過去3記事で、2月28日から夫が宮古島に単身赴任に行ったことを書きましたが、今回はその続編、第4弾です!第4弾では宮古島での生活費についてご紹介したいと思います。
宮古島生活でかかるお金とは?
今回は社宅で暮らす夫の1ヶ月の生活費……家賃、車代、ガソリン代、水道光熱費、食費、日用品などについて、書いていきたいと思います!
正確にいうと夫が住んでいるのは宮古島のうちの「下地島」ですので、平良のような宮古島中心地ではないのですが、移住を考えている方へのご参考になれば幸いです!
家賃、車代、ガソリン代
まず、普通の移住者と夫が違う点をお書きします。
家はアパートではなく、社宅です。狭めのワンルームで、家賃1万円。ここは普通に家を借りるのと、大きな差があります。
コロナ前まではバブル絶頂期で、狭いワンルーム10万超えなど当たり前でした。
それでもすぐに借り手がつき、さいたまと変わらない4,000万円台の家もすぐに売れる、まさに競争でした。
しかしコロナが日本に入ってきてから、宮古島バブルも落ち着き、値段や土地価格は下がり空き物件もたくさん出ていたそうですが、まさかコロナ中に契約やら内見など、気分的に堂々とはできません。
ですが、県外をまたぐ往来がOKになった途端、レンタカーや他県ナンバーが増え、どうやら移住者がけっこう出てきているようです。
ちなみに社宅は築40年ですので、古いですが普通に住めます(笑)
前回の記事通り、部屋の中にたまにアリやハサミ虫、ヤモリがでますが。これは島の宿命ですね(^^;
1枚目の写真は外観で、夫の部屋は1階でしたが、階段を5段くらいのぼっての「半1階」でした。この建物には、半1階に2部屋、2階に2部屋の、計4部屋のワンルームがあり、単身者用です。そばには家族用の棟もありました。
ちなみに、車は会社からのレンタルで、1ヶ月25,000円。
毎日、すぐ近く(車で約3分)の会社まで車で往復、あとは伊良部大橋を渡り食料の買い出しが週1回、たまに海にも行ったそうですが、海は宮古島までいかず、家の近くの渡口の浜、佐和田の浜、中の島ビーチなどの下地島か伊良部島で、ガソリン代は月に6,000円くらいだそうです。
ですが、カーナビもないとても古い車で2003年製ですので、もっと新しい車ならこんなにガソリン代はかからないだろう……と旦那が言っていました。
水道光熱費
夫は2月28日~6月30日まで、宮古島の下地島にいました。ですので、3月から水道光熱費が発生しています。
水道代
- 3月分 紛失したそうです。すみません。
- 4月分 2,750円
- 5月分 2,750円
- 6月分 これからさいたま市に送られてくる
夫はトイレはあまり行かないタイプで、記事冒頭にお風呂の写真がありますが、バスタブにお湯は一度もためていないそうです。沖縄の人はお湯をためないのが普通だと、現地の方に聞きました。 ただ夫は、夜と朝、必ずシャワーを浴びます。
あとは自炊していたので、食器やフライパンの洗い物くらい。お米はまとめて炊いて、冷凍していました。
洗濯機は毎日、使っていたようです。相場はわかりませんが、かなり安いなぁと思いました。
電気代
- 3月分 1,582円
- 4月分 1,913円
- 5月分 2,580円
- 6月分 これからさいたま市に送られてくる
やはり小さめワンルームは安いですね。沖縄の水道光熱費は高いと聞きましたが、そんなことないような……
ちなみに部屋の中は湿気がすごく、冷房ではなく常に除湿、最初は除湿で22℃くらいに設定し、そのあと冷えてきたら28℃くらいにしていたそうです。
除湿でも、冷房並みに涼しくなるとか。
たぶん全国共通だと思いますが、電気代ってエアコン(冷暖房)がいちばんかかりますから、これが冷房だともう少し高くなるのかもしれません。
それと虫が出ると、夫は掃除機で吸い取っていたそうです。掃除機も稼働時に電気代がかかるといいますから、それもあるかもしれません。
梅雨時期は夜になると、虫が大量に出て掃除機で吸っていたらしいです(^^;
ガス代
- 3月分 3,422円
- 4月分 3,014円
- 5月分 2,741円
- 6月分 これからさいたま市に送られてくる
夫は約4ヶ月で、なんと夜の外食は1回しかしていないそうです。会社のみんなで飲みに行こうという文化はないようで(^^;
というより、下地島なのでまず飲み屋は1軒しかないことと、伊良部島にはたくさんあるようですが、何をするにも車文化なので、都内のように仕事終わりに飲みに行こう的なものはないらしいです。
宮古島にはいまだコロナウイルスは入っていませんが、回し飲みするオトーリはずいぶん前から自粛されているようで、よく島の人が公民館の中や外でやっていたオトーリもなくなったらしく… ちょっと寂しいですね。
話は少しずれましたが、このような感じなので、夫は家で野菜炒めやマーボー豆腐を作ったりと自炊していたので、ガスコンロは毎日のように使っていたそうです。
あとはガスといえば、シャワーくらいですね。
日用品と食費
日用品と食費、今回は4月に使った1ヶ月分のレシートを載せます。
- 3月分(2月28日を含む)
-
- 日用品 5,367円
- 食費 6,672円
- 4月分
-
- 日用品 1,545円
- 食費 10,743円
- 5月分
-
- 日用品 1,362円
- 食費 12,699円
- 6月分
-
- 日用品 664円
- 食費 14,659円
社宅に入ったばかりは、タオルや洗剤やシャンプー、食器やコップなど、生活上必要なものを買いそろえるので、どうしても高くなりますね。
ただ基本、100均のダイソー、ダイソーにないものはドンキやしまむらなど、激安店にしか行ってないそうで、この値段です。
ちなみに食費は、買った分をその月に使い切っているわけではなく、まとめ買いしているので余った分は次の月にまわしています。
ここでお気づきかとは思いますが、食費がどんどん高くなっています。それは、なぜか?
それは、夫は航空会社のシステム部門におり、コロナの影響で飛行機が飛ばなくなったからです。
飛行機は飛ばなくてもシステムの管理は必要なので、4月6日から6月14日まで交代制で、4日に1度の勤務になりました。そのためほぼ家にいましたので、自炊も増えて食費が増えたということです。
ちなみに!夫は休みの日は1日平均5本はビールを飲んでいたそうで、ここにはビール代は含まれておりません!
ですので、夫のようにビールなどお酒類を飲む方は、ここにプラスお酒代という形になりますね(^^;
幸いなことに、夫の会社は4日に1度の勤務になってもきちんとお給料は通常通り払ってくれたのでよかったですが、これが減給になったらたいへんです(;_:)
その他の情報
夫の社宅では、「修繕費」が月1,500円、「共益費」が月500円かかっています。ゴミ出し場の掃除、あとは社宅まわりにある芝生の管理、社宅の共用部の掃除などのようです。
お読みいただきご理解いただいたと思いますが、夫の場合は贅沢せず、たまにお刺身を買うくらいで、節約生活をしていました。
会社でも最初のうちは、ランチはお弁当を配達してもらったりしていたようですが、毎日ですと塵積になりますので、家がすぐなので、途中から昼休憩には帰宅し、家で簡単なランチを作り食べていたそうです。
その後、たまにはお弁当やテイクアウトのから揚げを買おうかな~と思っていたら、東京で爆発的にコロナ患者が増えだしたころから、宮古島のお弁当屋さんや飲食店は、軒並み休業になり、買えなくなったそうです。
個人的には、コロナ中に閉店した森末慎二さんの天丼屋さん「みゃ~く商店」に行けずじまいだったのが、心残りです。
いかがでしたでしょうか?夫の場合は社宅なので家賃が安く済んだり、車は会社からレンタルしたりとメリットがありましたし、食費を抑えて質素に生活した事が上記のような結果になりました。
普通にアパートを賃貸する場合や、家を買う場合はもちろんもっとお金はかかりますし、自炊が苦手、カフェや外で飲むのが好きという方は、もっとお金はかかると思います。
部屋が広ければ広いほど、水道光熱費もかかります。基本料金がまず変わってきますよね。
でも、やはり宮古島にはキレイな海がたくさんあり、サンセットも美しく、おいしいカフェや居酒屋さんもたくさん、コンビニやスーパーもいくつもありますので、お金がかかっても移住したいと思いました! 病院もありますし、本当に住みやすい島ですので(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!