ハイサイ(こんにちは)、クイナ先生です。博多でラーメンと言えば、とんこつラーメン。そのとんこつラーメンを全国区にしたといっても過言ではない、博多ラーメン界の雄「一蘭(いちらん)」が沖縄に初上陸、10月18日にオープンしましたのでご紹介!
一蘭は全国に78店舗を持つ超人気店!
博多発のこのラーメン店は2018年10月現在、全国78店舗(うち国外5店舗)も展開する超人気店です。
何を隠そうクイナ先生は5年間も福岡で暮らしていたので、一蘭は10年以上も前から4号店である博多店の行列に並んで食べていました。当時から行列ができるラーメン店としてとんこつラーメンの本場博多でも人気を博していました。
「はいはい、わかっていますよ。とんこつラーメン店は沖縄にもありますよね。」
沖縄にもおいしいとんこつラーメン店はいくつか存在します。それでも沖縄県民のあなたに、観光客の方でまだ知らないあなたに、この一蘭のラーメンを一度は食べてほしいのです。
一蘭はとんこつラーメンの革命児
とんこつラーメンと言えばあの独特の香り(豚骨臭)や、こってりとしたスープが苦手という方も結構いらっしゃいます。
クイナファミリーの妻もそんな一人でしたが、十数年前に福岡で爆発的な人気を誇っていたこのラーメン店に訪れて以来、唯一おいしく食べられるとんこつラーメンに認定されました。(クイナ妻認定!)
つまり、とんこつラーメンが苦手な人でもおいしいと思える可能性が高いラーメンです。
一蘭は元祖の宝庫
今では一般的になっているとんこつラーメンの常識で、実は一蘭さんが元祖であるものがあります。それは大きく分けると、味に関わる元祖とシステムに関わる元祖です。
一蘭さんが自負する5つの元祖- 赤い秘伝のたれ
- 臭みのないとんこつスープ
- 味集中カウンター
- オーダー用紙
- 替玉注文システム
この5つの元祖の中でも特徴的なものを紹介します。
秘伝の赤いたれ
ちょっとこだわったとんこつラーメンのお店で特徴的なものに、ラーメンの中央に赤いたれを浮かばせているのを見かけませんか?
実はコレ、一蘭さんが元祖です。独自にブレンドした唐辛子と30数種類の材料を調合して熟成させたこのたれは単に辛いだけでなく、辛みの中にある素材の旨味が濃厚なとんこつスープのコクと融合し、とんこつスープが苦手な人でもクセになり飽きずに飲めてしまいます。
この赤いたれには相当な自信があるようで、一蘭さんの社内でも材料とレシピを知るのは4人しかいないとの事。
まさに、秘伝のたれ!他のラーメン店で似ているものを見かけても、あの味は一蘭でしか味わえないわけです。
臭みのないとんこつスープ
とんこつラーメンのあの豚骨臭は慣れ親しんでいる博多っ子にとっては、むしろなくてはならない香りなのですが、県外出身者でとんこつスープが受け入れられない方の最大の理由でもあります。
一蘭さんは100%豚骨から抽出したスープに研究を重ね、余分なアクを時間をかけて取り除くことで豚骨本来の旨味は残しつつ、臭みを極限まで抑えた「臭みのないとんこつスープ」を開発しました。
濃厚さとコクは残しつつ、豚骨臭の少ないスープがあの赤いたれと絶妙に混じり合うことで一蘭でしか味わえないスープに仕上がっています。このスープが一蘭の最大の特徴でリピートしてでも味わいたい理由です。
そういう意味でとんこつスープの常識を覆した元祖であることを自負されています。
もちろん麺は極細麺
博多ラーメンの特徴と言えば、とんこつスープと極細麺です。一蘭さんでは独自でブレンドした小麦をその日の天候や気温、湿度を考慮して毎日違う配合で製麺し熟成させているそうです。こしのある極細麺がとんこつスープによく絡まって、こってりしていながらも喉ごし良く食べられます。
ラーメン店の常識を壊した「味集中カウンター」
常識を壊したと言えば語弊がありますが、一蘭さんはラーメン店のカウンターに革命を起こしたと言った方がふさわしいかもしれません。
昔から女性が一人で立ち寄りにくい飲食店の代表は牛丼店とラーメン屋と言われています。
一蘭さんの創業者は開業にあたり街頭アンケートだけでなく、修業時代のお客様からの声や女性が口元を隠しながら食べている光景を見て、「周りを気にせずにラーメンの美味しさだけに向き合って頂ける環境を作りたい」と今のスタイルを確立されたようです。
この味集中カウンターも元祖、というか一蘭さん以外ではあまりみかけません。ラーメンと向き合うには最適な環境ですが、家族連れには少々厳しい環境かも知れません(笑)。
店内に入っても店員さんともほぼ顔を合わせないという徹底ぶりで周りの目が気になる女性客や、有名芸能人にもファンが多いことで知られています。(注文は自動発券機で購入し、カウンター越しにチケットを渡します)
那覇店でも集中カウンターは73席を設けていますが、テーブル席や個室はありませんのでご注意ください。ただ、お子様でも食事できるような食器などは準備されているということです。
はじめてのオーダー用紙に戸惑い
はじめて一蘭さんを訪れて席に案内されるとまず、仕切りカウンターに驚かされますが、次にカウンターでアンケート用紙のような紙に戸惑います。
一蘭さんではスープの濃さや具材の量、麺の固さなどの好みを選ぶことが出来ます。これがオーダー用紙の正体です。はじめての方は「基本」を選んでおけば間違いはありません。
最近ではラーメン店でちょくちょく見かけるようになった味のオーダー用紙は一蘭さんが元祖です。
営業時間やお値段
今回の那覇店は那覇のど真ん中、マキシにある琉球セントラルビル地下1階にオープンしました。専用駐車場がないため、近くのコインパーキングをご利用ください。
店舗情報
- 住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1丁目2−24 琉球セントラルビルB1
- TEL:098-861-1101
- 営業時間:年中無休 9:00~翌4:00
- 味集中カウンター:73席
- テーブル席:なし
- 個室:なし
- 駐車場:なし
お値段
- ラーメン 890円
- 半熟たまご 130円
- 替玉 190円
- 追加チャーシュー 250円
- 追加ねぎ 120円
その他、詳しくは店頭でご確認ください。
~補足説明~- 替玉とは?
- 替玉はスープを全部飲み干さず、麺だけおかわりできる博多独自の文化です。クイナ先生もはじめて替玉を知ったときは衝撃でした!たくさん食べる方でも190円で麺が追加できるからお得です。
まとめ:とんこつラーメンの革命児「一蘭」のおすすめポイント
長々と語ってしまいましたが、一蘭さん独自のすっきりとした豚骨スープと秘伝のたれが絶妙にマッチした味わいは、とんこつラーメン通な方でもきっと満足できるでしょう。半熟たまごも絶品なので、追加トッピングすることをおすすめします!
一蘭さんのおすすめポイントは・・・
- 赤いたれの元祖、一蘭秘伝のたれと臭みのないスープを味わうべし。
- 夜中の4:00まで営業しているので那覇での飲み会帰りに訪れるべし。
- 味集中カウンターでラーメンと向き合える(笑)。
- 古くて新しい味と斬新なシステムを体験すべし。
以上、クイナ先生がお伝えしました。