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移住者目線でみるリアルな沖縄移住デメリット【子育て編】

家族

沖縄移住を始めてみると、移住する前のイメージと大きく違うこともよくあります。もちろんメリットもありますがデメリットは大変…。特に子育てに関しては移住してみて「失敗した!」と思うことがよくあります。

本土出身者は肩身が狭い

沖縄の方言で「ナイチャー」というのは「内地の人」という意味です。県民同士の会話で「ナイチャー」という言葉が出る時は、あまり良い意味で使いません。全般的にいい意味でナイチャーが使われるのは本土から沖縄に嫁いできたお嫁さんのことをいいますが、この場合は「島ナイチャー」と呼ばれることが多いです。

もちろん差別的な意味で地元の人が使うとは限りません。でも基本的に沖縄は横社会ですので、身内同士の結束力が強いのが特徴です。毎日のように会う本土出身の友人よりもたまにしか会わない地元の友人の方が親しみを感じますし、家族や親族または身内同士の結束力はハンパなく強いです。

だから本土出身者同士の移住カップルは、基本的に肩身が狭い…。というのも地元の人は結婚して家庭をもっても基本的に大きく住環境を変えることはありません。ですから生まれ育った地域に家を借り、子育てをするという人がほとんどです。そのため子供の保護者同士が幼馴染ということもよくあります。

特にその傾向が強いのが都市部から離れた地域。PTCAの活動に参加しても移住者だとその輪の中に入っていくのに気合を入れないとなかなか入れませんし、入るからには率先して面倒な役を引き受けていかないとなかなか仲間として認めてもらえません。

那覇市など都心部ではあまりそういった傾向はありませんが、同じ那覇市内でも地元の結束力が強い地域では本土出身の移住者が肩身の狭い思いをすることはよくあります。

子供の小学校の集まりなのに子連れ参加NGなんてことがある

子供が小学校に入学すると、必ず関わらなければならなくなるのがPTCA活動ですよね?学校側の建前としては「参加できる人(タイミング)で参加すればOK」なのですが、沖縄の場合、現実的には「参加するのが当然」というスタンスです。

もちろん運動会や発表会などで保護者の手伝いが必要な行事であれば納得は出来るのですが、たまに「PTCA主催の飲み会」というものがあります。ただ問題は「子供のつながりで集まるはずなのに子連れ参加がNG」ということ!

そもそも飲み会をなぜPTCA単位でやらなければいけないのかということが問題なのですが、子連れ参加がNGということは「子供はどこに預けるの?」ということでは?もちろん沖縄が地元であれば、実家にお願いして子どもを預けるということもできます。でも本土からの移住者にはそもそも実家が沖縄にない…。つまり参加できないのです。

「どうしても参加したい!」というのであればどうにかして対策をするのでしょうが、「参加しておいた方が何かと子供のためになるのでは?」というPTCA活動に消極的な移住者にとってこれはかなりハードルの高い行事です。

ちなみに私は沖縄出身の主人がいますが、主人が離島出身者なので基本的には頼れる親族がいません。そのためこうした行事がある場合は「参加しない」と決めています。たまに「どんなことをしているのかな?」と気になることはありますが、出来ないものは出来ない…。

ここまでサバサバと割り切れるのも、私が沖縄に移住して十数年ということも絶対関係していると思います。だって今でこそサバサバしているわたしも、移住したばかりの頃はこんなにザックリと割り切れなかったのですから!

車がないと何をするにも子育てに不便を感じる

車

車社会といわれて長い沖縄にもモノレールはあります。でも残念ながらそれは那覇市を中心とした一部のエリアのみです。鉄道の代わりとしてある路線バスも、車社会といわれる沖縄では時間通りにやって来ないのが当たり前。さらに路線バスを乗る機会がほとんどない沖縄の子供たちは、バスの乗り方がよくわからない…。

そのため子供の習い事や学校の送り迎えに「親が車で送迎」は特別なことでも何でもありません。それどころか少し離れた場所にあるのに親が送り迎えをしないと「危なくない?」と聞かれることもあります。

物理的に距離が遠くて送迎がないと厳しいというケースも稀にありますが、ほとんどの場合はそういう条件は付いていません。歩いて10分程度の場所でも車で送り迎えをする人が多く、そのせいで朝夕の通勤通学の時間帯にはものすごい渋滞が起こります。

ただ路線バスが鉄道のない不便さを補うだけ細かな部分にまで通っているかというと、そうでもないのです。路線バスはあっても「1時間に1本しかない」「夕方を過ぎるとバスがない」ということもよくあります。また路線バスの停留所まで徒歩20分以上かかるということもよくあります。こんな状況では確かに子供に「バスで塾(習い事)に行きなさい」とは言えません。

もちろん子育てをしていれば子供が急に熱を出したり歯医者や耳鼻科に通うこともよくあります。でもこうした病院なども基本的には車で移動するからこそ通うことが出来る場所にあるので、車がなければ常にタクシーを利用するしかありません。

つまり沖縄で子育てをするには「最低限一家に一台車がないと不便」というわけ!沖縄で車が要らない生活をしたければ、那覇市の中心部で暮らすしかないのです。

ただそれは「沖縄なのにあえて都会に住む」という沖縄移住の目的とは真逆のスタイルになります。この不便さは子育てをしているからこそ見えてくる沖縄移住のデメリット!身軽に何でもできる単身移住者には伝わらない沖縄の不便さなのです。

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