ガーデニング大好き県民が多い沖縄ですが、賃貸住宅の場合ベランダでのガーデニングが禁止のことも…。そこで部屋の中でも育てられる上に置くだけで癒される南国沖縄の夏におすすめの観葉植物たちを紹介!
カポック(シェフレラ)
最近は「シェフレラ」という呼び方の方が増えてきましたが、昔からなぜか「カポック」という名前で呼ばれている観葉植物です。直射日光があまり得意ではないので、どちらかというとリビングやダイニングルームなど光が適度に入り込む明るい場所にインテリアとしておくのがおすすめです。
葉っぱの1枚1枚が花びらのようなかわいい形をしているので、成長していくとグリーンの大きな花が咲いているように見えます。意外と手間はかからないですし種類によっては葉の色に白や黄色が混じるものもあります。
緩やかに成長していくのでどちらかというと初心者よりも中級者向けです。でも「のんびりと育てるのが好き!」というのであれば、観葉植物初心者でも相性が良いですよ!
セローム
空気中の湿気をどんどん吸い込んでくれる、沖縄にはピッタリの観葉植物です。ただちょっと困ったことに成長すると気根がものすごいスピードで成長していくので、「このくらいのサイズがジャスト!」というところで剪定してあげるのが育てる上でのポイントです。
ちなみに葉っぱの形がとても南国チックなので、一鉢置いているだけで沖縄っぽい感じになります。また自由奔放な性格の持ち主なので、葉は四方八方に広がっていきます。置くスペースに余裕があるのであればぜひトライしてもらいたいですが、大きくなるとワンルームや小さな子供がいる場合は邪魔に感じてしまうかも…。
そのかわりセロームは世話をする手間がかかりません。水やりをするタイミングも土が乾いた時で大丈夫なので、毎日世話をするのは面倒だという人にはピッタリですよ。
フィカス・ウンベラータ
ハートの形をした大きな葉っぱが特徴のフィカス・ウンベラータは成長スピードが速いので、初心者でも「植物を育てている!」という実感がすぐに湧きます。観葉植物は花が咲くというわけではないので、初心者だと育てていても「本当に大きくなっているのかな?」と不安になることもしばしば…。
その点フィカス・ウンベラータは毎日のように芽がどんどん出てくるので、お世話をするモチベーションが常に維持できます。一応花言葉も「夫婦の愛」ですので、新婚さんへの新居祝いなどにも人気です。
個人的には毎日どこかで新たな蕾をつけてくれるこの子たちの姿を見ていると、子育てと仕事に追われて疲れた心を癒してくれるような気がしてとても気に入っています。だってこの子たちは毎日成長していることが目で見てわかるので、その成長を見ているだけで達成感ってやつを感じるのです。さすがに実際の子育てではそう毎日達成感を味わうことはできませんからね。
パキラ
直射日光が苦手なパキラは、蛍光灯の光でも十分に成長できるほど耐陰性に強い観葉植物です。急激な温度の変化に弱いので、エアコンの風が直接当たる場所においてしまうと乾燥してしまい枯れてしまうことがあります。
存在感のある葉っぱが放射線状に広がるので、一鉢あるだけでかなりの存在感があります。個人的には、育てるのにほとんど手がかからないところがすすめです。基本的によほどのことがない限り枯れてしまうことはありませんし、幹も根元がぷっくりと膨らんでいうので見ているだけでも癒されます。
ちなみに生命力が凄まじいので、生育に適した環境にあるとものすごい勢いで成長していきます。もちろん大きくなってきたらバッサリと剪定します。でも剪定した場所からすぐに新しい芽が出てきますので、剪定するたびに「ここまで大きく育ってくれたのに…」という罪悪感がほぼありません。
むしろ「今度はどんなふうに成長してくれるのかな」という楽しみがあります。長く付き合っていても飽きが来ないですし、成長するたびに表情が変わるところも楽しいですよ。