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美ら海水族館とかりゆし水族館の違いはどんなところ?

美ら海水族館

マリンレジャーが人気の沖縄には、水着に着替えなくても沖縄の海が楽しめる観光スポット・水族館が人気です。そんな沖縄の水族館は、本島北部にある「美ら海水族館」と、那覇空港の近くにある「かりゆし水族館」があります。どちらも沖縄でおすすめの水族館ですが、実際に行くならどちらがおすすめか、検証しました。

美ら海水族館とかりゆし水族館の違いは?

美ら海水族館とかりゆし水族館は、どちらも沖縄で人気の観光スポットです。南国・沖縄の海が楽しめるところが魅力ですが、2施設には大きな違いがあります。

美ら海水族館とは?

美ら海水族館(正式名称:沖縄美ら海水族館)は、一般社団法人沖縄美ら島財団が管理する沖縄観光の人気スポットです。

沖縄本島北部にある美ら海水族館は、2005年にジョージア水族館(アメリカ)がオープンするまで世界最大の水槽を有することで有名でした。

世界最大の称号は返上となったものの、南国・沖縄の海を再現した巨大水槽「黒潮の海」は、今でも美ら海水族館の人気エリアです。そんな美ら海水族館の年間来館者数は、新型コロナ感染拡大によって観光客が激減するまで300万人を軽く超えていました。

アクセスの不便さが唯一のデメリット

美ら海水族館は巨大水槽・黒潮の海がある水族館の周辺に、無料でイルカショーが楽しめる沖ちゃん劇場やウミガメ館などがあり、水族館以外でも沖縄の海や海の生物を楽しむことができる人気スポットです。

そのため「沖縄旅行に行くなら外せない観光スポット」として有名ですが、美ら海水族館があるのは沖縄本島北部の本部(もとぶ)町です。

そもそも沖縄には沖縄本島を縦断する電車が存在しませんから、移動には車が必要になります。しかも那覇空港から車で約90分もかかるので、施設の充実度は魅力的ですが、アクセスの不便さが唯一のデメリットです。

かりゆし水族館とは?

DMMかりゆし水族館

かりゆし水族館(正式名称:DMMかりゆし水族館)は、水族館とエンターテイメントを融合させたニュースタイルの水族館です。

かりゆし水族館があるのも「イーアス沖縄豊崎」という巨大商業施設ですし、完全屋内施設のため、美ら海水族館のような巨大な水槽などもありません。

とはいえ沖縄に生息するさまざまな生物を間近に見学できますし、沖縄特有の亜熱帯の森を再現したエリアも施設内に設置されています。

その他、人気のカワウソやナマケモノ、ペンギンなどもいます。

海洋生物コーナーでは南国・沖縄らしい熱帯魚が多数展示しています。子供に人気のカクレクマノミはもちろん、アケボノチョウチョウウオ、アカネハナゴイ、カスミチョウチョウウオ、ゴマチョウチョウウオなど小型の海水魚が人気です。淡水魚も多く展示しているのがかりゆし水族館の特徴で、飼育用としても人気のグッピー、更紗コメット(金魚)、和金(金魚)、ネオンテトラなども展示されています。

アクセスの良さがかりゆし水族館のメリット?

大型商業施設内にあるかりゆし水族館は、水族館の規模としては小規模です。またイルカショーなどのアトラクションスポットもないので、水族館ファンには少々もの足りないかもしれません。

とはいえかりゆし水族館は那覇空港のすぐ近くにあるので、那覇空港の周辺にある観光スポットとしてはおすすめです。

レンタカーがなくても那覇空港とかりゆし水族館を往復するバスが15分間隔で運行していますし、国際通りに面した県庁前駅前バス停からでもかりゆし水族館行きのバスがあります。

美ら海水族館がおすすめのタイプ

美ら海水族館がおすすめのタイプは、「車の運転に自信がある人」「沢山の海の生物が見たい人」「時間に余裕がある人」「水族館が沖縄観光のメインの一つである人」です。美ら海水族館への移動は主に車・レンタカーですが、高速道路を利用しても1時間以上かかります。ですから車の運転に自信がない人には、あまりおすすめしません。

美ら海水族館は、沖縄周辺に暮らす海水魚・淡水魚・深海魚などをまんべんなく展示しています。展示されている生物数は圧倒的ですし、海の生物と触れ合うことができる体験アトラクションも充実しています。さらに展示エリアは非常に広いので、平均滞在時間は1時間です。これだけ充実した内容なので、海の生物が大好きで見学時間に余裕がある人におすすめです。

かりゆし水族館がおすすめのタイプ

かりゆし水族館がおすすめのタイプは「デートで気軽に楽しみたいカップル」「雨の日の子供のお出かけスポットを探している人」「短時間で見学できる空港近くの観光スポットを探している人」です。

かりゆし水族館は大型商業施設内にあるので、水族館だけでなくショッピングや食事なども楽しめます。しかもアクセスに便利な水族館なので、いつもと違ったデートを楽しみたいカップルにおすすめです。

完全屋内施設なので、雨の日に子供と一緒に楽しめるお出かけスポットにもなります。展示されている魚も小型の魚や熱帯魚が多いので、小さなお子様にも人気です。

さらに那覇空港から車で約20分と近いので、沖縄出発の直前まで観光スポットをまわりたい人にもおすすめのスポットといえるでしょう。

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