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のんびりするなら竹富島!

いろいろな沖縄離島へ行きましたが、のんびり過ごすなら「竹富島」がおすすめです。レンタカーがいらないほどの面積5.42 km²と小さな島で、自転車で島を一周できてしまいます。また竹富島といえば、水牛での街散歩が名物です。今回はそんな竹富島をご紹介します!

赤レンガと白砂が美しい竹富島

竹富島は、沖縄県の八重山諸島にある島で、沖縄県八重山郡竹富町に属しています。八重山の中心地である石垣島からは、高速船で約10分程(約6km)の距離にあります。木造赤瓦の民家と白砂が撒かれた道を基調とした街並みは、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

竹富島の街並み
竹富島
竹富島

郵便局もこんな感じで、風情があります。

竹富島の郵便局

ここからは、竹富島の特徴やおすすめスポットをご紹介しようと思います。

ものすごい紫外線に注意!

私は2012年夏に、はじめて竹富島に行きました。そのときびっくりしたことがありました。それは太陽の日差しです。いままで経験したことがないような、刺すような強い、むしろ痛い日差しでした。

勉強不足の私は、SPF30 PA++の弱めの日焼け止めをつけて、自転車に乗っていました。私は肌の色が白いので、日焼けすると真っ赤になります。案の定、すぐに肌が赤くなってきました。

汗で日焼け止めが落ちてしまうので、日陰で自転車を止めては何度も塗りなおしましたが、あまり効果を感じません。

やがてなんと、腕に水ぶくれができてきたのです!いわゆる低温やけど状態です。「病院に行かなくてはだめだろうか?」と思うくらい、水ぶくれだらけになりました。でもそのときは、竹富島には病院はないと思い込んでいたので(実際には診療所が一ヶ所あります)、ビールなどでとにかく冷やして沈静化させました。

完治には数日かかったので、このときの教訓をもとに、2014年に再び竹富島に訪れた際にはSPF50 PA++++の強力な日焼け止めを塗り、バッチリと日焼け対策しました!そのおかげで、このときは日焼けせず済ました。

みなさまも竹富島に行くときには、強力な日焼け止め、場合によってはアームカバー、帽子、サングラスなどで日焼け対策することをおすすめします!そして歩くのは暑くてたいへんですので、レンタサイクルがおすすめです!竹富島にはレンタサイクルのお店が3軒ありますが、たいていは宿泊施設で貸し出してくれます。

みなさまも竹富島に行くときはバッチリと日焼け対策をして、竹富島を楽しみましょう!

静かで落ち着く宿ピースアイランド竹富島

先にも書きましたが、2012年と2014年に竹富島に行きましたが、そのときに泊まった宿が「ピースアイランド竹富島」です。赤レンガのコテージタイプのホテルです。

ピースアイランド竹富島
ピースアイランド竹富島

周囲が静かなので、とても落ち着いて過ごすことができます。このホテルで自転車を借りて(有料)、竹富島を一周することができます。

ホテルの夜ごはんはこんな感じです。

ピースアイランド竹富島の食事             

お肉にお刺身に天ぷらに、盛りだくさん!上の写真は2014年のごはんです。

実はこのごはんを食べる前に、サンセットを見ようと海にいたところ、妹から着信とメールがありました。「時間があるときに電話ください」と。妹は私が沖縄離島旅行に行っていることは知っていたので、わざわざそんなときに電話をかけてくるなんて、なんだか嫌な予感がしてかけ直しました。

電波のいいホテルに戻りかけ直したところ、母が脳梗塞で入院したという悪い知らせが。不幸中の幸い、早くに病院に行ったため軽度で済んだらしいですが、旅先でそのような電話を受けたら心ここにあらず……です。「軽度って本当だろうか?心配させないために言っているのでは?」と、悪いことばかりが頭をよぎります。

おいしいはずのごはんもなかなか喉を通らず、残してしまいました。テンションも下がり、夫にも迷惑をかけました。竹富島にはそんな苦い思い出があるため、次に行くときには心をまっさらにして楽しみたいと思っています。

そんな苦い食事後、気分転換にと夫と夜に徒歩で散歩をしていたら、水牛が引くお客さんが乗る車がありました。

水牛車

「あれこれ考えても仕方ない!」と頭を切り替え、翌日は水牛車に乗ろうと決めたのでした。

結局、雲でサンセットは見えず。遠くの雲からは雨が降る様子が見えました。

あとになり、これは悪い虫の知らせだったのかな…と思いました。

水牛は賢い!

こうして翌日、水牛車に乗りました。水牛車の案内のおじいの説明を聞きながら、街の中を水牛車で散歩です。やがておじいが三線を弾きながら、歌を披露してくれました。最後には、みんなで沖縄の歌を合唱です。

それにしても、水牛は賢いです。おじいいわく、水牛は通るべき道をちゃんと覚えているらしいです。そして島内の道は狭いのですが、ちゃんと内輪差を考えてギリギリにカーブも曲がります。これも水牛は計算済みだそうです!

水牛は途中で水浴びしたりと、とても楽しい街散歩でした!

水牛
水牛の水浴び

おすすめランチのお店は「カフェ テードゥン しだめー館」

竹富島でよくランチに行ったのが、「カフェ テードゥン しだめー館」です。

こじんまりとした、地元の人もくるような、カフェというよりは食堂のような佇まいです。冷房がガンガンときいた部屋で、温かい「竹富そば」を食べ、オリオンビールを飲むのが最高!

竹富そばは、竹富島産長命草と半熟卵と特製三枚肉のトッピングが特徴で、このお店発祥の料理で、ここでしか味わえないのです。

長寿草というレアものを口にでき、味も最高でした!

カフェテードゥンしだめー館
竹富そば
カフェテードゥンしだめー館
  • 住 所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富361
  • T E L:0980-85-2239
  • 営業時間:10時~17時、18時~21時(L.O 20時)
  • 定休日:不定休
  • MAIL:info@sidame-kan.com

おすすめカフェは「ハーヤナゴミカフェ」

そして休憩で行ったことがあるのが「ハーヤナゴミカフェ」です。

島の景色を見渡せる「なごみの塔」の近くにあります。ここは建物の2階にあるので眺めもよく、店内は赤と白を基調としており、床にはガラス張りの下にサンゴが敷き詰めてあったり、オシャレな雰囲気です。

私はここで、ちんすこうつきの「紅芋アイスパフェ」を食べました。暑い竹富島にはもってこいの、沖縄らしいスイーツで美味でした!

その後、2回ほど訪れましたが、残念ながら一回目は定休日、二回目は休憩中でした。不定休のようですので、確実に行きたい方は電話で問い合わせするのがおすすめです!

なごみの塔からの眺め なごみの塔からの眺め ハーヤナゴミカフェ
  • 住 所:沖縄県八重山郡竹富町字竹富379
  • T E L:0980-85-2253
  • 営業時間:10時~17時、19時~22時
  • 定休日:不定休

島の貴重な商店

2012年に初めて竹富島に行ったとき、ビールやお菓子が買いたくて「どこかスーパーってないのかな?」と夫と話し、レンタサイクルの店頭にいたお姉さんにスーパーがないか聞いたところ、「この島にスーパーなんてないよ!」とあきれたように一蹴されました。(のちに、無知だったことを恥じました……)

その代わりに、島にある商店を2軒教えてもらいました。ただ、閉店時間を聞くのを忘れて、夜用にビールを買いだめしようと18時頃に行ったら、どちらもすでに閉店していました…。

どちらもこじんまりとしており、しかも夕方5時で閉まってしまいます。ですので買い物はお早めに!

余談ですが、どちらも民宿が併設されているそうです。あらためて調べてみたところ、なごみの塔の近くにある商店が「cago」(カゴ)、竹富島の港から集落に向かって伸びる道沿いの左側にあるのが「宝家商店」(旧:大浜商店)だそうです。

旧:大浜商店はおじいとおばあでやっていたお店で、そのおじいが亡くなり閉店してしまったらしいですが、その後改装されマリンショップも併設された商店「宝家商店」として再オープンしたらしいです。

食品ももちろん売っているのですが、公式HPを見たところ「日焼け止めが特に売れている」と書かれていました。やはり竹富島の紫外線、恐るべしです!数少ない商店ですので、再オープンは地元の人にはもちろんでしょうが、観光客にとっても嬉しいことです!

動物との触れ合い

竹富島を散歩していると、いろいろな動物に会えます。自転車で走っていると、道端で放し飼いのヤギに遭遇しました。

放し飼いのヤギ

また夕方に徒歩でホテル付近を散歩していたら、水牛に遭遇しました。水牛は放し飼い……ではなく、もちろんちゃんと手綱でつながれていました。水牛を撫でてみましたが、おとなしかったです。日常にこのような動物がいるところは、竹富島ならではだと思いました。

水牛

おすすめビーチは「コンドイビーチ」

そして離島で忘れてはいけないのが、ビーチ!竹富島にはいくつかビーチがありますが、おすすめは「コンドイビーチ」です。なぜおすすめかというと、島でいちばんキレイなビーチだと感じたからです。白い砂浜とエメラルドグリーンが美しい海です。

コンドイビーチ

シャワーやトイレもあるので、安心して海で遊ぶことができます!ぜひ皆様も、一度は竹富島を訪れてみてはいかがでしょうか。普段の喧騒が嘘のように、ゆったりとした時間が過ごせます。お読みいただきありがとうございました!

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Saori
ビールと沖縄離島をこよなく愛しています。ゆくゆくは沖縄離島、できれば宮古島に移住することを夢見ています。沖縄離島の情報を中心に、発信していけたらと思います!
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