5月8日は、語呂合わせでゴーヤーの日です。スーパーでは、ゴーヤーの日に合わせて特売をしています。ゴーヤーについて、学んでみましょう。
ゴーヤーって夏バテ防止に良いってホント?
ゴーヤーの栄養素で特出しているのは、ビタミンC、βカロテン、カリウムです。ビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤーのビタミンCは熱を加えても壊れにくい特徴があります。ビタミンCと言えば、レモンを思い浮かべますが、ゴーヤーに含まれるビタミンCの量はレモンより多いのです。
また、抗酸化作用のあるβカロテンも含まれているので、ビタミンCとの相乗効果で風邪予防やがん予防、美白効果などが期待されています。カリウムは過剰なナトリウムを排出して、血圧の上昇を抑制する働きがあります。
ゴーヤーの苦み成分は「モモルデシン」というもので、モモルデシンには血圧や血糖値を下げる効果や食欲増進作用があると言われているので、夏バテ予防効果が期待できます。
ゴーヤーはちょっと苦いですが、慣れるとクセになる味です。私はゴーヤーを食べるとしゃっきりする気がします。これは、モモルデシンの成分のせいかもしれませんね。
ゴーヤーはチャンプルーにして食べられることが多いですが、天ぷらにしてもいいし、カレーに入れてもおいしいです。
グリーンカーテンもお勧めです
グリーンカーテンとして栽培する家庭も増えていますね。ゴーヤーは繁殖力が強く、日当たりと水やりを十分に行えば、プランターでも育てられるので、育てやすい植物と言えます。
1株でたくさんのゴーヤーを収穫することができるので、涼しくて美味しいというのはお得ですね!幼稚園や学校でもゴーヤーを育てて、調理して食べる「食育」の教材としても使われるほど、沖縄ではとても身近な食べ物です。
苦くないゴーヤーチャンプルーを作ろう
娘の小学校の給食にもゴーヤーチャンプルーが出ます。苦いので苦手な子供も多いとか。
栄養価が高くても、食べなくては栄養が取れませんね。そこで、苦くないゴーヤーチャンプルーを作りましょう。
ポイントは「ゴーヤーのワタをしっかり取ることです。」ワタを取ると苦みがやわらぐので、丁寧に取りましょう。
レシピ紹介- ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで白いワタを丁寧に取り、3~5ミリ程度に薄切りにします。
- ランチョンミートを1cm幅に切ります。
- 島豆腐が用意できる場合は、そのままでも良いですが、木綿豆腐で作る場合は炒めている間に水分が出てしまうので、あらかじめ油で炒めて、お皿に取って置きます。わが家は島豆腐を先に炒めずに、手で崩しながら入れるのが好きです。
- フライパンに油を熱し、ゴーヤー、ランチョンミートを炒めます。続いてもやしを入れて炒めます。
- 島豆腐をフライパンに入れて炒め合わせます。
- 塩、コショウ、だしのもと、しょう油で味を付けます。
- 溶き卵を回し入れて、卵でとじます。
- お皿に盛り付けます。
もやしのかわりに、にんじんでもおいしく出来ます。温かいごはんと一緒にどうぞ!
スパム派?チューリップ派?
ランチョンミートは沖縄では「ポーク」と呼ばれています。ランチョンミートを作っているメーカーはいくつかありますが、好みはスパムか、チューリップの2つにわかれるようです。
わが家はチューリップです。スパムに比べて油っぽくないし、スーパーでセールになっていることが多いからです。おいしく食べて、暑い夏を乗り切りましょうね!