私は東京から那覇に引っ越してきました。その後、那覇市内で引っ越しをしました。本土から沖縄の引越しと那覇市内の引っ越しについて、まとめてみました。
東京から沖縄への引っ越し
本土内の引っ越しと大きく違う点は、なんと言っても、荷物到着までに3日くらいかかることです。荷物到着までは、ホテル暮らしになります。日常生活を送りながら、ホテル宿泊用の荷物詰めと、引っ越し荷物の箱詰めを行うワケで、結構大変です。
引っ越しの手順
引っ越しをスムーズに行うためには、手順をおさえておくことが大切です。
大型の家具や家電を持って行くものと処分するものに分ける
以前は、関東と関西では家電の周波数が異なりましたが、最近はヘルツフリーのものが増えましたね。東京で使っていた家電のほとんどは、沖縄で使っても問題ありません。
荷物が増えれば、引っ越し代がかさみます。新規購入も費用が掛かりますので、見極めが必要ですね。
私は使い慣れた食器戸棚と購入したばかりの冷蔵庫と炊飯器を持って行くことにして、長年使ったテレビと洗濯機、オーブンレンジは新たに沖縄で購入することにしました。大型の家具や家電は処分に時間もかかります。リサイクルショップを使うのも手です。
引っ越し業者に見積もりを依頼
持って行く大型の家具と家電が決まったところで、引っ越し業者に見積もりを依頼しました。数社に依頼して見比べるのが良い方法です。段ボールの数は変わってもあまり料金に差は出ませんが、大きなものは料金に差が出るからです。
段ボールやガムテープはサービスしてもらえるのか、引き出し型の衣装ケースに中身は入れたままでも良いかなど、疑問点は確認しておきます。
不用品は処分
引っ越し業者に梱包をお願いする、らくらくパックを利用するにしても、いるものと要らないものの判断は自分でするしかありません。要らないものを運ぶと料金もかさみますし、荷ほどきも大変になりますからね。
箱詰めは使わないものからスタート
引っ越し荷物の箱詰めは、アルバムなど保存しておくもの、季節外れのものから行います。部屋ごと、カテゴリーごとに箱詰めします。段ボールの外側に中身を記載し、段ボールの総数を数えておくと、降ろし忘れがありません。
私の場合、東京からの引っ越し荷物が沖縄に到着するのが3日後でした。移送距離が長いこと、温度変化があることから、食材を運ぶのは避けました。使いかけの調味料が変質する恐れもありますし、もし、こぼれたりするとヒサンなことになるからです。洗剤も同様です。未開封のものだけ持って行くことにしました。
子供のものは、ひとまとめに
小さなお子さんがいる場合はホテル用の手荷物に着替えやおむつ、おもちゃなどを多めに入れておきます。手荷物にしない子供のものはひとまとめにして、すぐに取り出せるようにします。
貴重品は自分で運ぶ
銀行の通帳や印鑑などは引っ越し荷物にはしないで、自分で運ぶようにします。輸送途中で紛失などがあった場合、後々面倒な手続きが増えますし、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。減らす事が出来るリスクはなるべく減らしましょう。
沖縄に移動してから
私は東京で荷物を発送してから、3日後に沖縄で荷物を受け取ることができました。
1,2日間は観光していても良いでしょう。もし、荷物搬入の前に新居に入れるようであれば、寸法を測っておきましょう。家電を選ぶ時の参考になるからです。
この時に是非測って欲しいのが、カーテンのサイズです。カーテンがないと、部屋の明かりをつけた時に外から丸見えになってしまいます。防犯面からもカーテンは早急に取り付けることをオススメします。また、沖縄は日差しが強いのでカーテンがないと、とてもまぶしいです。
那覇市内の引っ越しの場合
那覇市から那覇市内での引っ越しだとそんなに距離が遠くないので荷物の梱包などはいい加減にしてしまいがちですが、食器が割れたり、洗剤がこぼれたりする事を考えて長距離の引っ越しと同じように丁寧に梱包する事をオススメします。
また、沖縄の賃貸物件はエレベーターが付いていないところが多くあります。エレベーターが付いていない物件へ全ての荷物を自分で運ぶとなると階段の上り下りが大変なので業者に依頼したほうが良いでしょう。
荷物搬入だけでは引っ越しは終わりません
荷物を搬入するだけで、大仕事をした気分になりますが、これだけで終わらないのが引っ越しです。搬入した荷物をほどいて、それぞれの場所に納めなくてはなりません。また、電気、水道の開栓手続きは電話やネットでも出来ますが、ガスの開栓は立ち合いが必要です。
家族の引っ越しならば、買い物に行く人と、荷ほどきをしながら、家電の受け取り、ガス開栓の立ち合いをする人に分かれると良いでしょう。
忘れがちになるのが、引っ越し当日に必要となる食事とトイレットペーパーです。買い物にも出られないし、ピザなどのデリバリーはお店を探すことから始めないといけない…。特に小さい子供がいる場合は、待ったがきかないので、あらかじめコンビニなどで、おにぎりやパン、飲み物とお菓子とトイレットペーパーを用意しておくといいと思います。
普段の様子と違うこと、環境が変わることなどから、子供もぐずりやすくなります。先におもちゃを出して、いつものおもちゃで遊べるようにしてあげてください。
いろいろと住所変更手続きも必要です
荷ほどきがある程度終わったら、住所変更手続きをします。市役所へ行って、住民票の転入届を提出します。子供がいるなら、児童手当の受け取り、保育園や学校の転校、国民健康保険、国民年金も同時に手続きをします。マイナンバーカードも忘れないでくださいね。
この時に、ゴミの分別の一覧表を受け取り、ゴミ袋の指定があるかを確認してください。ゴミの分別は市町村によって異なりますから。
運転免許証の住所変更をします。銀行、クレジットカードの住所変更はネットでも出来るものが増えました。確認してみてください。
郵便局に転送届を出しておくと、1年間郵便を転送してもらうことができます。しかし、宅配便は転送してもらえませんので、ご注意ください。意外と住所変更の手続きって面倒ですよね。あらかじめ必要書類を確認しておくとスムーズですよ。
最近はネットでチェックリストがダウンロードできるようになりました。段取りよく行うことで、余計なストレスを減らすことができます。スムーズに引っ越し作業をして、ご近所を探検しに行きましょう!