こんにちは。カフェめぐりは、いろいろな出会いがあるので、とても楽しいです。今日は「caFe木箱」へ伺ってきました。
caFe木箱はこんなお店
caFe木箱は、首里城からも近い住宅地にあります。店主さんは女性なのですが、旦那様が大工さんということでお店には木がふんだんに使われています。
店主さんはお子さんを育てているママでもあるので、お子さんにご飯を作るような感覚で、もうひとりの女性と一緒においしいランチを作ってくださいます。「お友達のママのごはん」のような気取りのなさがとても素敵です。
ランチタイムの看板も素敵でしょ。ハンガーを使ってるあたりが(笑)
TVでも紹介されたお店
私は、子育てフリーペーパーの「たいようのえくぼ」を見て「caFe木箱」を知って伺いました。
先日はTV番組「ウィン ウィン」で紹介されたので、TV番組を見て「木箱」を訪れる方も増えました。
caFe木箱の店内の様子
白木の美しい外観。ドアを開けてはいるとテーブル席が4つ。
正面奥が厨房で、その前にカウンター席もあります。
お店の内装も木がふんだんに使われています。テーブルの上のティッシュボックスも木だし、アンティークグッズが並ぶ棚も木箱です。
caFe木箱のメニューはこちら
ランチメニュー※ランチメニューは日替わりなので日によって変わりますが、タコライスや沖縄そばはいつもあります。
カフェメニュー私はコーヒーを飲もうと伺いました。ケーキも食べたかったのですが、この日は残念ながら品切れ。そこで、「ぜんざいとコーヒーのセット」をお願いしました。(550円)
コーヒーとぜんざいのレビュー
まず運ばれてきたのは、ぜんざいです。お盆も木で出来ています。
甘く煮た金時豆と麦の上にかき氷がのっています。トッピングは黒糖で、こぼれるほどたくさんかけてあって、さらに小さな器で添えられています。黒糖をかけながら、こおりを崩しつつ、金時豆と一緒に食べます。すっきりさっぱりしていて、汗がひいていく感じがします。沖縄の夏はこれがないと始まりません!
ぜんざいを食べ終わる頃にコーヒーが運ばれてきました。タイミングが絶妙です。
一杯ずつ丁寧に淹れてくださるコーヒーは、深煎りで酸味も苦みも飛び抜けたところのない、柔らかいすっきりした味でした。沖縄はコーヒーを淹れるの上手な人が多いなぁとまたまた感心しました。東京にも負けていないと私は思います。
ぜんざいもコーヒーもおいしかったので、今度はランチを食べたいなと思いました。豆ときのこのタコライスが気になる…。
てびちと大根煮定食のレビュー
2019年3月6日追記前回はぜんざいとコーヒーのセットをおいしくいただきました。ランチがとてもおいしそうだったので、再訪しました。
今回は前回気になっていたタコライスを注文しようかと思っていたのですが、売り切れだったので「てびちと大根煮定食」(780円・税込み)をお願いしました。
ご飯は、玄米と白米が選べるので、白米をチョイスしました。
てびちとは、豚足のことです。見た目にびっくりしてしまって、食わず嫌いの方も多いのですが、実はぷるぷるの食感で、コラーゲンたっぷりのお肌に優しいメニューなのです。
カウンター席なので、店主さんともうひとりの女性が手際よくお料理を作っている姿を垣間見ながら、ワクワクしながら待っていました。待つこと5分ほどで、てびちと大根の煮物定食が運ばれてきました。
どんぶりに入った、たっぷりの煮物。ご飯もたっぷり。小鉢が2つあって、ミニサラダと煮もの。右端は紅いものムースとアツアツのお吸い物までついています。
これで780円って、コスパ最高!ですが、大丈夫?って言いたくなりました。
まずはてびちと大根の煮物から頂きましょう。
レタスがトッピングって沖縄らしいですね。てびちは優しい味で煮込まれていて、ぷるぷるの食感が楽しいです。恥ずかしがらずに大口開けてかぶりつきましょうね。大き目にカットされた大根がゴロゴロ入っていて、にんじんもありました。大き目な野菜を軟らかく煮るのって難しいんですよね。優しい味が中まで染みていたので、丁寧な仕事ぶりがよくわかります。
小鉢の煮物はしょうゆ味なので、てびちと味がぶつかりません。このへんのさりげない気くばりもgoodです。
アツアツのお吸い物は厚揚げとネギが入っていました。お吸い物に厚揚げって初めて食べましたが、おいしかったので、家でもやってみたいと思いました。
紅いものムースはとてもなめらかで、甘さも程よく、食事の締めくくりにふさわしくて、2,3口で食べ終えてしまうのが、もったいないくらいのおいしさでした。
どれもボリュームたっぷりで、女性のお客さんは食べきれないかも・・・と思われるかもしれませんが心配は無用です。お願いすれば、持ち帰り用に包んでくれますよ。
スコーンをお土産に
木箱にはスコーンもあります。右から枝豆とサラミのチーズスコーン、チョコチップスコーン、玄米スコーンです。(160円・税込み)
素朴な食感のスコーンは気取らない”ママの手作りおやつ”みたいですね。
枝豆とサラミとチーズって組み合わせはおつまみみたいですが、これをスコーンにするって発想が素晴らしいです。
コーヒーを飲みながら食べましたが、お酒でもいいかもしれません。チョコチップスコーンは甘さ控えめ、玄米スコーンは甘味があります。テイクアウトしてドライブのお供にするのも良さそうです。
首里城見物や首里散策のついでに、ふらっと立ち寄ってください。お腹を空かせていくことをオススメします!
沖縄カフェあるある
店主さんに話しかけると、オススメのカフェを教えてくださいました。カフェなのに、他のお店を宣伝しちゃうって、沖縄のカフェあるあるなんです。
いろいろとゆんたくしていると新たな発見や出会いがあるのも、沖縄のカフェめぐりの醍醐味です。
店主さんとゆんたくしていると、オジイが2人入って来られました。オシャレなカフェにオジイやオバーが来られるのも、沖縄カフェあるあるなんです。沖縄はアメリカ統治時代の影響があるので、オジイやオバーもコーヒー好き、洋食好きが多いのです。
オジイは「イユ、ターチ」と注文していました。暗号ではありません。沖縄の言葉でイユは魚、ターチは2つです。「魚ソテー定食、2つ」の意味ですね。
caFe木箱へのアクセス
龍潭通りから当蔵(とうのくら)の交差点を儀保方向に坂道を下ります。82号線に出る少し手前の左側にあります。儀保駅からは82号線を首里方面に向かって、最初の脇道を右に曲がって右側です。儀保駅からは5~6分のところです。
- 住所:〒903-0821 沖縄県那覇市首里儀保町1丁目8
- TEL:070-1945-8908
- 営業時間:11:30~17:00
- 定休日:土、日
首里城からも歩いて10分ほど。のんびりとお散歩感覚で行かれます。地元の人も旅行者も立ち寄っていただきたいお店です。ひとりでも子供連れでも入りやすいお店です。是非どうぞ。