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沖縄そばめぐり~田舎~

沖縄そばは沖縄県民のソウルフードです。学校の給食にも出てくるんですよ。トッピングもかまぼこやネギだけじゃなくて、三枚肉(バラ肉)だったり、ソーキ(骨付きの豚肉)の時もあるんだそうです。郷土食、地産地消はとてもいいですね。今日は「ソーキそば専門店 田舎(いなか)」をご紹介します。

田舎はレトロ感漂うお店です

市場中央通り

国際通りにある「ドン・キホーテ」の脇の道が「市場中央通り」です。お昼頃ともなると、スマホを見ながら歩く観光客でいっぱいです。きっとお目当てのお店を探しているんでしょうね。公設市場周辺は迷路のように道がくねくねしていて、お店探すの大変ですから。

テレビや雑誌でよく見るこのあたりは牧志公設市場の近くなので、行かれたことのある方も多いでしょう。もっと奥へ行くとさらにディープな雰囲気で、お昼からお酒が飲めるお店なんかが増えます。地元の人しか立ち寄らなさそうなお店も多いです。

本で見ていた黄色い看板を探します。「ソーキそば専門390円」思わず目を疑ってしまう価格です。数年前は350円だったのが、値上げして390円になったようですが、それでも驚きの価格ですね。

田舎

お店の外から中が見えません。なぜか看板の上にゴリラのぬいぐるみ。レトロ感漂うお店のたたずまいに、ちょっと気後れしながら恐る恐るドアを開けてみました。

田舎の店内

田舎の店内

店内へ入ると右側が厨房で、厨房の手前に小上りがあります。厨房の前にカウンター席があって、左側にテーブル席が2つあります。店内もレトロ感満載です。

おばちゃんおひとりでやっているお店なので、料金は前払いと貼り紙がありました。ほかにも貼り紙がいろいろあって、「どんぶりはなるべくカウンターにお願いします。」「一万円札でのお支払いはなるべくさけて下さい。」「なるべく」とは書いてありますけどね。店員はおひとりなのでお客さんが立て込んだ時に一万円札での支払いは困りますね。なるべく、おばちゃんに協力しましょうね。390円ですから。

イチオシメニューはもちろんソーキそば

メニューはこちらです。イチオシはもちろんソーキそばです。

田舎のメニュー

迷うことなく、私もソーキそばを注文しました。先にお支払いをして席に着きます。あっという間にソーキそばが出来上がりました。1分くらいです。早っ!カウンターまで取りに行きましょうね。

ソーキそば

どんぶりは普通の沖縄そばサイズで、大きめのソーキが2つも乗っています。

スープは澄んでいて、豚骨で出汁を取ったあっさりしているけれど、コクのあるスープです。麺は細めのストレートで、スープとの相性が抜群です。ソーキは甘辛くしっかりと煮込まれているので、ほろほろとやわらかいです。これはおいしいです!

ラーメンは塩分が気になるのでスープを飲み干すことがない私ですが、沖縄そばのスープはおいしくて、いつも飲み干してしまいます。スープも飲むとお腹いっぱいです!おいしくて、ボリュームも十分で、これで本当に390円?いいの?って思いました。以前読んだ本でオススメのお店と書かれていたわけがわかりました。

地元の人にも愛されるお店です

お昼になると混んでしまうと思ったので、11時過ぎに伺いました。私が食べている間にもお客さんは次々に入って来られて、「ソーキそば」を食べていました。茶髪のお兄さんも、市場で働くおじちゃんもフラッと入って、さっさと食べるお店と言う感じです。

イマドキの若いおしゃれな女の子には似合わないと思いますが、観光客の方にも十分満足していただけるお店だと思います。

長居をするお店ではないので、食べたら帰りましょう。どんぶりをカウンターに戻したら、おばちゃんがニコッとしてくれました。お店のドアを開けようとしたら、「忘れ物はないですか」の貼り紙が。おばちゃんは職人気質の頑固さで貼り紙をしているんじゃなくて、心遣いなのねとちょっとほっこりしました。

ソーキそば専門店 田舎(いなか)へのアクセス

田舎

国際通りから市場中央通りへ入り、公設市場を通り越し脇道を右へ入ります。黄色の看板が目印ですが、迷うと思います。それも市場周辺の楽しみ方のひとつです。迷っても行く価値ありのお店ですよ。店内禁煙です。

  • 住所:那覇市牧志2-10-20
  • TEL:090-9786-0501
  • 営業時間:10:00~18:50
  • 定休日:なし

ABOUT THE AUTHOR

島人
東京出身で那覇に引っ越してきました。小学生の娘を育てている主婦です。食べるの大好き!特に甘いものが好きです。沖縄の美味しい食べ物を沢山紹介したいと思います。
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