら、那覇に到着して、荷物をピックアップすることなく、すぐにコンサートを見に行ったり、観光スポットへ繰り出せます。
ANAの快速宅空便
12:00までの到着便なら、当日の配送が可能です。ホテルによって取り扱いがないこともありますので、確認してください。翌日以降、配達日を指定することも出来ます。料金は1個1,000円です。
JALの手ぶらサービス
翌日以降に配達となります。配達日、配達時間を指定することが出来ます。料金は1個1,000円です。
JALは当日配達が出来ないので、翌日になってもいいものみ宅配を利用したり、帰りに利用すると良さそうです。通常通りに宅配便を利用するより、航空会社のサービスを利用したほうが到着が早いです。
那覇空港からホテルまで宅配便を利用する
LCCを利用した場合などは那覇空港内のヤマト運輸を利用します。
那覇空港→ホテル11:30までの到着便であれば、那覇空港から本島内のホテルに当日19:00までに届けてもらえます。11:30以降の到着便は翌日配達です。利用できないホテルもあるので、ホテルに確認してください。料金は1個500円。
ホテル→那覇空港チェックアウト前にホテルで荷物を預けて、16:00以降に那覇空港で荷物を受け取ることが出来ます。締め切り時間や取り扱いがあるかはホテルに確認してください。料金は1個500円。
国際通り周辺のコインロッカー
なんとかなるかなと国際通りまでスーツケースを持ってきたものの、やっぱり歩きにくい!と思った場合は、コインロッカーが便利ですね。
モノレールの駅
モノレールの各駅にはコインロッカーが設置されています。改札の内側にも外側にもあります。雨に濡れることもなくて便利ですね。
- 使用時間:6:00~23:30
- 使用料金:中ロッカー 400円、大ロッカー 600円
那覇観光案内所
国際通りの真ん中、てんぶす那覇の1F、ローソンの奥に那覇観光案内所があります。コインロッカーもありますし、入らない場合はカウンターで預かってもくれます。
- 使用時間:9:00~19:30(当日限り。日をまたいでの利用は不可。)
- 使用料金:中ロッカー 300円、大ロッカー 500円。
- 手荷物預かり:1個500円。
観光案内所ですから、お勧めの観光スポットやイベントのことも教えてくれます。多言語対応なので、困った時はぜひこちらを利用してください。
沖縄ツーリスト
県庁前交差点近くの旅行会社、「沖縄ツーリスト」も「エクボクローク」に加盟しているので、こちらでも荷物を預かってくれます。荷物を預けて「美ら海水族館」の入場券をお得に入手もできるし、オプショナルツアーなどの申し込みも出来るので便利ですね。OTSツアー参加者なら、さらに特典があります。
- 営業時間:10:30~19:00
- 定休日:日曜日
- 使用料金:バッグサイズ300円/日、スーツケースサイズ600円/日 ※クレジット決済のみとなります。
NAHA CAFE
国際通りから美栄橋駅につながる沖映通りにある「NAHA CAFE」はふらっと気軽に立ち寄れるカフェです。「おやつ日本一」を受賞した「アセロラフローズン」を味わうついでに荷物も預けられるのは便利ですね。
- 営業時間:8:00~20:00
- 使用料金:バッグサイズ300円/日、スーツケースサイズ600円/日
パレットくもじの店内
県庁前駅からすぐのデパート、パレットくもじの店内(B1F,1F,2F)にコインロッカーがあります。
- 営業時間:11:00~19:00
- 使用料金:バッグサイズ300円/日、スーツケースサイズ600円/日 ※クレジット決済のみとなります。
那覇バスターミナル
那覇バスターミナルの1F、トイレの隣りにもコインロッカーがあります。路線バスに大きな荷物は載せづらいですから、バスターミナルに戻ってくるなら、コインロッカーが便利です。
バスターミナルの上の那覇OPAを利用される方もこちらを利用すると良いでしょう。※那覇OPAにはコインロッカーがありません。
- 営業時間:8:00~20:00
- 使用料金:バッグサイズ300円/日、スーツケースサイズ600円/日
那覇空港
那覇空港の各フロアにコインロッカーがあります。那覇空港から出発前にゆいレールで国際通りへ行かれる方にオススメです。
場所は1階到着ロビーに大型専用コインロッカーがあり、2階出発ロビーと3階チケットロビーに小型~中型コインロッカーがあります。
- 使用可能時間j:6:00~23:00
- 使用料金:小型~中型各種100円~500円/6時間、大型/600円/6時間 ※超過料金6時間ごとに100円 。使用期限は利用開始から72時間(3日)
無料のコインロッカー
新都心の那覇メインプレイスのコインロッカーは無料です。(コイン返却式)博物館・美術館や新都心公園などへ行く時に便利です。
小禄駅からすぐのイオン那覇店のコインロッカーは無料です。(コイン返却式)小禄駅周辺にもおいしいお店もありますよ!
私は以前、東京に住んでいて沖縄に旅行した時の帰りに宅配便を利用しました。帰りなら荷物の到着が遅れても問題がないからです。すぐに使うメイク道具などは手荷物にするなど荷物の仕分けがポイントです。受け取りの都合も考慮して、宅配便や航空会社のサービス、コインロッカーをうまく使い分けて、沖縄観光を楽しんでくださいね!
コインロッカーがありそうで無いところ
コインロッカーがあると便利そうだと思うのに、実はないところも紹介したいと思います。
さいおんスクウェア
モノレール牧志駅と繋がる「さいおんスクウェア」は、1Fと2Fはショッピングとグルメのお店があり、3Fは図書館、公民館、プラネタリウムがあります。地元の人も利用するので、あると便利だと思いますが、コインロッカーはありません。
琉球王国市場
旧ハピナハの跡地にオープンした日本のおいしいものが集まる「琉球王国市場」にもコインロッカーはありません。国内外の旅行者でいつも賑わっているので、あると便利だと思いますがなぜかありません。ハピナハの時は3Fにあったので、間違えないようにご注意ください。
沖縄を訪れる旅行者は毎年増えています。2020年は東京オリンピックも開催されるので、ますます国内外の旅行者が増えるでしょう。当然、コインロッカーの需要も増えると思われますので、また新しいコインロッカーや荷物の一時預かりの情報を入手したら、記事を更新しますね。