長い間工事の続いていた那覇バスターミナルが完成しました。落成を記念して、親子イベントが開催されて、ひと足先に潜入してきましたので、レポートをお届けします。
美ら島バスまつり&結フェスタの同時開催
新しい那覇バスターミナルの運航開始は10月1日!運航直前のバスターミナルを特別公開して行われたイベントはバスの展示やミニバスツアーなど、バスに関する”美ら島バスまつり”と子育て情報誌のたいようのえくぼの”結フェスタ”のバスに関するワークショップなどが同時に開催されています。
バスターミナルとたいようのえくぼと琉球新報社のコラボ企画のため、イベント開催を事前に知って参加された方が多く、たくさんの来場者でにぎわっていました。
毎年やっている”おきバスフェスタ”と内容も似ているのですが、盛り上がり方が全然違いました。事前の宣伝って大切ですね。
新しい那覇バスターミナルの様子
新しいバスターミナルは、三角形の形をしていて、乗車エリアと降車エリアに別れていて、わかりやすいです。以前よりも天井が高くなって明るくなったように感じました。段差がほとんどないので、ベビーカーや車いすでも入りやすそうです。
バスターミナルのビル中には、観光案内所や県立図書館が入ることが発表されています。ショップも入りますが、正式発表はまだですし、イベントに参加している時もわからないようになっていました。どんなショップが入るのか楽しみですね。
バスの展示
沖縄ではレトロな雰囲気漂うバスをよく見かけますが、色々なバスの展示を行っていました。
730バス
出来立てぴかぴかのバスターミナルに、”730バス”が展示されていました。沖縄では1978年に、それまでの右車線から左車線に変わりました。バスも左ハンドルから右ハンドルに、ドアの位置も右から左へと変更に なりました。その時導入されたバスが「730バス」と呼ばれています。
40歳のバスは、ドアが前方にしかなかったり、通路が狭かったりとレトロ感がいっぱいです。
運航されているバス
バスの乗り方が紹介されているバスや
運転手さん、バスガイドさんの制服を着て、”なりきり体験”出来るバスもありました。
ワークショップもたくさん
子供の楽しめるワークショップがたくさんありました。
段ボールで出来たバスでバスごっこしたり、缶バッチを作ったりといった様々な体験コーナーがありました。
わったーバス党のブースでは、美川憲一のモノマネタレントの魅川憲一郎(みかわ・けんいちろう)さん(ホントにそっくり!)と、タレントのあーりーがペーパークラフトを配っていました。
レゴもあります。
りゅうちゃんのふわふわ。
ほとんどが無料で参加できるので、どこも行列ができていました。
キッチンカーやライブもありました
バスターミナルですから、キッチンカーが入るのもラクラク♪あちこちからいい匂いがしていました。
ライブもありました。
ミニバスツアーに参加しました
ミニバスツアーは2:00からスタートの1回のみの予定でしたが、大人気だったため、急きょ3:00からのツアーも開催されました。
急いで整理券をgetしてツアーに参加してきました。沖縄に住んでいると、なかなか乗らない観光バスに乗って、明治橋~那覇空港~うみそらトンネル~久茂地の30分くらいのツアーです。
バスの中ではガイドさんと一緒に歌ったり、うちなーぐちでの”桃太郎”の紹介など楽しく過ごしました。
使いやすくて便利な那覇バスターミナルの完成とイベントによって、観光客だけでなく、沖縄県民ももっとバスを身近に感じて、利用する人が増えるといいなと思いました。バスの運航がスタートしたら、また訪れたいと思います。