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なんみん祭は波上宮のお祭りです

波上宮

波上宮は沖縄にある神社の中でも、特に古い格式があります。地元の人々からは「なんみんさん」と呼ばれて親しまれています。例大祭に合わせて行われた「なんみん祭」に行ってきました。

波上宮とは

波上宮(なみのうえぐう)は国際通りから歩いて15分くらいのところにあります。

波上宮

海を見渡せる崖に上に作られていて、古来より沖縄の人々が海の彼方の海神の国「ニライカナイ」に海の安全や豊漁、豊穣を祈願していた拝所のひとつであったそうです。

なんみん祭1日目:5/20(土)の様子

梅雨入りしている沖縄県、曇っていますが、雨は降っていません。雨だと中止になってしまう催しもあるので、雨が降らなくて良かったです。

1日目に波上宮に到着すると、たくさんの人で賑わっていました。沖縄名物、一つの屋台に色々な食べ物が売られている屋台の出店もあります。

屋台

「ちびっこ相撲大会」が盛り上がっていました。小学生くらいまでの子供たち、男の子も女の子も参加しています。優勝の賞品はお菓子かな?

ちびっこ相撲大会

ぶくぶく茶体験

境内では「ぶくぶく茶」が無料でふるまわれていました。私は「ぶくぶく茶」を初めて飲みました。

ぶくぶく茶

ぶくぶく茶は、炒ったお米を煎じたお湯とさんぴん茶などのお茶を合わせて、中華料理で使う「ささら」のような大きな茶筅(ちゃせん)で泡立てた、那覇だけで飲まれていたお茶です。

器にこんもりと泡が盛られています。この泡は、沖縄の硬水じゃないと泡立たないんだそうで、きめ細かくてなかなか消えない不思議な泡です。

泡の上にはピーナッツを砕いたものがかけてあって、泡を楽しんだ後の少しのお茶には、お赤飯が入っていました。出産祝いや新築祝いなどお祝いの時にも飲まれていたからでしょうか。

お茶碗を持ったまま、口で泡を飲む(食べる?)ので、口の周りや鼻にも泡がつきます。カフェラテの泡のようですが、甘くなく香ばしいいい香りがします。添えられたちんすこうもおいしかったです。ちなみに飲み物ではないので、のどを潤すようなものではありません。

ぶくぶく茶は町中のカフェやテーマパークでも味わえます。

なんみん祭2日目:5/21(日)の様子

2日目は催しが盛りだくさんです。隣接はしていても、異なる場所でたくさんの催しがあるので、全部は見られません。プログラムをチェックしてくださいね。

1日目よりたくさんの人で手賑わっています。ほとんどが地元の人だと思います。地元の人々に親しまれている神社であることが理解できます。沖縄には珍しい、「おみこし」も出ます。

おみこし

本殿では琉球舞踊が奉納されます。

琉球舞踊

沖縄角力大会も行われています。沖縄角力とは沖縄のすもうのことで、とても盛んですが本土の相撲とはルールがかなり違います。

沖縄角力大会

まず土俵がありません。(砂を敷いて土俵のように作りますが、境界線がありません。)

柔道着を着て、組んだ状態からスタートし、相手の背中を地面につけると勝ちです。入賞者にはトロフィーが授けられ、白熱した戦いが繰り広げられていました。

お抹茶がふるまわれていました

境内では立礼で表千家のお抹茶が、無料でふるまわれていました。イスに座ってお抹茶がいただけるので、作法にとらわれず自由にお茶を楽しむことができます。お饅頭もおいしかったです。

波上宮のすぐ隣は波の上ビーチです

すぐ隣の波の上ビーチでは、ビーチ綱引き大会が行われました。ビーチボールでもビーチサッカーでもなくて、綱引きってところが沖縄らしいですよね。飛び入り参加もOKで盛り上がっていましたよ。

綱引き

海では服のまま、泳いでいる人がたくさんいました。沖縄は日差しが強いので、あっという間に日焼けをしてしまいます。そのため、水着よりも肌の露出が少ない服のまま泳ぐのも珍しくないのです。

波の上ビーチは、小さな人工ビーチですが、監視員もいますし更衣室やシャワーなどの設備も整っていて、安心して泳げます。

娘も海に誘われて入っていきました。このあと、海の中で転びました。着替えないのに(汗)

ビーチ

他にも、太鼓の演舞や音楽隊の演奏、のど自慢大会などもあって、1日楽しめるお祭りです。

ABOUT THE AUTHOR

島人
東京出身で那覇に引っ越してきました。小学生の娘を育てている主婦です。食べるの大好き!特に甘いものが好きです。沖縄の美味しい食べ物を沢山紹介したいと思います。
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