沖縄というと一般的には「夏場に旅行に行くべき場所」とみられがちなところがあります。しかし、実は沖縄旅行は冬場も実はおすすめだったりします。なんといっても冬場の沖縄の良いところは、冬場でもある程度は暖かい気候であることです。
沖縄の冬は結構温かい
気象庁HPのデータによると、2021年の平均気温は以下のようになっております。
- 2021年1月の平均気温:16.8℃
- 2021年2月の平均気温:18.5℃
- 2021年3月の平均気温:20.8℃
- 2021年11月の平均気温:21.8℃
- 2021年12月の平均気温:18.9℃
平均気温データにおいて、12月から2月という冬季においても平均気温が16度以上をキープしており、最低気温の月間平均値も15度前後となっています。
そのため、関東の人々にとってはもちろん、北海道・東北・信越地方の人々にとっては、天国と言ってもいいような避寒地です。
例えば沖縄に行ってどこかに行く予定がないとしても、近隣の公園等で本を読んだり昼寝をしたり、そのようなことを寒さを感じることなく軽装で行えるのは大変大きな魅力です。
また、きれいな海は冬場に見てもきれいですし、内陸部には多数の史跡や美術館・博物館がありますので、夏場はあまり足が向かない内陸部を楽しむにも良い季節です。
さらに、ホテルや飛行機代も夏より安く予約できたり、夏だと混雑している観光名所も冬だと人が少ないので写真撮影も思い通りに撮る事ができます。
春から秋にかけて台風の接近が増える
沖縄は5月の梅雨入りから夏場・秋(10月)までは梅雨明け後でも頻繁に台風が接近します。
そのため、春から秋にかけて旅行の計画を立てる場合は直前まで、晴れるか、飛行機が欠航にならないかなど心配しながら過ごさなくてはなりません。
それに対し、冬場は台風とは無縁のため、1泊ではなく出来るだけ長く滞在するのであれは、あらかじめ晴れた沖縄を楽しめることが確定している状態で旅行日までウキウキしながら過ごすことができるのは、冬の沖縄旅行の大きなメリットといえます。
なお、交通の便がやや悪いイメージを持たれてきた沖縄ですが、那覇空港の近くにあって沖縄県内で明確に最も都市としての発達が進んでいる那覇市には「ゆいレール」というモノレールが走っています。
そのため、歩くのが苦手なので沖縄にはあまり行く気にはならないという方でも、那覇市内でしたら、北部の首里城付近の中央部の市街地など各エリアをスイスイと巡ることができます。
沖縄の桜の開花は日本一早い!
沖縄の桜の開花は毎年1月中旬頃となっており、沖縄本島の北部では各地で桜まつりが開催されています。
沖縄旅行に来て桜まつりに行くなんてなかなか思いつかないと思いますのでこれもまた冬に沖縄へ来るメリットの一つとなります。
ちなみに沖縄本島では「今帰仁グスク祭り」「本部八重岳桜祭り」「護さくら祭り」が有名な桜まつりとなっておりますので、是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
このような様々なことをふまえると、冬の沖縄は寒さに苦しむ地方の方々にとっては国内最高の避寒地といっても過言ではない素晴らしい場所です。