那覇市寄宮にあった沖縄県立図書館が建物の老朽化のため、那覇バスターミナルのビル、那覇OPAの上へ移転しました。2018年12月15日にオープンとなりましたので、どのような館内になっているのかご紹介したいと思います。
沖縄県立図書館の基本情報
那覇バスターミナルのビルの3F~6Fが沖縄県立図書館となり一般の人が利用できるのは3F~5Fとなっています。
- 3F:子供のための絵本、子育ての本など
- 4F:一般図書、ビジネスエリアなど
- 5F:郷土資料室、郷土資料など
新しい図書館は旧館の2倍の広さになり、蔵書冊数は87万冊で収蔵能力は200万冊以上です。
入り口から入ってすぐのところが図書館には珍しい吹き抜けとなっております。それでは3Fから順番に見ていくことにしましょう。
3階 子供中心のエリア
子供の絵本を中心としたエリアとなっており、本棚も低めに作られているので圧迫感がありません。
館内には多くの椅子やテーブルが用意されているので気になった本を見つけたらすぐその場で読むことができます。
子供の頃から本が好きだと本が好きな大人になります。語彙力はもちろんのこと、想像力が豊かになります。
紙芝居や読み聞かせの出来る「おはなしの森」コーナーはくつを脱いであがります。
おもちゃもあって、小さなお子さんも楽しめます。3Fにはホールもありました。
オープン初日は利用カードを作るコーナーになっていて大勢の人で混雑していましたが、今後は様々なイベントが予定されています。本にまつわるイベントだけでなく、マジックや将棋の大会なども行われるので今後が楽しみです。
4階 一般図書のエリア
一般図書を中心にしたエリアです。本棚が低めで通路が広いので圧迫感がありません。
図書館にはパソコンが設置されており、検索サービスを利用する事で目的の本をすぐに探す事が出来ます。
4Fにはビジネスルームがあり、講演会やワークショップに利用することが出来ます。
面白いのが情報エリアで、25種類の新聞と200種類の雑誌がずらっと並んでいます。スポーツ新聞や業界新聞が並んでいる図書館は初めて見ました。
5階 郷土資料のエリア
沖縄の歴史や民族に関する本などを中心にしたエリアです。
郷土資料室は閲覧のみのエリアなので、バックなどはエリア手前のコインロッカーに預ける必要があります。きっと、貴重な資料もあるからなのでしょう。
どこのフロアもじゅうたんが敷いてあるので足音が気になりません。窓際の席は日差しが心地よくカフェにいるような気分になりますが、図書館への食べ物の持ち込みは禁止されておりますが、飲み物はペットボトルなど倒してもこぼれないようなフタ付きのもものであれば持ち込みOkです。
沖縄県立図書館に行く前に書籍検索も可能!
沖縄県立図書館の公式サイトには蔵書検索という機能があり、読みたい本が前もって決まっている場合はこの機能を使って目的の書籍があるのか確認する事ができます。
また、目的の本が貸出中なのかどうかも知る事が出来る便利な機能となっています。
沖縄県立図書館の利用カードを持っている場合は本の予約も可能です。
沖縄県立図書館へのアクセス
沖縄県立図書館はモノレール旭橋駅からデッキでつながっています。国際通りからだと歩いても約5分ほどです。駐車場はカフーナ旭橋の駐車場を利用できます。
- 住所:沖縄県那覇市泉崎1-20-1
- TEL:098-894-5858
- 開館時間:9:00~20:00
- 休館日:火曜日、年末年始、特別整理日
※県立図書館の利用は市立図書館とは別の利用カードが必要です。
※図書館内では携帯電話での通話はできません。4Fと5Fに携帯電話ボックスがありますのでそちらを利用しましょう。