こんにちは。おいしいものを食べ歩く事が大好きな島人です。私は自信を持っておいしいと言えるものだけ、ご紹介しています。今日は島人が太鼓判を押す、ピザのお店、PIZZERIA ONDA(ピッツェリア オンダ)をご紹介しましょう。
PIZZERIA ONDA基本情報
PIZZERIA ONDAは、「真のナポリピッツァ協会」の定めているテストに合格し正真正銘のナポリピッツァを提供しているお店と認められ世界で504番目の認定を受けました。沖縄初で唯一の認定店です。
ピザ生地に使う食材のモッツァレラチーズ・小麦トマトソース・塩全てイタリアの食材を使用し、これに新鮮な沖縄県産の食材を組み合わせて、おいしいピザを作っているお店とHPで紹介されています。
ONDAとは波の意味で、波に乗れるようにとの願いが込められています。と言うと、なんだか凄そうとか、敷居が高いなんて感じる方もいらっしゃるかもしれません。PIZZERIA ONDAはクオリティは高いけれど、敷居は低く、気軽に本物のナポリピッツァを楽しめるお店です。
PIZZERIA ONDAのお店の様子
外観は木目調の落ち着いた雰囲気で、イタリアの国旗が掲げてあります。ドアを入ると左側に薪窯が見えます。
その奥が厨房とカウンター席で、右側にテーブル席が8つ程あります。
↑写真を撮ろうと早めにお邪魔しました。
白い壁がシンプルで美しいですね。ひとりでもグループでも入りやすいレイアウトです。
PIZZERIA ONDAのランチ
ランチメニューランチタイムではピザ+サラダ+ドリンク込みのお値段です。日替わりピザもあります。
ランチなので、ピザのチーズは軽めになっていますので、ランチでもどっしり食べたい方は、通常メニューの中から選んでください。私が注文したのは、マルゲリータのランチセットです。(1,200円・税別)
まずはセットのコーヒーです。
とてもおいしかったのですが、+300円で、ワインにしても良かったかもと思ってしまいました。他のお客様はピザとワインを楽しんでる方もいらっしゃいました。
次に、セットのサラダです。
お皿はあらかじめ冷やしてあり、無農薬の野菜が盛り付けられていて、粉チーズとオリーブオイルがかかっています。シンプルだからこそ、野菜とチーズとオリーブオイルがお互いの良さを引き出しています。
サラダを食べていると、薪窯の前でピザを作っているところが見えました。オーダーを受けてから作ってくださるんです。でも、5分も待たずにピザが運ばれてきました。早いですね。これなら仕事の合間のランチタイムでも遅刻しないですね。
ナイフとフォークが添えられていますが、手で食べても大丈夫です。マルゲリータはもともと私の好きなピザですし、シンプルな方が素材の良さがわかるので選びましたが、びっくりです。
生地はとても薄くてクリスピーで、チーズは軽めと言っていましたが、旨味が濃厚です。きっと今まで私が食べていたのは「ピザ風」であって「ピザ」ではなかったんだ!と思いました。衝撃です。
すべてモチモチ生地のピザや手で持つとくったりしてしまうピザは、ピザじゃなかったんです。
PIZZERIA ONDAは「本格的なナポリピッツァ」ではなく「ホンモノ」を提供しているお店だったのです!ホンモノが1,200円ってコスパも素晴らしいですね。
ピザ生地は本場のナポリと同じく、小麦、塩、酵母、水だけで作られているので、水にもこだわっているそうです。沖縄の水は硬度が高めなので、軟水にするなどの手間をかけていると伺いました。イタリア産の小麦を使っても水が違えば、出来上がりも違ってしまうからです。大き目のピザでしたが、おいしかったのでペロッと食べてしまいました。
余韻を味わいたかったので、ドルチェ(デザート)を追加することにしました。
ドルチェ(デザート)メニュー私はトルタ カプレーゼ(ナッツとチョコレートのタルト)(500円・税別)を注文しました。
小さなジェラートも添えられています。ケーキは想像と違っていて、ナッツがチョコレート生地に練り込まれています。これは初めて食べました。
日本にはない発想だと思います。こちらも本場のデザートなのですね。とても満足度が高かったので、もっと濃厚と言うディナータイムのピザをワインで楽しみたいなと思いました。
PIZZERIA ONDAのディナー
ランチのピザとディナータイムのピザは、チーズの量も違い、味が違うと伺ったので、それならば確認しない手はないとディナータイムに再訪しました。
ディナーのドリンクメニューワインはその時によって銘柄が異なるので、店内の黒板を見てください。
白ワイン(500円~税別)
キリっとした飲み口ですが重くないので、とても飲みやすいイタリアワインで甘くないので食事の邪魔をしておらず、ピザとの相性も間違いなし!です。
オリオンビール(500円・税別)
オーナーさんは、おいしいものをお客様に味わっていただくことを信条にしているので、ビールの注ぎ方にも心を配っていて、今まで飲んでいたオリオンビールとは味が違いました!おいしいです。
ディナータイムのピザメニューマルゲリータ水牛モッツァレラ(1,800円・税別)
案内の通り、チーズがたっぷりで、モッツァレラの旨味が十分に味わえます。ピザ生地はとてもクリスピーです。チーズ、トマトソース、ピザ生地との相性も抜群で、1+1+1が4にも5にもなっていて、うっとりしてしまうようなおいしさです。
クワトロフォルマッジ(1,800円・税別)
クワトロは4の意味ですね。クリスピーなピザ生地に4種類のチーズがふんだんに使われていて、チーズ好きにはたまらないひと品です。
オリーブオイルがたっぷりかかっていますが、油っぽくないです。風味がプラスされていて素材同士がお互いの良さを引きだしていて、重すぎません。これはオリーブオイルのチョイスに秘密があるのかもしれません。4つのチーズの味ではなくて、チーズの味は4倍になっていると思いました。
自家製ミルクジェラート(650円・税別)
カウンターの上のオススメメニューにあったドルチェ(デザート)もお願いすることにしました。
たっぷりのミルクで作られたジェラートですが、ミルクの嫌な臭みは全くありません。目の前でたっぷりかけて頂いたオリーブオイルとの相性もばっちりで、さっぱりとおいしくいただけました。これもマリアージュと言っていいのでしょうか、新しく発見した気分になりました。
PIZZERIA ONDAのおいしさの秘密
オーナーさんは東京のご出身なので、沖縄の人々はオーナーの話し方がクールに聞こえるかもしれませんが、これは東京の口調であって、ピザに対する情熱は誰にも負けない熱いものを持っています。
”自分の子供にも食べさせられるもの”をと使う素材選びにもこだわっています。
ランチタイムのピザは午後の仕事に差し支えないように、少し軽めの仕上がりにしてあり、ディナータイムはチーズの旨味を十分に味わえるようにたっぷり使っています。
PIZZERIA ONDAのピザは是非、手で食べて欲しいと思います。切り分ける時はナイフとフォークを使っても、手で持った方が味がダイレクトに伝わっておいしさがよりはっきりとわかる気がします。オーナーも手を使って作っていますので、その情熱を手で受け止めて欲しいなと思います。
お酒との相性も抜群だなぁと思っていたら、ピザに合わせる飲み物によって、ピザの味を変えて作って下さっているのです。
オーナーシェフの”俺の色”や”俺様ワールド感”が強すぎてしまうと、押しつけがましくてドン引きしてしまうでしょうが、PIZZERIA ONDAのピザは、その加減がちょうど良く、ここでしか食べられない唯一無二の味と 言っても過言ではありません。
久茂地交差点にも国際通りにも近いので、旅行者の方も多いのですが、是非、沖縄の方も腰を据えてじっくりと味わって欲しいお店のひとつです。
PIZZERIA ONDAへのアクセス
モノレール県庁前駅近くの沖縄銀行本店の裏手にあります。県庁前駅から3~4分です。
- 住所:沖縄県 那覇市久茂地3-11-21 久高ビル1F
- TEL:098-943-2960
- 営業時間:ランチ:11:45~15:00 / ディナー:18:00 ~ 23:00
- 定休日:日曜日
臨時休業することもありますので、お店のfacebookをチェックしてください。駐車場はありませんので、コインパーキングを利用してください。ピザはテイクアウトも出来ますので、パーティなどにもいいですね。 ひとりでまったりと、仲間同士でワイワイとどちらでピッツアを楽しみますか?