こんにちは。食べ歩きが大好きな島人です。いいお店とは、どんなお店でしょうか?私はおいしいだけでなく、しあわせな気分になるお店だと思っています。今日はしあわせな気分になった「Rhizome(リゾム)」をご紹介しましょう。
定食屋Rhizome(リゾム)はこんなお店
壺屋の住宅街にある白い建物の1階にRhizome(リゾム)はあります。ちょっとわかりにくいので、看板を目印にしてください。場所の詳細は最後にご紹介します。
入口を見るとスナックのような印象で、ドアを開けて店内に入ると左奥に厨房、厨房を囲むようにL字型にテーブルが4つ程あるこぢんまりしたお店です。
↑お店の奥から撮ったので左右が逆です。
男性がおひとりでやっていらっしゃいました。
Rhizomeのランチのメニュー
魚のメニューがたくさんあって、うれしくなります。気になったのが「だし巻きたまご定食」です。だし巻き卵をメインにした定食って聞いたことがないので、相当自信があるってことなのでしょう。
とても迷いましたが、壁に「本日の日替わり あじの干物定食」(1,000円・税込み)とありましたので、こちらをお願いしました。
お水やお茶はセルフサービスと貼り紙があったので、カウンターで注いで飲みながら待つことにしましょう。
オーダーを受けてから魚を焼いてくださいますので、時間がかかりますが魚の焼けるいい匂いが漂ってきたので、とてもワクワクしました。
あじの干物定食の実食
約6分程待って運ばれたきた「あじの干物定食」です。
まず驚いたのがあじの干物の大きさです。沖縄の海で採れる魚は骨が多く、淡白なものが多いので、干物どころか焼き魚もまず見ません。
スーパーでもあじの干物は販売されていますが、小さかったり少なかったりで、本土出身の私はちょっと寂しく思っていたので、久しぶりに見た大きなあじの干物にテンションが上がりました。
ふっくらと焼き上げられたあじの干物は、ジューシーで旨みたっぷりで「コレコレ!」と叫びたくなるくらいのおいしさです。
小鉢はおから、こんにゃくのきんぴら、冷ややっこ、ヤマゴボウがあり、食感も味付けもすべて異なるのがニクイですよね。ちゃんと考えているんだなと感心しました。
特においしかったのが、しっとりと仕上げたおからと、ピリ辛味がたまらないこんにゃくのきんぴらでした。
ご飯の炊き方が絶品です。カウンターにお釜が置いてあり、そのお釜で炊いているそうで、素材の持つおいしい甘味が引き出されていました。
湯気が見えるほどアツアツの味噌汁は、油揚げとわかめとねぎの具でした。
白みそが使われていましたが、甘くないのです。私は白みその甘さが苦手だったのですが、甘くない白みそもあるんだと発見した気持ちになりました。
おいしいので、ぺろっと食べてしまいましたが、ボリューム満点なので食べきれない方もいるかと思います。そんな方はご飯少なめと注文してください。反対におかずがたっぷりなので、ご飯が足りない方は半膳と一膳のおかわりもあります(笑)
Rhizomeはランチタイムだけでなく、夜の営業もしています。気になるだし巻き卵をおつまみにビールを飲んだら、おいしそうだなぁと妄想が広がりました。
定食屋Rhizome(リゾム)へのアクセス
上の写真の壺屋やちむん通り入口の左側にある坂道を昇り、二つ目の曲がり角を左に曲がると右手に白いビルがあり、そちらの1Fにあります。牧志駅から歩いて10分くらいです。
住宅地にありますが、ランチタイムは混みあうこともありますし、オーダーが届くまでに時間がかかることもあるので、余裕をもって訪れることをオススメします。
- 住所:那覇市壺屋1-10-1 623BLD1F
- TEL:098-866-3835
- 営業時間:火曜日~金曜日:ランチ:11:00~15:00 / 土曜日・日曜日:ランチ:10 : 00〜15 : 00 / 火曜日〜日曜日:夜:17:30~20:30.LO(売り切れ次第終了)
- 定休日:月曜日
駐車場はありません。近くのコインパーキングを探してください。