今回は4月4日~7日まで行ってきた、3泊4日の西表島・竹富島旅行の後編として、竹富島旅行について記事をお書きします。
4回目の竹富島
竹富島に行くのは、今回で4回目です。今回も、前回記事と同様、夫いわく「いつもとは違う竹富島を楽しもう」ということになりました。
前回の竹富島旅行は以下の記事をご覧ください。
ですが前回記事の西表島のように、竹富島ではアクティビティは申し込んでいません。そもそも、とても狭い島だからでしょうか、竹富島自体でのアクティビティはほぼありません。どうやっていつもとは違う島時間を過ごすのか…と思いつつも、そこはあまり突っ込まずに竹富島に上陸したのです。
1日目 大風の竹富島へ!
竹富島1日目は、旅の3日目。4月4日・5日と西表島に宿泊し、6日は約半日、西表島に滞在、その後、竹富島へ向かいました。
午後2時すぎに西表島の「上原港」を出港し、石垣島の「石垣港」へ。そこから竹富島の「竹富東港」へ向かうというルートです。西表島から竹富島への直通フェリーは、1日に1本しかないからです。
この日、西表島を散策しているときは天気はよかったのですが、フェリーに乗るころには天気が悪くなり、どんより曇って台風のような大風が吹いてきました。そのため、上原港から石垣港へ向かうフェリーは大揺れでした。
フェリーの腹や窓に海水が思いきりあたり、時折「ドーン!」という音もして、最初はアトラクション状態に喜んでキャッキャとはしゃいでいた小さな子どもたちも、やがて無言に。酔った人が多かったのか、フェリーの中はシーンとしており、異様な空気でした。
こうして地獄のような(私は揺れが好きなので、地獄ではありませんでしたが)40分後、石垣港へ到着。石垣港から竹富東港へのフェリー乗船時間は約15分。こちらはなぜかあまり揺れず、到着。ですが竹富島に着いたら、やはりどんより、大風が吹いていました。暑がりの私でも肌寒く、カーディガンを羽織る陽気です。
港に到着後、夫に「ピースアイランドにはお迎えの連絡のお願いしたの?」と聞くと、「うん」と答えました。どうやら石垣港で私がトイレに行っている間に、電話をしたようです。「ピースアイランド」とは、過去記事をお読みいただければわかりますが、私達が毎回泊まっているコテージタイプの宿で、私のお気に入りです。
ピースアイランドに宿泊した際の記事は以下の記事になります。
お迎えは、スタッフの人が車から降りて、港の入り口でホテル名が書かれた看板を持って立っています。夫が向かったのは「やど家 たけのこ」という看板を持った女性の元。「たけのこ???」とわけがわからないまま、その女性の車へ。そして到着したのは、ピースアイランドの近くにある「やど家 たけのこ」という宿でした。
到着後、夫に「ピースアイランドじゃないの?というか、私がピースアイランドと連呼していたのになぜ否定しなかったの?」と聞いたら、「いやぁ、勘違いしているなぁと思ったけど」と!うちの夫は変わっているので、そういう人なのです。
夫いわく「たけのこ」は、口コミで評判がよかったとのこと。そしていつもは航空券+宿のパックで予約するのですが、今回は夫の海外出張でたまったマイルを使い、航空券は2人分無料なので、パックにはない宿をあえて選んだとのことでした。
いままで沖縄離島では泊まったことのない、初めての畳のお部屋になんだか戸惑いながら、とりあえず部屋でオリオンビールを飲んだのでした。
夕飯は早めの18時から。品数が多く、味もおいしく、デザートつきで満足でした。
やど家 たけのこの詳細
- 【住所】〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富206-1
- 【T E L】0980-85-200
- 【受付時間】7:00~22:00
- 【定休日】不定休
夕飯後は、19時前に大風の中、いつも泊まっているピースアイランドへ。何をしに行ったのかというと……ピースアイランドの入り口付近に、販売機が設置されています。そこにオリオンビールを買いに行きました。
以前の記事にも書きましたが、竹富島には夕方5時までやっている小さな商店が2店舗しかありません……でした。
ですが今回、新たな商店を発見!調べてみると、「内盛荘」という民宿の中の一角にあった小さな商店が独立し、2017年6月に新規オープンしたそうです。
昨年竹富島に行ったのは5月。そのときはまだありませんでした。(※お店のfacebookやブログを見ましたが、オープンの具体的日時や営業時間はありませんでした)
たぶんほかの商店と同様、閉店は早めと思われます。
そんなこともあり、私たちは石垣港の売店でビールを数本買っていましたが、足りない気がしてきて、散歩がてらに大風の中、ピースアイランドの自販機に行ったという顛末です。販売機に行く前に、せっかくなので少し集落も散策しました。
こうしてまたもや部屋でオリオンビールを飲みつつ、明日は晴れることを願ったのでした。
竹富島2日目は大風の中の散策!
朝6時に起きて窓の外を見たら……相変わらずのどんより空で、風がビュービュー吹いていて、前日と変わらずなお天気でした(涙)
朝ご飯は8時~、盛りだくさん。
10時にチェックアウト後は、まずは徒歩で1時間弱、集落を散策しました。
相変わらず風が冷たく、カーディガンは手放せません。スプリングコートを着たいくらいでしたが、この寒さは想定せずコートはもちろん持ってきていません。
とりあえず徒歩は疲れたので、「竹富観光センター」でレンタサイクルを借りました。
ここは昨年はじめて利用しましたが、出発前に写真を撮ってくれて、帰ってくると1,300円でかわいい台紙つきの写真を販売しています。昨年は買いませんでしたが、せっかくなので今回は写真を買ってみました!
竹富観光センター詳細
- 【住所】〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富441
- 【T E L】0980-85-2998
- 【受付時間】9:00~17:15
※レンタサイクルの予約不可。現地受付のみ。
コンドイビーチ
自転車で走り出したのはいいものの、風がさらに冷たく感じます!まずは「コンドイビーチ」に行きましたが、とにかく風がもろに当たって寒い!!それでも海はきれいでした。どんより空でこの海の色ですので、晴れの日はどんなにきれいなことか……。ここでウエディングフォトを撮っているカップルがいました(^^)
カイジ浜
コンドイビーチはとにかく寒くて長居できず、その後は島内をグルグルとめぐりながら、「星砂浜」(星の砂)で有名な「カイジ浜」へ。ここでは星の砂を探している人がわんさかで、私たちも探してみましたがなかなか見つからず…… 比較的早く、探すのを諦めました(^^;
立地なのか、ここのビーチは風が当たらず、居やすかったです。
猫がとても人懐っこい
その後は港に行ったり、徒歩で散策中に見た貝殻が欲しくなり迷いながら買いに行ったり、集落で遭遇した猫と遊んだり…竹富島では猫や犬、牛やヤギなど動物をよく見ますが、この日出会った猫はとても人懐っこく、膝の上にピョンと飛び乗ってきました。
食事はお食事処 かにふ
2時間ほどレンタサイクルで島をまわったあとは、自転車を返却してランチへ。2012年に休憩でかき氷を食べたお店で、初ランチ。竹富島の中ではいちばんといえるくらい、規模が大きい食堂「お食事処 かにふ」です。
ここでオリオンビール、そして「石垣牛ビーフカレー」を注文。カレーはお肉がゴロゴロ、たっぷり入っていておいしかったです。ちなみにミニサラダ付きで、お値段は1,400円。
お食事処 かにふ詳細
- 【住所】〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富494
- 【T E L】0980-85-2311
- 【営業時間】ランチ11時~L.O 15時30分 ディナー18時~L.O 20時
ランチ後は水牛を見た後に西桟橋へ
ランチ後は、再び徒歩で島をブラブラ。途中、休憩中の水牛に会いましたが、なぜかじっと目を合わせきて目をそらさない水牛が複数。なんだかその顔が面白くて、なごみました。
竹富島をあとにする直前、「西桟橋」に行きました。まわりは海なので風がビュービュー、かぶっていた帽子をおさえていないと、すぐにでも飛ばされそうな勢いでした。
今回の旅トラブル①-石垣空港で飛行機が40分遅れ
こうして夕方4時前に竹富東港を出て、石垣港へ。そこからバスで新石垣空港へ。そこでトラブルが。機材トラブルの関係で……ということで、乗るはずの飛行機が到着せず、40分遅れの出発となりました。
トラブルはトラブルでしたが、帰りは余裕をもって時間を計算していましたし、ポジティブに考えて、予定より長く石垣島の空気を吸えたこと、そしてゆっくりごはんを食べられたのでよしとします。
ここでこの旅初の、沖縄そばを食べました。いつもは沖縄に行くとまずは沖縄そばを食べるのですが、今回の旅では石垣牛メニューばかりを食べており、そばはブッフェでミニサイズを食べましたが、ちゃんとしたそばは食べていませんでした。
私は「やいまそば」(八重山そば)を、夫は「島野菜そば」を食べました。やはり沖縄そばは美味しいです!
今回の旅トラブル②-やど家たけのこで寝間着が無い
「やど家 たけのこ」には寝間着は置いてなかったため、私はキャミソールとショートパンツ、夫は全裸で寝ました。畳のお部屋なので、布団を自分たちで敷くタイプです。
翌朝起きたら、私は首元を数ヶ所、夫は腕や下半身(大事なところも……)を複数、ダニに刺されてしまいました(汗)
清潔感のあるお部屋とシーツとお布団だったので、寝間着があれば問題なかったのかもしれませんが……。夫はいまだにダニ跡が残っています。
このお宿は、朝食時にお持ちかえり用の手作りサーターアンダーギーを用意してくれていたり(すごくおいしかったです!)、チェックアウト時には星の砂のお土産をくれたり、いいお宿です。
ですがもしこのお宿に宿泊する場合、肌が弱い人は寝間着を用意すること、場合によっては虫よけスプレーなどを活用して寝ることをおすすめします。
今回の竹富島はお天気に恵まれなかったので、次回は晴天の竹富島を満喫したいです!お読みいただきありがとうございました。