街歩きをしていたら、「ランチ580円」の貼り紙を見つけました。マックより安い!?と貼り紙を二度見してしまいました。これは、行くしかないでしょう!ということで行ってきました。
小春日和はこんなお店
栄町にある「歌声酒場 春ちゃん」の姉妹店として、2017年10月8日にオープンしたお店です。ランチタイムはうちなんちゅ(本土出身者)の梢子さんが、夜はオーナーの春ちゃんがいらっしゃるお店です。梢子さんは東京出身かな?なので、メニューは県産食材を使っているものもあるけれど、沖縄料理限定ではなく、ジャンルにこだわらずにおいしいものを出してくださっているお店です。昼飲みも出来ます。
小春日和の店内の様子
小春日和は栄町市場から歩いて10分くらい離れていますが、お店のまわりはスナックなどこぢんまりしたお店が多い印象です。小春日和もカウンター4席とテーブル席1つのお店です。
私が訪れた時はちょうど他のお客様が入店するタイミングだったことと、スナックのような店内なので、初対面とは言え、他のお客様とゆんたく(おしゃべり)に花が咲きました。梢子さんは狭いキッチンで家庭サイズの調理器具を上手く使って、昼飲みのお客さんの話相手をしながら手際よくランチを作っていらっしゃいます。
梢子さんは移住されたそうですが、うちなんちゅと聞かないとわからないほど、話し方も沖縄のイントネーションでした♪
激安ランチの実食です
メニューはこちらです。
から揚げ、生姜焼き、焼サバ、鮭の西京焼きなど和食もありますし、コロッケやハンバーグと言った洋食もあります。メインのおかずに小鉢3品とご飯とお味噌汁が付いて580円、オムライスに至っては、なんと500円!驚きですね。
私は焼サバをお願いしました。ゆんたくしながら、待つことにしましょうね。待つこと7~8分ほどで焼サバが運ばれてきました。
焼サバはフライパンでソテーしていましたが、焼き加減が絶妙です。添えられた大根おろしとシソの葉がうれしいですね。梢子さんがシソの葉を手のひらでパンと叩いてからお皿にのせていました。こうすると香りが立ちます。このひと手間がうれしいですね。
特筆すべきは小鉢3品!上の写真は隠れていますが、左からごまあえと煮びたしとまさかのカレーでした。素朴だけれども、丁寧にお料理してあって、味付けもいい感じです。お酒が飲みたくなりますね。ご飯も炊きたて、お味噌汁はお麩とからし菜かな?どれも家庭料理と言った感じですが、気取りのないお料理でほっこりします。
一人前のボリュームもあるし、野菜もたっぷりなので、体が喜んでいるのを感じます。ホントにこのクオリティで580円でいいのかな?コスパは最高ですが、大丈夫?いいの?と言いたくなってしまいます。
私の右隣には昼飲みに来ていた親子、左隣はから揚げ定食(おいしそうでした!)を食べていた隣の建物を工事していたお兄さん・・・と初めての人でも常連さんでも、包み込んでくれるお店です。
激安ランチを食べたい方、誰かとゆんたくしたい方にもお勧めのお店と言えます。混雑していたので、店内の写真が撮れなかったのは残念でしたが、初めて伺った私もすっかり長居をしてしまいました。
厨房の棚には泡盛や日本酒が並んでいますし、おつまみメニューもかけてあったので、 お酒を飲むのも楽しそうだなぁと思いました。
小春日和の基本情報ひめゆり通りを安里方面から与儀方面に向かうと左側にバイクショップがありますので、そこを左折します。少し進むとローソンとドラッグストアがあって、その向かいにあります。住宅地にあるので地元の人が多い印象ですが、遊びに来た方が行っても納得のお店だと思います。
- 住所:〒902-0067 沖縄県那覇市安里(字)388−11
- TEL:090-6863-4168
- 営業時間:ランチ18:00~0:00
- 定休日:日曜日、月曜日