政府による緊急事態宣言が全国に拡大し、沖縄県でも独自の緊急事態宣言が知事から発表されました。今は「不要不急の外出は避けて、家で過ごす」ことが必須となっています。沖縄に住んでいる私の沖縄的自粛生活をご紹介します。
掃除をしよう
自粛生活で、まずとりかかって欲しいのが掃除です。料理や洗濯に比べて、掃除は後回しにしがちな家事なので、つい見えない部分にホコリが溜まりがちだからです。
基本的には、ひとつの部屋ごとに掃除をすることをオススメします。そうしないと、家中が散らかってしまうからです。
この時に、是非行って欲しいのが、梅雨対策と台風対策です。毎年GW明け頃に梅雨入りしますが、今年は梅雨入りが早くなるのではないかとも言われています。また、5月でも台風が沖縄に接近することもあるので、今のうちに対策を行っておきます。
具体的には、以下の通り。
- 庭の草むしり、庭木の手入れ
- ベランダなどの排水溝の掃除
- 庭やベランダにある不要なものの処分
- 雨どい、屋根瓦のチェックと補修
断捨離をしよう
部屋がキレイになったら、次は断捨離しましょう。
服・おもちゃ
部屋がキレイになったら、次に行うのは断捨離です。
服やおもちゃとカテゴリーごとに行うとやりやすいです。特に子供の服はすぐにサイズアウトしてしまうので、すべて出して季節ごとに分けてサイズチェックして、汚れやほつれなどがないかチェックします。
まだ着られる服はキレイに洗って、トップスとボトムに分けて収納します。
サイズアウトしたものの、状態がいいものはネットフリマなどを上手に使います。状態の良くないものは、小物にリメイクすると生まれ変わらせることが出来ます。お手玉やシュシュなどはカンタンに作れますよ。
写真の整理
最近はスマホやデジカメでカンタンに写真が撮れるようになったので、たくさん撮ってそのままの方も多いですね。たっぷりある時間を使って、写真を整理しましょう。
今はネットで申し込むとアルバムを作ってくれるサービスもあります。スマホやデジカメのファイルもスッキリしますし、誤ってデータを消してしまう心配もなくなります。
処分するものは、きちんと分別してゴミを出さないと、トラブルの原因になりますのでご注意ください。
手作りをしよう
部屋がキレイになって、断捨離も済ませてスッキリしたら、手作りをしましょう。
ただ、手作りするための道具を買いにわざわざ外出するのは避けて手元にある材料で作れるものがいいですね。
- DIYでマガジンラック、リモコンケースを作る
- マスクを探して歩かないように手作りする
- ガーデニングをする
- 料理を手作りする
などです。
作り出す作業はメンタルを健康的に保つのにとても良いと感じています。
料理を作ろう
毎日3回の食事を用意するのはとても大変ですが、この機会に作ったことのない料理に挑戦するのも楽しいです。
レパートリーを増やす
私はカフェやレストランで食べた味をマネしたり、スマホでレシピをチェックして料理しています。
子供がずっと家にいるので、少しずつお手伝いもさせています。混ぜ寿司の具材を混ぜる、卵サンドの卵を混ぜるなどはカンタンですし、ちんすこうやホットケーキ、スイートポテトなどのお菓子作りも子供と一緒に行うと楽しいです。
食材を買うために近くのスーパーへ行くのは問題がありません。なるべく混雑しない時間帯を選んで、ママひとりで買い物に行ってください。
食品の取り寄せに注意
食材をネット通販などで購入する方法もありますが、注意が必要です。航空便が減便になってしまったために、ゆうパックのチルドと冷凍便は、県外から沖縄に届けるものも、沖縄から県外に発送するものも扱いがストップしています。
常温のものはどこでもOKですし、沖縄県内の流通であれば、チルドも冷凍も扱っています。
ヤマト運輸と佐川急便は扱いを継続していますが、どの業者も到着までの日数に遅れが生じています。そのため、県外からの食品の取り寄せは避けたほうが無難であると考えます。
テイクアウトを上手に利用
毎日食事の準備が出来ないこともあるでしょう。そんな時は飲食店のテイクアウトを上手に利用しましょう。
普段はイートインのみのお店も、テイクアウトのみの営業に切り替えているところが多いです。それぞれのお店によって、営業時間や注文方法が異なりますので、あらかじめチェックしてください。
購入の際は、ひとりで自家用車で出かけて、サクッと受け取るのがスマートですよ。おいしい料理で気分もリフレッシュできますし、飲食店の応援もできますね。
暇つぶしネタを考える
家にいると時間がたっぷりあります。時間を持て余しがちですが、逆転の発想で時間がないと出来ないことをしましょう。
楽器の練習
一番のオススメは楽器の練習です。
音を出せる環境であることが条件ですが、楽器が弾けるようになるためには時間が必要だからです。特に三線は電源も要らないので、電気代がかさむこともありませんよ。
音楽があるとないとでは、家の中の雰囲気がガラッと変わります。
子供と一緒に遊ぶ
子供となるべく一緒に遊びましょう。
わが家でハマっているのが、「ブロックス」です。いろんな形のピースを台に置いていく陣取りゲームですが、ピースの形がいろいろなので思っているより頭を使って、大人も夢中になります。
図形に強いとゲームに強い傾向があり、空間認識能力が鍛えられます。
夏休みの自由研究のノリで勉強する
勉強は机の上だけでするものではありません。実生活で使えないと意味がありません。そこで、夏休みの自由研究を先取りする感覚で楽しんで勉強をします。
例をあげますと「好きなことやアニメのことで知っていることを漢字で書く。」です。
一時流行った「うんこ漢字ドリル」をマネして○○漢字ドリルを作るのです。例えば、沖縄漢字ドリルなら…
- 「沖縄の海は青い」
- 「シーサーが屋根の上にいる」
- 「ゴーヤーは苦い」
なんて学年ごとに習った漢字を使えます。ママやパパが出題してもいいし、子供が頑張って文章を作ったら忘れませんよ。
まとめ
現在では日常的に移動をすることが多くなっていますが、移動をすると感染してしまうリスクも感染を広げてしまうリスクの両方の恐れがあります。
沖縄は医療体制が脆弱で、特に離島は深刻です。ひとりひとりが、外に出ないで家にいることで、あなたの家族や友人や知人を救うことが出来ます。
みんなで乗り越えて、みんなで楽しめる日が早く訪れることを願いましょう。