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那覇のカフェめぐり~たそかれ珈琲~

コーヒーは好きですか?私はコーヒーそのものも好きですが、飲んでいる時間が好きです。私にとってコーヒーは落ち着ける時間なのです。今日はそんな落ち着けるカフェ「たそかれ珈琲」をご紹介。

たそかれ珈琲はどんなお店?

たそかれ珈琲

「たそかれ珈琲」はネットで那覇のカフェって検索すると必ず上位に出てくる有名なお店です。

実は私、高い位置にあるたそかれ珈琲の看板に気づかずお店の前を何度も通り過ぎていました…。カフェによくある、道沿いに置いてある看板もなく、のぼりも見当たりません。

お店の入り口がサッシの引き戸っていうのも変わっていると思います。外観はカフェっぽくないのですが、でも、引き戸を開けてお店に入ると、アナザーワールドです。

細長い室内にテーブルが4つとカウンターがあって、12,3人で満員になりそうですが、天井が高いので窮屈な感じはしません。

マスターが「こんにちは」と迎えてくださいました。帽子の似合うマスターは、ネットで拝見した写真より痩せているように思えました。そのせいか、ちょっとストイックな感じがします。

店内はこぢんまりとしていますが、アンティーク風にまとめられていて落ち着く感じがします。BGMはジャズかな?こだわりのオーディオなんだそうで、私はちっともくわしくないのだけれど、柔らかい感じの音がします。

たそかれ珈琲のメニュー

メニューはこちら。

たそかれ珈琲のメニュー

コーヒー豆は自家焙煎していて、豆はブレンドしないで、ストレートの豆を使っていて、その日の天候などに合わせて、飲み頃のコーヒーをチョイスしているそうです。

「自分で作れるものは自分で作る」のがマスターのポリシーで、パンは2日かけて仕込んでいて、ハム、あんこ、ソース、ペーストも手作り!カレーもあるし、季節によって変わるメニューも。

ケーキ類は白砂糖や膨張剤を使わずに、さとうきびから作られるキビ糖を使っていて…、これ全部ひとりでやってるんですよ!

美味しそうな食べ物が沢山ありましたが、今回はカフェラテをお願いしました。「たそかれ珈琲」のコーヒーはぬるめに作られるのが基本です。

私は温かい飲み物が好きなんです。ゆっくり飲むのが好きなんですが、冷めてしまうのはイヤなので、熱めをお願いしました。

メニューには一杯ずつ、一皿ずつ作りますので、お時間かかりますと書いてありましたが、すぐに運ばれてきました。

カフェラテ(450円・税込み)

たそかれ珈琲

いつの間に?と思うくらいのスピードで美しいラテアートを仕上げてくれました。

器は沖縄で活躍されている陶芸家さんの作品だそうですが、これがラテにぴったりでした。器が違うと味が違うのは周知の事実ですね。カップの口当たりがとても良いです。持ち手もバランスが良く、大きめのカップですが持ちやすいです。

土の温かみと安定感は感じるけど、嫌な重みは感じないコーヒーにマッチした器だと思います。

ラテはミルクとコーヒーのハーモニーが最高です。ストレートの方がすっきりしていて雑味が出ない気がします。マスターは温度とともに味の変化するコーヒーが理想としていて、私には繊細な味の変化はわかりませんでしたが、冷めてもおいしかったです。

「お茶受けにどうぞ」と出してくださったのはラスクです。自家製パンの端っこを使って、ざくざくしたラスクに作られています。ざくざくだけど、ぼそぼそしてないです。今まで私が食べていたラスクは何だったんだろうって思いました。一口でおいしさが伝わるのもすごい!スイーツはどれだけのクオリティなんだろう?って、すごさが垣間見えるラスクでした。

珈琲(450円・税込み)

たそかれ珈琲のメニューにはコーヒーではなく、”珈琲”と書いてあるので、ここからは珈琲と書くことにしましょう。

私は珈琲を熱めのホットで、砂糖とミルクもお願いしました。

珈琲

マスターが自家焙煎の豆をハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れて下さいます。メニューには少しお時間がかかりますと記載されているのですが、待つ価値のある美味しさです。

とは言っても、全てのことをおひとりでやっているのに、とても手際がいいので待った感じがしませんでした。

深煎りの珈琲は、味が濃くてとてもおいしいです。味は濃いのに、後味がすっきりしているって雑味がないからでしょうか。お店を後にしても、幸せ感はそのままに、でも口の中にヘンに残る感じはありませんでした。

ホントはもっとおいしいんですが、表現力が乏しいのがくやしいくらいです。たそかれ珈琲では、飲み物だけの利用も出来ますが、食事と一緒なら100円引きになります。

カレーライス(950円・税込み)

カレーライスを食べてみました。

ほんのちょっぴり待って運ばれてきたカレーライスがこちらです。

カレーライス

まるで絵を描いたような美しい盛り付け。きっとマスターは芸術的なセンスがあるに違いない!と思いました。お料理って、食材の組み合わせは無限大、調理法もセオリーがあるようでないのでしょう。発想力が求められるので、人柄もセンスも問われるのでしょうね。

カレーは丁寧に豚肉と野菜を炒めて煮込んであり、汁っぽくないカレーです。スパイスも使ってありますが、辛くないです。スパイスが効いていて辛くないカレーって凄いですね。カレーは好きだけれども辛いのが苦手な私は、こちらの方が味がわかります。レモンライスとの相性もぴったりで、ピクルスやナッツのトッピングがいいアクセントになっています。

2日かかって作られるパンも添えられていて、小麦の味がぎゅっと詰まっているパンでした。

とてもおいしかったのが、キャロットラペ。にんじんを細く切って、お酢に漬けて作りますが、酸っぱくないんです。これはきっとお酢に秘密がありますね。お酢になにか加えたか、もしくはフルーツビネガーかもしれません。なんだろう?って思いながら食べるのも楽しいので、正解は確認しませんでした。連れて帰りたいくらいおいしかったです。おいしいお料理はしあわせな気分になりますね。

地元の方に愛されているたそかれ珈琲

落ち着いた雰囲気のお店なので、本を片手に過ごしたいお店です。コーヒーを飲みながら、PCを打っているお客さんもいました。地元の人が多い印象です。

みんなでわいわいするというより、ほっこり落ち着きたい時に訪れるお店です。ちょっとテンションが下がり気味の私でしたが、すっかり落ち着けました。

お会計は450円!カップにたっぷり入っていてこの価格は安いです。帰る時はマスターが見送ってくださいました。(ちょっと恥ずかしい。)

たそかれ珈琲のアクセス

モノレール美栄橋駅から川沿いの道を歩いて3分くらいです。看板は高い位置にあります。見落とさないでくださいね。

  • 住所:〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1丁目14−3
  • 営業時間:9:00~16:00(15:30 LO)
  • 定休日:2019年6月3日以降は木、日、祝。臨時休業することもありますので、Facebookでご確認ください。
  • TEL:電話はありません。

ABOUT THE AUTHOR

島人
東京出身で那覇に引っ越してきました。小学生の娘を育てている主婦です。食べるの大好き!特に甘いものが好きです。沖縄の美味しい食べ物を沢山紹介したいと思います。
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