沖縄には人気のそば屋さんが沢山ありますが、今日は行列のできることで有名な「首里そば」へ行ってきましたのでさっそくご紹介したいと思います。
首里そばのお店の様子
ごく普通の民家を沖縄そば屋さんに改造したと思われるたたずまいのお店で、首里そばと書かれた白いのれんが印象的です。
お店の前には5~6台分の駐車場があります。
驚くのは営業時間です。11:30に開店して、14:00頃には売り切れて閉店してしまうそうです。確実に食べるためには、開店直後の時間帯を狙って訪れる方が多いのでしょう。11:30の開店の時には20人ほどの行列が出来ていました。
引き戸を開けると玄関なので、くつを脱いであがってください。11:30すぎにはこんな状態になっていました。
店内は他の沖縄そばのお店と同様に飾りのほとんどない、シンプルなインテリアになっています。
テーブル席が3つと小上り、カウンター席がありますが、全部で24席ほどなので、開店より15分くらい早めに到着すると、開店と同時に入店できます。
首里そばのメニュー
首里そばのメニューはシンプルです。沖縄そばは首里そばの1種類のみで、どんぶりの大きさが大・中・小が選べます。あとはお好みで、じゅーしーや煮つけ、ぜんざいをプラスしてください。
開店するとすぐに満席になってしまい、お客さんが一斉に注文する状態になりますが、声の高いオバチャンがテキパキと対応していました。首里城からも近いので外国人観光客も多いのですが、ちゃんと英語で話していました。この対応力は一朝一夕には出来ないでしょう。きっと長くお仕事をしているんだろうなと思いました。
首里そばの実食です
席に座って、店員さんに注文するスタイルです。私は首里そばの中をお願いしました。
お水はセルフサービスなので、自分で注いで待つことにしましょう。待つこと4~5分で、首里そばが運ばれてきました。
麺は手打ちで、細めのストレート麺。太さが不ぞろいなのは手打ちの証ですね。太さが不ぞろいでも茹で加減にムラはありませんでした。手打ちならではのコシのある麺です。
スープは透き通ったスープで、豚肉、かつお節、島塩で作られています。すっきりしていますが、旨みのあるスープです。飲み干してしまうほどおいしかったです。
トッピングは三枚肉とロース、白かまぼこ、ネギ、針生姜です。沖縄そばのお店は紅しょうがをトッピングにすることが多いのですが、私は針生姜の方が好きなので、うれしく思いました。針生姜の方が香り豊かで、スープにあうと思います。
かまぼこは本土では味わえない、ぷりぷりの歯ごたえ。三枚肉とロースは口の中ですぐほぐれるほどに柔らかく煮てあります。
並ぶほど人気のワケはわかりませんでしたが、間違いのない味と言えます。すっきりした味の沖縄そばが好きな方にお勧めしたいお店です。
首里そばへのアクセス
龍潭通りにあるコープの向かいの道を南風原向けに曲がると、すぐ右側にあります。モノレール首里駅から5分くらい、首里城からも7~8分くらいです。開店した後でのれんが出るので、ちょっと分かりづらいですが、こちらの看板を見落とさないようにしてください。
- 住所:〒903-0813 沖縄県那覇市首里赤田町1丁目7
- TEL:098-884-0556
- 営業時間:11:30~14:00(売り切れ次第終了)
- 定休日:日曜日
※お店の前に5~6台分の駐車場がありますが、ちょっと停めにくそうです。運転に不慣れな方は近隣のコインパーキングを利用してください。
※トイレの表示がなかったので、トイレがあるかどうか、わかりませんでした。外国人観光客も多いことだし、国によってはトイレの場所を大っぴらに聞くのは恥ずかしい文化もあると聞きます。トイレの表示をしてあるといいと思いました。
首里城観光とあわせて訪れると沖縄を満喫できると思います。