大石公園ではヤギを飼育しています。よく遊びに行くので、すっかり顔なじみの”やぎのおじさん”に街角で会ったところ、お祭りのチラシを貰ったので、毎年恒例のゆり祭りへ行ってきました。
大石公園の詳細
大石公園は那覇市の識名小学校に近くの高台にあります。遊具もありますし、ゲートボール場、グラウンド、テニスコート、駐車場もあって、地元の人々が日常的に訪れる公園です。遊具は2016年に新しくなり、小さい子供でも安全に遊べるタイプに変わりました。
小屋でヤギを飼育していて、普段でもエサやりをすることができます。
ヤギは草食動物ですから、大量の葉っぱを食べる必要があって、エサの葉っぱは、ヤギのおじさんたちが刈って来た雑草やお店からゆずってもらったキャベツの外側の葉っぱです。ここのヤギは銘苅地域の除草作業に行ったり、児童館や介護施設、地域のお祭りなどにも出張して、ふれあい広場を開催しています。
大石公園のヤギは人懐っこくて、人がそばに行っても逃げずに近寄ってきます。なでることもできますよ。
ゆり祭りはのんびりしたお祭りです
4/29、4/30の2日間行われました。29日はステージが中心、30日はヤギが中心のイベントが行われました。出し物は全て午後1時からのスタートって、のんびりしてますねぇ。斜面にたくさんのゆりが咲いていて、とてもきれいですが、ゆりにちなんだ出し物はないんです~。
沖縄のお祭りには、「なんでも売っている屋台」があります。
ひとつの屋台で、お好み焼き、焼きそば、チョコバナナ、かき氷が全部売っています。本土は一種類ずつの屋台なので、びっくりしました。この日はとても暑かったので、かき氷には行列ができていました。
ほかには、沖縄そば、金魚すくいやくじびき、お花の苗やふわふわ(内側がトランポリンになっています)がありました。
- ヤギの鳴きまね大会
子供たちによる、ヤギの鳴きまね大会は、マイクに向かって「メェー」と鳴きまねをします。元気に大きな声で鳴けると賞品が貰えました。
- ヤギと子供たちのかけっこ
ヤギと子供たちが一緒にかけっこをします。ヤギは準備されるまでが大変ですが、走るとほとんどのヤギが子供より速くておどろきました。
娘も喜んで参加していましたが、やはり勝ったのはヤギでした。特に順位などは付けずに、子供たちは全員、参加賞が貰えました。参加賞とはスポンサーである病院の名前の入ったタオルでした・・・。
- ヒージャーオーラセー
ヒージャーはヤギのこと、ヒージャーオーラセーはヤギ同士の闘いのことです。特に闘わせようとしなくても、ヤギは本能的に闘うようです。立ち上がると2mを越えますので、迫力ありますね。
予定では3試合くらい行う予定でしたが、勝山から来たヤギがトラックに長時間揺られていたせいで、車酔いしてしまい(本当?)戦闘意欲を失ってしまって、1試合しか出来ませんでした。司会&実況のおじさんは、つなぐためにいろいろおしゃべりをしていて、これまた、ゆるーい感じです。
- 抽選会やカラオケ大会もあります
地元で活躍する歌手のステージや抽選会、カラオケ大会もありますが、どれものんびりと始まって、ゆる~く終わります。手作り感満載のお祭りで楽しいです。
お祭りに参加しているのは、ほとんど地元の人ばかり。近くのデイサービスから来たオジーやオバアも多くて、みなさんのんびりと楽しんでいました。
次回はひまわり祭り?
次回は秋に開催されるひまわり祭りでしょうか。(未定です)
ひまわり祭りもゆり祭りと同様で、ゆるーく癒されるお祭りです。癒されたい方は、日陰が少ないので、飲み物を持って、帽子やサングラスなどで暑さ対策をしてくださいね。