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那覇のカフェめぐり~SABORAMI~

私はコーヒーが大好きです。コーヒーのない生活は考えられません。そんなわけで、今日もカフェめぐりをしています。SABORAMIへ行ってきましたのでご紹介しましょう。

SABORAMIはこんなお店

saborami

おしゃれなお店が集まる浮島通りにひときわ目立つ緑色の外観のSABORAMI(さぼらみ)です。私はずっと夜営業のお酒の飲めるお店だと思っていたのです。本当はコーヒーもランチもあるカフェだとわかりました。

SABORAMIとは「私の味」と言う意味だそうです。店内は緑色ではなく白い壁です。沖縄は台風が強烈なので厚い窓ガラスを入れます。遮音性も高いので、戸を閉めると外の音が入って来ないので、お店の世界観に包まれます。那覇のカフェが個性的なのは外の音を遮断できるからなのかもしれません。ゆったり流れる音楽のジャンルはわかりませんが、お店の雰囲気にぴったりです。

店内は左に厨房とカウンター、テーブル席が2つとソファ席が1つ、奥には靴を脱いで入る、キッズルーム(子連れもOKな席)があります。私が訪れた時は他に3組のお客様がいらっしゃいました。

saboramiの店内

ちょっと前まで満席だったらしく、テーブルには空いた器がありました。人気店なんですね。

SABORAMIのメニュー

SABORAMIのメニュー
SABORAMIのメニュー

ランチはヴィーガンメニューもありますし、通常のメニューもあります。安心安全なメニューのため、化学調味料は一切使わずに手作りしていて、なるべく沖縄県産の野菜やお魚を使っているそうです。

カウンター席

デザートもヴィーガンのものもあって、カフェですのでお酒もありますし、おつまみもあります。

コーヒーは「たそかれ珈琲」の豆を使用とあります。伺ってみたところ、「たそかれ珈琲」のマスターのお兄さんなんだそうです。たそかれ珈琲のマスターのブログに「うちの3兄弟はみんな食べ物関係のお仕事」って書いてありましたが、こんな近くに兄弟でお店を開いているなんて驚きです。(SABORAMIからたそかれ珈琲まで歩いて10分くらいです。)確かにお顔もたそかれ珈琲のマスターに似てらっしゃいました。

SABORAMIのマスターは「僕は焙煎ができないんで弟にやってもらっています。」なんて謙虚なご発言をされていました。ベジカレーも気になりますが、今日はコーヒーとかぼちゃプリンをお願いしました。

コーヒーとかぼちゃプリンを食べてみた

ご自分で焙煎はされていないものの、ハンドドリップですから、淹れ方で味が変わりますね。コーヒーはブラックで飲んでもほんのりと甘く、香り豊かなコーヒーです。ミルクや砂糖を入れると味の変化が楽しめます。ぽってりした印象のコーヒーカップがコーヒーを包んでいます。

かぼちゃプリンは濃厚で、かぼちゃ入りのプリンではなく、かぼちゃで作ったプリンです。固めのプリンはほろ苦いカラメルソースとぴったりです。器の周りにナッツとキウイが添えられているのもうれしいです。

おいしいコーヒーとおいしいプリン、居心地の良いお店で気持ちの良い時間を過ごせました。ここならヴィーガン好きな方とそうでない方も一緒に訪れることができるし、ランチもコーヒーもお酒も楽しめるので、色んなシーンで使い勝手の良いお店と言えます。

県産マグロカツ定食を食べてみた

別日に念願のランチを食べに伺いました。悩んだ挙句、県産マグロカツ定食をお願いしました。(1,100円・税込み)

一番乗りだったので、マスターの仕事ぶりを眺めていました。おひとりで全てをこなすマスターですが、動きからお料理が好きなことが伝わります。惚れ惚れするような手際のよさです。

まず、運ばれてきたのはセットのスープです。今日はかぼちゃのスープとのことでした。

かぼちゃのスープ

ポタージュではなくて、スープのようです。ポタージュだとちょっと重くなってしまって私はあまり得意ではないのですが、これはあっさりしていてgoodです。かぼちゃの繊維質もそのままですが、気にならないのは技のおかげなんでしょうか。

次にマグロカツのお皿が運ばれてきました。

マグロカツ
ご飯

ご飯は量を聞いてから盛り付けてくださいます。私は普通の量でお願いしましたが、減らすことも増やすこともできるそうです。

注文を受けてから揚げて下さったマグロカツはサクサクです。マグロのおいしさがぎゅっと閉じ込められていました。

タルタルソースはにんじんがたっぷりなので彩りもきれいですし、味も広がりますね。

副菜はその日によって異なります。今日はモウイのおかか和え、もずく酢、ミニトマトの梅バルサミコソース、サラダでした。サラダのドレッシングも自家製なんだと思います。ちょっぴりほろ苦い感じは紫蘇かな?爽やかなドレッシングが新鮮な野菜の味を引き立てていました。

どれもお箸で食べられる点もいいなと思いました。フォークやナイフなどイチイチ持ち替えるのって結構面倒ですからね。

安心と安全を考えたメニューを作っているとのことでしたが、マスターのお料理は、おいしくて、体に良くて、幸せな気分になります。

私がランチを食べているほんの数十分の間にも次々とお客様が来られました。旅行者も、地元の方にも愛されるリピーターの多いお店です。

次は、金曜日限定の焼サバスモーク棒寿司も気になりますし、お酒も頂いてみたいな(昼飲みも出来ます)と思いました。

那覇のカフェに付き物は…

那覇でカフェめぐりをしていると、カフェに付き物と言うか必ずと言って良いほどあるものに気がつきます。

まずは音楽です。ジャズやゆったりした洋楽がお店の雰囲気を作っていますね。日本語の歌だと歌詞にとらわれてしまうので、洋楽の方がしっくりくる気がします。

そして本です。小説やエッセイや漫画など、マスターの好みと思われる本が置いてあるお店が多いです。

コーヒーと音楽と本と展覧会。この組み合わせは私も好きです。コーヒー飲みながら本を読むのは至福の時です。

でも、マスターはもっと深いところで、これを楽しんでいるような気もします。お料理って実はクリエィティブなものだったりします。料理って技術だけでなく、発想力に素材の組み合わせや調味料の選択で味は千差万別だからです。SAMORAMIにはコンガやタンバリンも置いてありました。音楽を愛するマスターのお料理はとてもクリエイティブです。

SABORAMI基本情報

国際通りから浮島通りに曲がって5分くらいの場所にあります。

  • 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目11−23
  • 営業時間:12:00~21:00(20:00ラストオーダー)
  • 定休日:木曜日、日曜日(月二回 詳細はさぼらみFacebookにて)

ABOUT THE AUTHOR

島人
東京出身で那覇に引っ越してきました。小学生の娘を育てている主婦です。食べるの大好き!特に甘いものが好きです。沖縄の美味しい食べ物を沢山紹介したいと思います。
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