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一度は行ってみたい【極楽編-与那国海底遺跡】【恐怖編-ユタの修行場】

今回は、一度は行ってみたい沖縄のスポットを、【極楽編】【恐怖編】として、二ヶ所ご紹介したいと思います。

【極楽編】 竜宮城は存在した!?「与那国海底遺跡」

海底遺跡
海底遺跡

1996年、一人のダイバーが与那国島の南側、新川鼻沖合100メートルの海底で巨大な遺跡のような岩石群を見つけました。発見者の新嵩(あらたけ)喜八郎さんは「遺跡ポイント」と名づけ、仲間たちと調査を始めたのです。

その結果、東西400メートル、南北300メートルにわたって5つの建造物があり、最も大きいものは東西250メートル、南北150メートル、高さ26メートルだと判明しました。断面は直角でいくつもの平らなテラスが階段状に並んでいました。

また、まわりの水深30~40メートルの最深部にはアーチ状の門や通路、カメの形をした岩、排水溝のようなものまであり、まるでおとぎ話に出てくる「竜宮城」のような宮殿になっていたのです。

この遺跡ポイントは、人工的でとても自然にできたとは思えず、「海底に眠る古代遺跡ではないか?」と国内外のメディアに取り上げられ、一躍注目を浴びるようになりました。

その後、学術調査に入った海洋地質学者の木村正昭さんが1997年、人間の手が加わった人工物であると発表。

もし最終氷期が終わった後の海水位の上昇で死没したとすると1万年以上、壁に付着したサンゴの年代測定から少なくとも6,000年前のものだとされたのです。遺跡だとすると世界で最古の文明があったことになり、人々のロマンはふくらみました。

ですが……周辺陸上の岩石の特性から、単に節理に沿って割れた自然物だとする意見も多いのです。沖縄の考古学会は、その頃の与那国島には人が住んでいた形跡はなく、他の島々の紀元前の遺跡は旧石器時代で、高度な文明はありえないと否定しているのです。

果たして自然の産物なのか人工物なのか、様々な論が唱えられているが、2018年現在に至ってもいまだ決着はついていません。

問題は泳げないこと!

与那国海底遺跡を見てみたいのですが、大きな問題があります。それは、私は泳げないこと。海は好きですが、基本的に水が怖いので、ダイビングもできません。

そこで最近、沖縄などでは泳げない人でも水中に潜れる「水中スクーター」という画期的なものがあります。「水中スクーター」で検索すると、一般的には<水中および水面で使用する、ダイブをサポートする充電式バッテリーによりプロペラを回転させるもの>という、両手で持って潜るタイプの道具が出てきますが、私のいう「水中スクーター」はこれと違います。

写真がなくて恐縮ですが、「水中スクーター」で画像検索してみてください!すると、顔には宇宙服のような真ん丸なものをかぶり(宇宙服より、大きいサイズです。顔の何倍もあり、水中でも空気が吸えます)、エアタンク付きの器具にスクーターのようにまたがって乗る姿が出てきます。

安定感を図るため、水面から浮き具でサポートしているので転倒する心配もなく安全だそうです。しかも、ヘルメットの中は地上と同じ空間のため、地上と同じ感覚で呼吸でき、頭から肩まで水に濡れることがないため、メガネやコンタクトレンズをつけたまま、ガムや飴を食べながらでも大丈夫だそうです。しかも簡単な舵取りとボタン操作だけのため、誰でも簡単に楽しめるとのこと。

私は緊張すると、ガムや飴を食べたくなるので、まさに私にぴったりの道具です!ただ調べてみたところ、与那国島では水中スクーターがまだないようですので、もし普及したら水中スクーターで、与那国海底遺跡を見てみたいです!

海底遺跡ツアー一覧

【恐怖編】ユタの修行場

「ユタ」は、沖縄県の霊媒師(シャーマン)であり、霊的問題のアドバイス、解決を生業としています。沖縄県には「医者半分、ユタ半分」ということわざが古くからあり、医師が患者にユタをすすめることもあるほどです。

一般的にユタになる人間は、まず生死に関わる事故、肉親の不幸、夢などをきっかけに「カンダーリィ(神倒れ・神垂れ)」と言われる原因不明の体調不良、いわゆる巫病を発症するとされます。

信仰者の間では「ユタになれという神からの命令」と考えられており、この神命を拒む限り巫病は治らず、死ぬ者もいると信じられているのです。

沖縄県には「ユタの修行場」が存在し、そこでは霊現象が多く起こるといいます。ユタの修行場があるのは、沖縄県宜野湾市大山の裏手側にある『大山貝塚』です。

坂道を登っていくと、途中から車では入れないようになっている場所です。側には有刺鉄線があり、無数の洞窟のような穴のようなものがいくつもみられるのです。ある程度まで進んでいくと……

「この一帯は、霊域につき立ち入りを禁じます」

「ここは霊域につき、この先に立ち入る方は、命の保証が出来ません」

とゾッとする内容の看板が建っているといいます。

大山貝塚には祠(ほこら)があり、その向こう側は〝死の世界〟とされ、祠の横にある洞窟の入口から中に進めば、二度と戻って来られなくなる…とも言われています。ユタは、死の世界との結びつきが強い神人なので、あえてこのような場所で修行をするのではないか…ともささやかれているのです。

つまり実質上、ユタ以外は立入り禁止なのです。掟を破り、過去に無理やり立ち入った者がいましたが、帰りの坂道でブレーキがきかなくなって事故を起こしたり、気絶して倒れたり、原因不明の高熱が出たりしたといいます。

なおネット上の体験談では、「大山貝塚に行った友人がバイク事故で亡くなった」「友人が大山貝塚の帰りに、交通事故を起こした」などもあります。

また戦時中に、この大山貝塚の洞窟が、防空壕として使われていたといいます。そんなこともあり、大山貝塚は心霊スポットとなっているようです。

なお現在もユタがここで修行しているか否かを調べましたが、はっきりとはわかりませんでした。ですが、ネット情報によると、どうやらいまでもここで修行をしているらしいです。

もちろん怖いので、大山貝塚には絶対に入りたくありませんが、近くまでは行ってみたいなぁと思います。怖いのは嫌いですが、怖いものみたさで……

場所が場所なので、写真はありません。すみません。

お読みいただきありがとうございました!

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Saori
ビールと沖縄離島をこよなく愛しています。ゆくゆくは沖縄離島、できれば宮古島に移住することを夢見ています。沖縄離島の情報を中心に、発信していけたらと思います!
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