過去の記事で、沖縄のいろいろな離島に行ったことを書いてきましたが、無人島にはまだ行ったことがありません。そこで今回は、一度は行ってみたい無人島について書きたいと思います!
コマカ島
沖縄本島の南部にある、小さな無人島「コマカ島」(沖縄県南城市)。コマカ島は、久高島の隣に浮かぶ0.02 km²の島で、南城市から船で15分ほどで行けます。海水浴などで気軽に遊びに行ける島です。
周囲を取り囲む真っ白い砂浜と、とびきりきれいな水が魅力。海が穏やかなので、子ども連れでも安心して楽しめます。
コマカ島は、ニライカナイ橋の高台から見ることができる、まさに南の島といった雰囲気です。
瀬長島(せながじま)
瀬長島(沖縄県豊見城市)は、那覇から最も近い0.2 km²の離島。飛行機が頭上スレスレを飛ぶことで有名です。那覇空港の南側約1.5kmに位置しており、本島と瀬長島の間には橋が架かっているので車や徒歩で行くことができます。
最近はギリシャのミコノス島のような、真っ白な道に真っ白な建物ができ、オシャレなスポットとして観光客が増えています。ビーチもあり、干潟になるとコメツキガニなども現れます。
なお人口については文献により違いがあり、無人島で0人とされているもの、1世帯4人とされているものもあります。ぜひこの島に行き、その真実を確かめたいです。
安室島(あむろじま)、安慶名敷島(あげなしくじま)、嘉比島(がひじま)
下の写真の正面に見えるのが安室島です。
座間味島から渡し船で10分ほどのところに、安室島(0.72km²)、安慶名敷島(0.12 km²)、嘉比島(0.12 km²)という3つの無人島があります。(3島とも沖縄県島尻郡座間味村)
ツアーもありますし、または自分でシーカヤックなどで行くこともできます。桟橋はないので、船から直接砂浜に上陸します。
いずれも無人島だけあって、有人島とは一味違う雰囲気が。人が少なく、海の透明度も抜群なのです。浅瀬でシュノーケリングをすればたくさんの魚に会えますが、ただ沖に出ると潮の流れが速いので注意が必要だそうです。
いくつかの島を巡るアイランドホッピングをするのもよし、ひとつの島でゆっくりするのもよし。白い砂浜とケラマブルーの海、そして静けさに身を任せたいものです。
ナガンヌ島、神山島(かみやましま)、クエフ島(くえふじま)
下の写真はナガンヌ島のビーチ。
ナガンヌ島(0.3 km²)、神山島(0.3 km²)、クエフ島(0.02 km²)の3つの無人島は「チービシ諸島」と呼ばれ、沖縄本島から船で約20分という、もっとも近い楽園です。(3島とも、沖縄県島尻郡渡嘉敷村)
神山島の東の海底には「ラビリンス(迷宮)」と呼ばれる、トンネルや洞窟が複雑に入り組んだ場所があるそうです。ミステリアスなダイビングが楽しめそう。
ナガンヌ島は、マリンスポーツが盛ん。シュノーケリンググッズやビーチパラソルが借りられます。なお、日帰りツアーやテントで宿泊はできますが、ナガンヌ島は無人島のため水道や電気などのライフラインは存在しません。
浜島(はましま)
「サンドアイランド」と呼ばれる浜島は、真っ白い砂でできた無人島です。(沖縄県八重山郡竹富町)
小浜島と竹富島のちょうど真ん中あたりにある島。ツアーの船で、石垣島から約30分、小浜島から約10分で行けます。干潮時だけ姿をあらわし、潮が満ちると島のほとんどが海に沈んでしまうので「幻の島」と呼ばれています。
空から見ると、三日月のような形をしています。毎日海に沈むので、昨日の足跡を消してしまいます。だから、現れたばかりの島に上陸すると、誰の足跡もない島を歩くことができるのです。
まわりには遠浅の海が広がり、ゆっくり波打ち際を歩くと、まるで海の上を歩いている気分になるそうです。
バラス島
西表島と鳩間島の間にある、サンゴのかけらでできた無人島。海はかぎりなく澄んでおり、シュノーケリングではたくさんの魚に会うことができるそうです。大きな魚やウミガメが目の前を横切ることも。 バラス島は、一周2~3分、中央部の高さが約3mで、西表島からのツアーが催行されています。
コバラス島
西表島と新城島の間にも、サンゴのかけらでできた、小さな真っ白い無人島があります。「コバラス島」と呼ばれていますが、地図にも載っていないし、ほとんど知られていません。もはや、地元の人しか知らない島だそうです。
コバラス島は、浜島やバラス島と同じように、潮によってその日の形を変えます。この島に上陸すると、海の大きさ、人の小ささを思い知らされるそう。
※すみません、写真はありません。
嘉弥真島(かやまじま)
嘉弥真島は、0.4 km²ほどの小さな無人島。(沖縄県八重山郡竹富町)
ツアーの船で小浜島から約10分、石垣島から約80分で行けます。
野ウサギが500匹もいるので、「ラビットアイランド」とも呼ばれています。のんびり散歩をしていると、自由に駆け回る野ウサギと出会えるそうです。
周りのサンゴ礁はとても綺麗なので、シュノーケリングにもうってつけ。浜辺には「魔女の洞窟」と呼ばれる洞窟があります。この洞窟から望む、海と空も印象的だそうです。
なおこの島も、文献により人口は0人の無人島というもの、または人口2人などと書かれているものがあり、真実は実際に行ってみないとわからない模様です。
今回、沖縄の無人島について調べてみましたが、たくさん無人島があることを知りワクワクしました。他にもまだ沖縄には無人島があるようですので、引き続き調べてみたいと思いました。最後までお読みいただきありがとうございました!